BubbleでSaaS開発!費用目安・成功事例や失敗しない進め方を徹底解説!

「自社でSaaSを立ち上げたいけれど、開発費用が数千万円もかかるのは厳しい……」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。従来のゼロからのシステム開発では、半年〜1年以上の期間と多額の予算が必要になるのが一般的でした。

そこで今、注目を集めているのがノーコードツール「Bubble(バブル)」を使ったSaaS開発です。プログラミング不要で本格的なWebサービスを構築できるため、スタートアップや新規事業の現場で導入が加速しています。

とはいえ、「本当にBubbleでSaaSが作れるの?」「費用や開発期間はどのくらい?」「ユーザーが増えても大丈夫?」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、BubbleによるSaaS開発の可否からメリット・デメリット、具体的な費用感や成功事例、さらには失敗を避けるためのポイントまでを徹底的に解説します。読み終える頃には、あなたのプロジェクトにBubbleが合っているかどうか、判断できる状態になっているはずです。

なお、「Bubbleで開発したいけれど、どの開発会社に頼めばいいかわからない」という方には**「ノーコード開発の窓口」**がおすすめです。ノーコード専門の開発会社を比較・検討できるマッチングサイトで、コンシェルジュがツール選定から要件定義まで無料でサポート。複数社の比較も簡単にできるため、初めての外注でも安心して進められます。


この記事のポイント

Q. BubbleでSaaS開発は本当にできる?

Bubbleで SaaS開発は十分に可能です。会員管理・決済・権限管理・API連携など、SaaSに必要な主要機能はほぼカバーできます。ただし、数万人規模の同時アクセスや高度なリアルタイム処理には制約があるため、サービスの規模や要件に応じた判断が必要です。

Q. BubbleでSaaSを開発すると費用と期間はどのくらい?

MVP・小規模SaaSなら50〜200万円・2週間〜1ヶ月、中規模で150〜350万円・1〜3ヶ月、大規模でも350〜650万円・3〜6ヶ月が目安です。スクラッチ開発と比べて費用・期間ともに数分の一に抑えられます。

Q. BubbleでのSaaS開発で失敗しないためのポイントは?

最初から機能を盛り込みすぎず、MVPで素早くリリースして市場検証することが鉄則です。加えて、Bubble開発やSaaS構築の実績が豊富な開発パートナーを選ぶことで、設計の手戻りやリリース後の不具合リスクを大幅に減らせます。

貴社に最適な発注先選定をご支援いたします。
発注先選定支援 無料で相談する
目次
ノーコード開発の窓口なら自社に合った発注先を選ぶことが可能です。
開発会社である弊社のコンシェルジュが、ご要望に応じて発注先の選定をご支援。
安心してプロジェクトの依頼先を選べます。
無料で問い合わせる
資料をダウンロード

【結論】BubbleでSaaS開発はできる

結論からお伝えすると、BubbleでSaaSを開発することは十分に可能です。実際に国内外で、Bubbleを使って構築されたSaaSが資金調達に成功したり、数万人規模のユーザーを獲得したりした事例が数多く存在します。

ただし、「どんなSaaSでもBubbleで作れる」というわけではありません。サービスの規模や求められる性能によっては、Bubble単体では対応しきれないケースもあるため、向き・不向きを正しく理解しておくことが大切です。

そもそもBubbleとは?

Bubble(バブル)は、プログラミングなしでWebアプリケーションを開発できる「ノーコード開発ツール」の一つです。画面上でパーツをドラッグ&ドロップして配置し、動作の流れを視覚的に設定するだけで、本格的なWebサービスを作ることができます。

世界中で600万以上のアプリがBubble上で構築されており、ノーコードツールの中でも特にSaaS開発との相性が良いプラットフォームとして知られています。

BubbleがSaaS開発に対応できる理由

SaaS(サース)とは、インターネット経由でユーザーに提供するソフトウェアサービスのこと。一般的にSaaSを運営するには、以下のような機能が必要になります。

  • 会員管理:ユーザー登録・ログイン・パスワードリセットなど
  • 決済機能:クレジットカード決済やサブスク(定額課金)への対応
  • 権限管理:管理者と一般ユーザーでアクセスできる範囲を分ける仕組み
  • データベース:ユーザーごとの情報を保存・検索・表示する機能
  • 外部サービスとの連携:決済サービスやメール配信ツールなどとのつなぎこみ
  • 画面デザイン:スマートフォンやパソコンどちらでも使いやすい画面設計

Bubbleはこれらの機能をほぼすべてカバーしており、ノーコードでありながらSaaSに必要な仕組みを一通り構築できる点が大きな強みです。たとえば、決済にはStripe(ストライプ)やPayPal(ペイパル)との連携が可能で、サブスク課金のような仕組みもプラグイン(追加機能)を使って導入できます。

Bubbleが得意なSaaS・苦手なSaaS

とはいえ、Bubbleにも向き・不向きがあります。以下の表で整理してみましょう。

区分具体例補足
得意なSaaSマッチングサービス、予約管理、タスク管理、社内業務ツール、顧客管理(CRM)などユーザー数が数千〜数万人規模で、画面操作が中心のサービスに強い
苦手なSaaS数十万人が同時にアクセスする大規模サービス、リアルタイム処理が多いサービス、高度なAI処理を組み込むサービスBubble単体では処理速度や安定性に限界がある

ポイントは、苦手な領域であっても「まったく不可能」というわけではないこと。外部のサーバーやAPIサービスと組み合わせることで、Bubbleの弱点を補いながら開発を進めるケースも増えています。

まずはMVPとしてBubbleを使うのが王道

SaaS開発でもっとも多い活用パターンは、**MVP(エムブイピー)**としてBubbleを使う方法です。MVPとは「最小限の機能だけを搭載した製品」のことで、まずは必要最低限の機能でサービスをリリースし、実際のユーザーの反応を見ながら改善を重ねていく進め方を指します。

Bubbleなら数ヶ月でMVPを市場に投入できるため、「まずは小さく始めて、手応えがあれば本格投資する」というスタートアップ的なアプローチに最適。最初からフルスクラッチ(ゼロから全部作る方法)で大きな投資をするリスクを避けられるのは、大きなメリットといえるでしょう。


ノーコード開発の窓口なら自社に合った発注先を選ぶことが可能です。
開発会社である弊社のコンシェルジュが、ご要望に応じて発注先の選定をご支援。
安心してプロジェクトの依頼先を選べます。
無料で問い合わせる
資料をダウンロード

BubbleでできるSaaS開発の対応範囲と主な機能

「BubbleでSaaS開発ができる」とはいえ、具体的にどこまでの機能を実現できるのか気になるところではないでしょうか。ここでは、SaaSに必要な代表的な機能ごとにBubbleの対応状況を整理したうえで、Bubbleでは難しい領域についても正直にお伝えします。

Bubbleで実現できるSaaSの機能範囲一覧

まずは、SaaSで求められる主な機能と、それぞれに対するBubbleの対応状況を一覧で確認してみましょう。

SaaSに必要な機能Bubble対応状況実現方法・補足
ユーザー認証・ログインBubbleの標準機能だけで、会員登録・ログイン・パスワードリセットまで構築可能
データベース設計・管理画面上で直感的に操作できるビジュアルエディタを使い、データの保存・検索・表示を設定できる
決済・サブスク課金Stripe(ストライプ)などの外部決済サービスと連携することで、月額課金や従量課金に対応
API連携「API Connector」という機能を使い、メール配信・分析ツール・AIサービスなど外部サービスとつなぎこみが可能
管理画面・ダッシュボード管理者向けの画面やデータ集計用のダッシュボードも、標準機能の組み合わせで作成できる
リアルタイム大量同時処理数百〜数千人程度の同時利用は問題ないが、数万人規模のリアルタイム処理では速度低下のリスクあり
ネイティブアプリの高度機能Webアプリとしてスマホ対応は可能だが、カメラ制御やプッシュ通知など一部機能には制限がある

◎=Bubble単体で十分に対応可能 ○=外部サービスとの連携で対応可能 △=規模や要件によって制約あり

このように、SaaSの基本となる機能はBubbleでほぼカバーできることがわかります。特に「ユーザー認証」「データベース」「管理画面」といった土台部分は標準機能だけで完結するため、追加の費用をかけずに構築できるのが魅力です。

決済やAPI連携も、専用のプラグイン(拡張機能)や接続ツールが用意されているため、プログラミングの知識がなくても設定画面から導入できます。たとえばStripeとの連携であれば、プラグインをインストールしてAPIキー(接続用の認証コード)を設定するだけで、サブスク課金の仕組みを組み込むことが可能です。

高度なシステムはBubbleでの対応が難しい

一方で、すべてのSaaSがBubbleだけで完結するわけではありません。以下のようなケースでは、Bubble単体での対応に限界が出てきます。

数十万人規模の大量同時アクセス処理 Bubbleのサーバーは共有型のクラウド環境で動作しているため、数十万人が同時にアクセスするような大規模サービスでは、画面の読み込みが遅くなったり、動作が不安定になったりする可能性があります。アクセスが集中するキャンペーンサイトや、リアルタイム性が求められるチャットサービスなどは注意が必要です。

複雑で高度なUI(画面デザイン) Bubbleはドラッグ&ドロップで画面を作れる反面、アニメーションを多用したリッチなデザインや、ネイティブアプリ(iPhoneやAndroid専用アプリ)特有の操作感を完全に再現するのは難しい場合があります。デザインの自由度を最優先にしたいプロジェクトでは、制約を感じることもあるでしょう。

大量データの高速バッチ処理 数百万件を超えるデータを一括で集計・変換するような処理は、Bubbleのデータベースだけでは時間がかかりすぎることがあります。こうした重い処理が必要な場合は、外部のクラウドサーバー(AWSやGoogle Cloudなど)にデータ処理を任せる「ハイブリッド構成」を検討するのが現実的な選択肢です。

ただし、こうした制約があるからといって「Bubbleは使えない」とはなりません。最初はBubbleでMVP(最小限の製品)を素早くリリースし、ユーザーが増えてきた段階で外部サービスを組み合わせたり、必要に応じてスクラッチ開発に移行したりする——という段階的なアプローチが、もっとも賢い進め方といえます。


BubbleでのSaaS開発に向いているケース・向いていないケース

Bubbleの対応範囲を把握したところで、次に気になるのは「自分のプロジェクトにBubbleが合っているかどうか」ではないでしょうか。ここでは、Bubbleが力を発揮しやすいケースと、別の手段を検討したほうがよいケースを具体的に整理します。

向き・不向きを判断するポイントは、大きく分けて以下の4つです。

  • MVP・初期検証フェーズのSaaSには最適
  • BtoB業務系SaaSはBubbleとの相性が高い
  • 大規模同時接続が前提のSaaSには向かない
  • 高度なリアルタイム処理が中核機能なら別の選択肢を検討すべき

MVP・初期検証フェーズのSaaSには最適

「まずはアイデアを形にして、実際にユーザーの反応を見たい」——そんなフェーズにあるプロジェクトこそ、Bubbleの強みがもっとも活きる場面です。

従来のスクラッチ開発では、MVP(最小限の機能だけを搭載した製品)を作るだけでも数ヶ月〜半年、費用も数百万円以上かかるのが一般的でした。一方Bubbleなら、シンプルなSaaSであれば1〜3ヶ月程度でリリースまで持っていくことが可能です。

スタートアップや社内の新規事業では、「作ってみたら市場のニーズとズレていた」というリスクが常につきまといます。Bubbleを使えば少ない投資で素早くリリースし、ユーザーの声をもとに方向修正できるため、このリスクを最小限に抑えられるのが大きな魅力。実際に、Bubbleで構築したMVPで手応えをつかみ、その後の資金調達や本格開発につなげた事例は国内外で数多く報告されています。

BtoB業務系SaaSはBubbleとの相性が高い

Bubbleと特に相性が良いのが、企業向け(BtoB)の業務系SaaSです。具体的には、以下のようなサービスが該当します。

  • 顧客管理(CRM)ツール
  • プロジェクト管理・タスク管理ツール
  • 予約管理や在庫管理システム
  • 社内の申請・承認ワークフロー
  • サブスク型の業務支援サービス

こうしたBtoB SaaSには「派手なアニメーションよりも、データ管理や業務フローの正確さが重視される」「同時アクセス数が数千人規模に収まることが多い」という特徴があります。これはまさにBubbleの得意領域と一致するポイントです。

加えて、BtoB SaaSでは管理画面やダッシュボードの作り込みが求められますが、Bubbleなら標準機能だけでこれらを構築可能。StripeやSendGrid(メール配信サービス)などとのAPI連携も容易なため、課金管理や通知機能も比較的スムーズに導入できます。

大規模同時接続が前提のSaaSには向かない

反対に、サービスの初期段階から数万〜数十万人の同時接続を前提とするSaaSには、Bubbleは不向きといえます。

たとえば、大規模なECモール(ネットショッピングサイト)、全国規模のライブ配信プラットフォーム、タイムセールで瞬間的にアクセスが集中するサービスなどが該当します。Bubbleの共有サーバー環境では、こうしたアクセス集中時に画面の読み込みが遅くなったり、一時的にサービスが不安定になったりする可能性が否定できません。

もちろん、「将来的にユーザーが増える可能性がある」程度であれば心配しすぎる必要はないでしょう。問題になるのは、ローンチ直後から大量アクセスが見込まれるケースです。そうした場合は、最初からスケーラビリティ(利用者増加への対応力)を重視した技術基盤を選ぶほうが安全といえます。

高度なリアルタイム処理が中核機能なら別の選択肢を検討すべき

もう一つ注意したいのが、リアルタイム性がサービスの核となるSaaSです。

具体的には、以下のようなサービスがこれに当たります。

  • 株価や為替のリアルタイム表示が求められる金融系ツール
  • 多人数が同時に編集するコラボレーションツール(Google Docsのようなサービス)
  • ミリ秒単位の応答速度が必要なゲームやトレーディングシステム

こうしたサービスでは、データの更新を瞬時に全ユーザーへ反映させる仕組みが不可欠です。Bubbleでもリアルタイム的な表示更新は可能ですが、処理の遅延(タイムラグ)が許容範囲を超えるケースも少なくありません。サービスの価値そのものがリアルタイム性に依存しているなら、専用のフレームワークやスクラッチ開発を選択肢に入れたほうが良いでしょう。

ただし、「通知をリアルタイムで届けたい」「チャット機能を付けたい」といった補助的な用途であれば、外部サービスとの連携で対応できる場合もあります。自社のSaaSにおけるリアルタイム処理の重要度を見極めたうえで、判断することが大切です。


最適な開発パートナーが見つかる
まずはお気軽に無料相談から!

BubbleでSaaS開発を行うメリット・デメリット

Bubbleの向き・不向きを把握したところで、次はメリットとデメリットをより具体的に整理していきましょう。「なんとなく良さそう」ではなく、7つの評価軸で比較することで、あなたのプロジェクトにとっての判断材料が明確になるはずです。

まずは全体像を一覧で確認してみてください。

評価軸メリットデメリット・注意点
開発スピード従来の1/3〜1/5の期間で開発可能複雑な要件では工数が膨らむ
初期コストスクラッチ比で大幅に削減できるBubbleの月額プラン費用は継続発生
運用コストインフラ構築・管理が不要WU(ワークロードユニット)ベースで変動する
開発の柔軟性ビジュアル操作で仕様変更が速いプラットフォーム依存(ベンダーロックイン)
拡張性プラグイン・API連携で幅広く対応複雑なロジックには限界がある
学習コストコード不要で非エンジニアも参加可能Bubble独自の設計思想への習熟が必要
スケーラビリティ中規模までは十分に対応大規模アクセス時にパフォーマンス課題

それぞれの項目をもう少し掘り下げて解説します。

開発スピード:圧倒的に速いが、要件次第で変わる

Bubbleの最大の魅力は、開発スピードの速さです。画面デザインをドラッグ&ドロップで作り、機能の動きをビジュアルで設定できるため、従来のプログラミング開発と比べて1/3〜1/5程度の期間でリリースまで到達できるケースが多くあります。シンプルなSaaSなら1〜3ヶ月で市場投入することも十分に現実的です。

ただし、「ノーコードだから何でも速く作れる」と考えるのは危険。要件が複雑になるほど設計の手間は増えますし、機能を詰め込みすぎると開発が長期化する原因にもなります。スピードを活かすには、最初の段階で「本当に必要な機能」と「あとから追加する機能」をしっかり切り分けることが重要です。

初期コスト:大幅に抑えられるが、月額費用は続く

スクラッチ開発では数千万円かかることも珍しくないSaaS開発ですが、Bubbleなら数百万円台に収まるケースがほとんど。エンジニアの人件費や開発環境の構築費を大きく削減できるのは、スタートアップや新規事業にとって大きなアドバンテージです。

一方で見落としがちなのが、Bubbleの月額プラン費用。本番環境でSaaSを運用するには有料プランへの加入が必須で、プランによっては月額数万円〜の固定費が発生し続けます。初期費用だけでなく、ランニングコスト(継続的にかかる費用)も含めた予算計画が欠かせません。

運用コスト:インフラ不要だが、使い方次第で変動する

Bubbleはサーバーやデータベースの構築・管理をすべてプラットフォーム側が担ってくれるため、インフラ周りの運用コストを気にする必要がありません。サーバー監視やセキュリティアップデートといった手間から解放されるのは、少人数チームにとって非常にありがたいポイントでしょう。

ただし、Bubbleの料金体系には「WU(ワークロードユニット)」という処理量に応じた課金の仕組みがあります。ユーザー数やデータ処理量が増えるほどWUの消費も増え、プランの上限を超えると追加料金が発生する仕組みです。サービスが成長するにつれて運用コストがどう変化するか、事前にシミュレーションしておくと安心です。

開発の柔軟性:変更に強いが、プラットフォームへの依存は避けられない

Bubbleはビジュアル操作で画面や機能を編集できるため、仕様変更への対応がとてもスピーディー。「ユーザーの声を反映して画面レイアウトを変えたい」「新しい入力項目を追加したい」といった修正も、短時間で反映できます。

しかし、Bubbleで作ったサービスはBubbleのプラットフォーム上でしか動きません。これは「ベンダーロックイン」と呼ばれる状態で、将来的にBubbleから別の開発環境へ移行したくなった場合、ゼロから作り直す必要があるということ。Bubble側の料金改定やサービス方針の変更にも影響を受けるため、長期的な視点でのリスクとして認識しておく必要があります。

拡張性:プラグインとAPI連携で広がるが、限界もある

Bubbleには豊富なプラグイン(拡張機能)が用意されており、決済・メール配信・チャット・AI連携など、さまざまな機能を手軽に追加可能。さらにAPI Connector(外部サービスとの接続機能)を使えば、プラグインにない独自の連携も実現できます。

とはいえ、非常に複雑な計算処理や独自のアルゴリズム(処理の手順)を組み込みたい場合、Bubbleのビジュアル操作だけでは表現しきれないケースも出てきます。そうした場面では、外部サーバーで処理を行いBubbleに結果だけを返す「ハイブリッド構成」を検討するのが現実的な解決策です。

学習コスト:非エンジニアも参加できるが、独自ルールの理解は必要

プログラミング言語を覚える必要がないため、デザイナーやビジネス担当者など非エンジニアのメンバーでも開発に関われるのはBubbleならではのメリット。チーム全体でプロダクト改善に取り組みやすくなります。

ただし、Bubbleには独自のデータベース構造やワークフロー(処理の流れ)の設計ルールがあり、これを理解するまでにはある程度の学習期間が必要です。特にSaaSのように複数の機能が連携するサービスを作る場合、Bubble特有の「お作法」を知らないまま進めると、あとから設計の見直しが発生することも。公式のチュートリアルやコミュニティを活用しながら、基本的な考え方を早めに身につけておくのがおすすめです。

スケーラビリティ:中規模までは安心、大規模は要注意

数百〜数千人規模のユーザーが利用するSaaSであれば、Bubbleのパフォーマンスで十分に対応できます。データベースの設計を適切に行い、不要なデータの読み込みを減らすといった基本的な工夫を押さえておけば、快適な動作を維持することは難しくありません。

一方、ユーザー数が数万人を超え、同時アクセスが頻繁に発生するようになると、レスポンス速度(画面が表示されるまでの時間)の低下が課題になることがあります。サービスの成長を見据えるなら、「まずはBubbleで始めて、一定規模を超えたらスクラッチ開発に移行する」というロードマップをあらかじめ描いておくと、慌てずに対応できるでしょう。


BubbleでSaaSを開発したときの費用の目安と比較

「実際のところ、いくらかかるの?」——SaaS開発を検討するうえで、費用感はもっとも気になるポイントの一つでしょう。ここでは、Bubbleを使った場合の開発費用と期間を、従来のスクラッチ開発(ゼロからプログラミングで作る方法)と比較しながら整理します。

規模別:開発費用と期間の比較表

以下の表は、SaaSの規模ごとにBubble開発とスクラッチ開発を比較したものです。

規模Bubble(ノーコード)開発費用Bubble開発期間スクラッチ開発費用スクラッチ開発期間
MVP・小規模SaaS50〜200万円2週間〜1ヶ月300〜500万円3〜6ヶ月
中規模SaaS(基本機能一式)150〜350万円1〜3ヶ月500〜2,000万円6〜12ヶ月
大規模・複雑なSaaS350〜650万円3〜6ヶ月2,000万円〜1億円超12ヶ月〜2年以上

一目でわかるように、Bubbleを活用すれば費用・期間ともにスクラッチ開発の数分の一に抑えられるケースがほとんどです。特にMVP〜中規模の段階ではその差が顕著で、「まず市場で試したい」というフェーズにおけるコストパフォーマンスは非常に高いといえます。

それぞれの規模について、もう少し具体的に見ていきましょう。

MVP・小規模SaaS(50〜200万円/2週間〜1ヶ月)

ユーザー登録・ログイン、メイン機能1〜2つ、簡易的な管理画面といった最小限の構成で、まずはサービスを形にするパターンです。マッチングサービスの初期版や、シンプルな予約管理ツールなどが該当します。スクラッチ開発なら300〜500万円・3〜6ヶ月かかるところを、Bubbleなら数十万円〜・最短2週間で立ち上げられる可能性があります。

中規模SaaS(150〜350万円/1〜3ヶ月)

サブスク課金、複数のユーザー権限、外部サービスとのAPI連携、レポート機能など、業務利用に耐えうる一通りの機能を備えた構成です。BtoB向けの業務管理ツールや顧客管理(CRM)サービスなどがこの規模に当たります。スクラッチ開発では500〜2,000万円規模の投資が必要になるため、Bubbleとの費用差はさらに大きくなります。

大規模・複雑なSaaS(350〜650万円/3〜6ヶ月)

外部データベースとの連携、高度なセキュリティ設計、複数テナント対応(1つのシステムで複数の企業を管理する構成)など、本格的なSaaSとしての要件を満たす開発です。スクラッチ開発では2,000万円〜1億円超・1〜2年以上が一般的な相場であり、Bubbleを採用することで初期投資を大幅に圧縮できます。

Bubbleの月額プラン費用も忘れずに

開発費用とは別に、BubbleでSaaSを本番運用するにはGrowthプラン以上(月額$119〜/年払い時、日本円で約1.8万円〜)の契約が必要です。Freeプラン(無料)では本番環境へのデプロイ(公開)ができず、Starterプラン(最安の有料プラン)もエディタを使える人数が1名まで、処理量の上限(WU=ワークロードユニット)も低いため、実際にユーザーが利用するSaaSにはGrowthプランが実質的な最低ラインとなります。

※上記の日本円換算は1ドル=155円(執筆時点)で算出しています。

費用を抑えるために押さえておきたいポイント

Bubbleでの開発費用をさらに抑えたい場合は、以下の3つを意識すると効果的です。

①機能の優先順位を明確にする 「あったら便利」な機能まで初期に盛り込むと、工数と費用が膨らみがち。まずは「なければサービスが成り立たない」機能だけに絞り、それ以外はリリース後にユーザーの声を聞きながら追加していくのが鉄則です。

②テンプレートやプラグインを活用する Bubbleにはさまざまなテンプレート(あらかじめ用意された画面の雛形)やプラグイン(追加機能)が公開されています。ゼロから作るよりも、既存のテンプレートをベースにカスタマイズするほうが工数を大幅に短縮可能です。

③Bubble開発に強い会社に依頼する 経験の浅い開発会社に依頼すると、設計のやり直しや不具合対応で余計な費用が発生しがち。Bubble開発の実績が豊富なパートナーを選ぶことで、結果的にコストを抑えられるケースが少なくありません。


BubbleでSaaS開発を始める前に必要な準備

費用感やメリット・デメリットを理解して「Bubbleで進めよう」と決めたら、いきなり開発に着手するのではなく、まずは土台となる準備をしっかり固めることが大切です。ノーコードだからといって場当たり的に作り始めると、途中で方向性がブレたり、不要な機能に時間とお金をかけてしまったりするリスクが高まります。

開発前に押さえておくべき準備は、大きく以下の4つです。

  • ターゲットユーザーと解決する課題を明確にする
  • 必要な機能を洗い出し優先順位をつける
  • 収益モデルと料金体系の方針を決める
  • 開発体制を決める

ターゲットユーザーと解決する課題を明確にする

SaaS開発で最初に取り組むべきなのは、「誰の、どんな困りごとを解決するサービスなのか」をはっきりさせることです。ここが曖昧なまま開発を進めると、「機能はたくさんあるのに、誰にも刺さらないサービス」になってしまう恐れがあります。

具体的には、次のような問いに答えられる状態を目指しましょう。

  • 誰が使うのか?(例:従業員50名以下の中小企業の経理担当者)
  • どんな課題を抱えているのか?(例:請求書の作成と管理に毎月10時間以上かかっている)
  • このサービスを使うとどう変わるのか?(例:請求書作成が自動化され、月の作業時間が2時間以下に短縮される)

ターゲットと課題が明確になれば、「どんな機能が本当に必要か」「どこにお金と時間をかけるべきか」の判断も格段にしやすくなります。

必要な機能を洗い出し優先順位をつける

ターゲットと課題が定まったら、サービスに必要な機能を一覧で書き出していきましょう。そのうえで、それぞれの機能を以下の2つに分類するのがポイントです。

  • 必須機能:これがないとサービスとして成立しないもの(例:ユーザー登録、メイン機能、決済)
  • 追加機能:あると便利だが、最初のリリースでは後回しにできるもの(例:詳細な分析レポート、通知のカスタマイズ、多言語対応)

SaaS開発で陥りがちな失敗の一つが、「あれもこれも」と機能を盛り込みすぎて開発期間が延びてしまうこと。Bubbleはノーコードで自由に機能を追加できる分、つい欲張ってしまいやすい点に注意が必要です。

まずは必須機能だけに絞ってMVP(最小限の製品)をリリースし、実際のユーザーの声を聞いてから追加機能の優先順位を決める——この流れが、失敗リスクを最小限に抑える鉄則といえます。

収益モデルと料金体系の方針を決める

SaaSはリリースして終わりではなく、継続的に収益を生み出してこそビジネスとして成立します。開発に着手する前の段階で、どのように売上を立てるかの大枠を決めておきましょう。

代表的な収益モデルは以下の3つです。

  • サブスク課金(定額制):月額や年額で一定の料金を支払ってもらうモデル。安定した収益が見込みやすく、SaaSでもっとも多く採用されている形態
  • 従量課金:利用した量(データ件数、API呼び出し回数など)に応じて料金が変動するモデル。利用頻度にばらつきがあるBtoB向けサービスと相性が良い
  • フリーミアム:基本機能は無料で開放し、上位機能やサポートを有料にするモデル。まずは多くのユーザーに使ってもらい、その一部を有料プランに引き上げる戦略

どのモデルを選ぶかによって、必要な決済機能の設計やユーザー管理の仕組みが変わってきます。たとえばフリーミアムなら「無料プランと有料プランで利用できる機能を出し分ける」設計が必要になりますし、従量課金なら「利用量を正確に計測・表示する仕組み」が欠かせません。

料金体系は開発の設計に直結するため、あとから大幅に変更しようとすると手戻りが大きくなりがち。完璧でなくても構わないので、開発前に方針だけは固めておくことをおすすめします。

開発体制を決める

最後に、「誰がどのように開発を進めるのか」という体制面の整理も欠かせません。大きく分けて、以下の3パターンがあります。

①自社開発(内製) 社内にBubbleを扱えるメンバーがいる場合に選べる方法です。意思決定が速く、細かな修正にも即座に対応できるのがメリット。一方で、Bubbleの設計経験が浅いまま進めると、あとから構造的な問題が発覚するリスクもあります。

②外注(開発会社への委託) Bubble開発の実績を持つ専門会社に依頼するパターンです。SaaS特有の設計ノウハウ(権限管理、課金設計、パフォーマンス対策など)を持つ会社を選べば、品質とスピードの両立が期待できます。ただし、発注先の選び方を誤ると、かえって手戻りや追加コストが発生するため注意が必要です。

③ハイブリッド(自社+外注の併用) 企画や要件定義は自社で行い、実際の開発は外部パートナーに任せるという組み合わせ方。自社のビジネス知識と、開発会社の技術力をバランスよく活かせるため、中規模以上のSaaS開発ではこの形がもっとも多く見られます。

どの体制が正解かは、予算・スケジュール・社内リソースによって異なります。重要なのは、「開発が終わったあとの運用・改善まで含めて対応できる体制かどうか」を考えること。SaaSはリリース後も継続的にアップデートしていく必要があるため、開発だけでなく運用フェーズまで見据えた体制づくりを心がけましょう。


BubbleでのSaaS開発の流れ【企画〜公開まで】

準備が整ったら、いよいよ開発に進みます。BubbleでのSaaS開発は、大きく5つのフェーズに分けて進めるのが基本です。「ノーコードだから適当に作り始めても大丈夫」と思いがちですが、段階を踏んで進めることで手戻りを防ぎ、結果的にスピードも品質も高まります。

まずは全体の流れを一覧で確認しましょう。

フェーズやること主な成果物期間目安主な担当
① 企画・要件定義ターゲット整理、機能の優先順位付け、収益モデル決定要件一覧・機能優先順位表1〜2週間事業側
② 設計・プロトタイプ画面構成、データベース設計、UIデザインワイヤーフレーム・DB設計書1〜2週間事業側+開発側
③ MVP開発最小機能の実装、Bubble上での構築動作するMVP2〜4週間開発側
④ 市場検証・改善ユーザーテスト、フィードバック収集、機能改善検証結果・改善版MVP2〜4週間事業側+開発側
⑤ 本開発・公開機能追加、決済テスト、セキュリティ設定、ドメイン設定、公開本番リリース版SaaS4〜8週間開発側+事業側

全体を通すと、MVP公開までは最短で約6週間、本番リリースまで含めても3〜5ヶ月程度が一つの目安です。それでは、各フェーズの内容を詳しく見ていきましょう。

① 企画・要件定義(1〜2週間)

開発の成否を左右するもっとも重要なフェーズです。前章で解説した「ターゲット・課題の明確化」「機能の優先順位付け」「収益モデルの決定」を、ここで具体的なドキュメントに落とし込みます。

このフェーズで作成するのは、主に以下の2つです。

  • 要件一覧:サービスに必要な機能・条件を一覧化したもの
  • 機能優先順位表:各機能を「MVP(初回リリース)に含めるもの」と「あとから追加するもの」に分類した表

ポイントは、「あれもこれも」と欲張らないこと。特にBubbleでの開発では、機能を絞るほどリリースまでのスピードが上がります。「このサービスが成立するための最低限の機能は何か?」を常に問いかけながら整理していくのがコツです。

② 設計・プロトタイプ(1〜2週間)

要件が固まったら、実際の画面構成やデータの管理方法を設計するフェーズに入ります。

画面設計(ワイヤーフレーム) 「どの画面に何を配置するか」「ユーザーがどんな順番で操作するか」をラフなスケッチや簡易な図で整理します。Bubbleはドラッグ&ドロップで画面を作れるため、この段階でBubble上に「動く画面見本(プロトタイプ)」を作ってしまうのも効果的。実際に操作できるプロトタイプがあると、チーム内の認識合わせやユーザーへのヒアリングがスムーズに進みます。

データベース設計 SaaSの裏側で「どんなデータを、どのように保存・管理するか」を決める作業です。たとえばユーザー情報、プランの契約状況、サービス上で扱うコンテンツデータなど、必要なデータの種類と関係性を整理します。Bubbleのデータベースはビジュアルエディタで直感的に設計できますが、ここでの設計が甘いとあとからパフォーマンスの問題が出やすくなるため、丁寧に進めたいフェーズです。

③ MVP開発(2〜4週間)

設計をもとに、Bubble上で実際にサービスを組み立てていくフェーズです。MVPとして「最低限これがあればサービスとして動く」機能だけを実装します。

一般的なSaaSのMVPに含まれる機能は、たとえば以下のようなものです。

  • ユーザー登録・ログイン
  • サービスの核となるメイン機能(1〜2つ)
  • 簡易的な管理画面
  • 決済機能(サブスク課金のテスト導入)

Bubbleならこれらの機能を2〜4週間で形にすることが可能。開発中もリアルタイムで動作を確認できるため、「作っては試す」を繰り返しながら進められるのがノーコードの強みです。

この段階では見た目の完成度にこだわりすぎないことも大切。デザインの細かな調整はあとからいくらでもできるので、まずは「ちゃんと動くかどうか」に集中しましょう。

④ 市場検証・改善(2〜4週間)

MVPが完成したら、実際のユーザーに触ってもらい、フィードバックを集めるフェーズに移ります。SaaS開発において、このステップを飛ばすのは非常にリスクが高い行為です。

検証の方法としては、以下のようなやり方があります。

  • ターゲットに近いユーザー5〜10名に実際に使ってもらい、感想や改善点をヒアリングする
  • ベータ版(試用版)として限定公開し、利用データを分析する
  • アンケートやインタビューで「使いにくい点」「欲しい機能」を直接聞き出す

ここで得られたフィードバックをもとにMVPを改善し、サービスの方向性が正しいことを確認してから次のステップに進みます。「思っていたのと違った」という発見があれば、この段階で軌道修正できるのが、Bubbleで素早くMVPを作るメリットです。

⑤ 本開発・公開(4〜8週間)

市場検証で手応えが得られたら、本番リリースに向けた仕上げのフェーズに入ります。MVPをベースに、以下のような作業を進めていきましょう。

機能の追加・拡充 検証結果をもとに、ユーザーから求められた機能や、運用上必要な機能を追加します。ただし、ここでも「全部入り」を目指す必要はありません。優先度の高い機能から順に実装し、リリース後も継続的に改善していく姿勢が重要です。

決済機能の本番テスト Stripe(ストライプ)などの決済サービスと連携し、実際の課金処理が正しく動作するかを入念にテストします。サブスク課金の場合は、契約の開始・更新・解約といった一連の流れをすべて確認しておくのが安全です。

セキュリティの設定 ユーザーの権限設定(管理者と一般ユーザーでアクセスできる範囲を分ける)やデータの保護設定を最終チェックします。特にBtoB SaaSでは、「他社のデータが見えてしまう」といった事故は致命的。公開前に必ず権限周りの動作確認を行いましょう。

独自ドメインの設定と公開 Bubbleでは独自ドメイン(自社のURL)を設定して公開することが可能です。SSL(通信の暗号化)も自動で適用されるため、セキュリティ面でも安心してサービスを公開できます。

ここまでのフェーズを経て、ようやく本番リリースとなります。ただし、リリースはゴールではなくスタート地点。公開後もユーザーの声を拾いながら改善を続けることで、SaaSとしての価値を高めていくことが成功への鍵となります。


Bubbleで開発されたSaaSの成功事例

「Bubbleで本当にSaaSが作れるのか」という疑問に対して、もっとも説得力があるのは実際の成功事例でしょう。ここでは、Bubbleを活用して開発されたSaaSの中から、特に注目すべき国内事例を2つご紹介します。

SaaSのBubble開発で7億円の資金調達に成功した事例:リモートHQ

リモートワーク支援プラットフォーム「リモートHQ」を運営するHQ社は、創業初期のプロダクトをBubbleで構築し、累計約9億円(うちシリーズAで約7億円)の資金調達を実現した国内有数の成功事例です。

HQ社は2021年3月に創業し、メインのアプリもバックエンド(サーバー側の処理)もBubbleで開発。プロダクトマネージャーがノーコードで素早くサービスを形にし、市場投入後はユーザーの反応を見ながら次々と機能を追加していきました。

注目すべきは、そのスピード感です。創業から約1年後にはシードラウンドで約2億円を調達し、さらにその6ヶ月半後にはシリーズAで約7億円を調達するという急成長を遂げています。Bubbleによる高速な開発と改善サイクルが、この成長スピードを支えた大きな要因といえるでしょう。

なお、HQ社はサービスの成長に伴い、BubbleからGo言語とTypeScript(React)へのシステム移行を実施。CTO自身が「思っていた以上にBubbleでいろんなことができる」と振り返る一方で、データベースのバリデーション(入力チェック)機能の弱さなど、規模拡大に伴う限界も経験しています。

この事例は、「BubbleでMVPを素早く立ち上げ、PMF(プロダクトマーケットフィット=市場に受け入れられる状態)を達成してから本格的な開発に移行する」という王道パターンを体現したものといえます。

参考:Coral Capital「ノーコード」だけで7億円のシリーズAまでスピード調達、HQに聞く

Bubbleで4ヶ月でMVPをリリースした事例:ABABA

就職活動の仕組みに新しい価値を提案するサービス「ABABA」は、Bubbleを使って短期間でMVPを開発・リリースした事例です。

ABABAは「最終面接で不採用になった学生を、他の企業に推薦する」という独自の仕組みを持つ採用プラットフォーム。従来、最終面接まで進んでも不採用になればまた一からやり直しだった就職活動に「セーブポイント」を設けるという発想で注目を集めました。

開発にはノーコードツールBubbleが採用され、NoCodeCamp公認のBubbleエキスパートがチームに参加。限られたリソースの中でスピード最優先の開発を行い、短期間でMVPをリリースすることに成功しています。

この事例のポイントは、エンジニアリングのリソースが潤沢でないスタートアップでも、Bubbleを活用すれば「まず動くサービスを世に出す」ことが実現できるという点。アイデアの検証と市場への早期投入を重視するフェーズでは、Bubbleの開発スピードが大きなアドバンテージになることを示す好例です。

参考:NoCodeメディア「【お祈りメールを推薦文に】ノーコードbubbleで就職氷河期を打破」


BubbleでのSaaS開発で迷ったらノーコード開発の窓口でプロに無料相談

本記事では、BubbleによるSaaS開発の可否から、対応できる機能範囲、向き・不向き、メリット・デメリット、費用の目安、開発前の準備、具体的な開発フロー、そして成功事例まで幅広く解説してきました。

とはいえ、「自社のSaaSはBubbleで進めるべきか、それともスクラッチ開発にすべきか判断がつかない」「開発会社ごとに得意分野や費用感が違いすぎて、どこに依頼すればいいかわからない」「一社ずつ問い合わせて比較している時間がない」という方も多いのではないでしょうか。

そのような場合は、「ノーコード開発の窓口」 をご活用ください。

ノーコード開発の窓口は、開発会社が運営するノーコード開発会社の専門マッチングサイトです。複数の開発会社を簡単に比較・検討でき、自社の要件に合った発注先を効率よく見つけられます。

  • 複数のノーコード開発会社を一括で比較できる
  • コンシェルジュが発注先の選定をサポート
  • BubbleやFlutterFlowなど、最適なツールの選定についても相談可能
  • 要件定義の段階から無料でサポートを受けられる

「SaaSを作りたいけど、要件がまだ固まっていない」「開発会社に問い合わせる前にまず相談したい」といった段階でも、お気軽にご利用いただけます。

開発会社選びでお困りですか?
まずはお気軽にノーコード開発の窓口へご相談ください!
今すぐ無料で相談する

この記事を書いた人

目次