新宿区のアプリ開発会社を厳選紹介!項目別に特徴を解説


アプリ開発を検討している企業にとって、信頼できる開発パートナーを見つけることは重要な課題です。特に東京都新宿区は多くの優れたアプリ開発会社が集積するエリアとして知られています。
本記事では、新宿区を拠点とするアプリ開発会社を、それぞれの強みや特徴別に分類してご紹介。あなたのプロジェクトに最適なパートナー選びの参考にしてください。
要件定義から相談できる会社
要件定義の段階から相談できる会社をお探しの方におすすめの3社をご紹介します。
- テックファーム株式会社
- BPS株式会社
- 株式会社GVI
テックファーム株式会社

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | テックファーム株式会社 |
| 最大の特徴 | 大手含む上流〜運用の一気通貫&豊富事例 |
| どんなケースにおすすめか | 要件定義から伴走しUXまで設計したい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 5 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 5 |
| 契約と変更管理 | 4 |
| 運用・セキュリティ | 5 |
テックファーム株式会社は、要件定義から運用まで一気通貫でサポートできる総合力が魅力の開発会社です。
同社の最大の強みは、東芝キヤリアの「e-Remo+」やJTBの「るるぶアプリ」など、具体的な事例を26件も公開している豊富な実績。
これらの事例からは、大手企業との取引実績や幅広い業界への対応力が伺えます。
特に注目すべきは、ANAアプリのBeacon連携機能追加を手がけた実績です。Beacon技術は店舗や空港などで位置情報を活用したサービスを提供する技術で、こうした最新技術への対応力も同社の技術力の高さを示しています。
西新宿に拠点を構え、大規模案件にも対応できる体制を整備。要件定義の段階からUX設計まで含めて相談したい企業や、確実な技術力と実績を重視する案件には特におすすめの開発パートナーといえるでしょう。
BPS株式会社

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | BPS株式会社 |
| 最大の特徴 | Android/iOS×Web×EPUBの横断力 |
| どんなケースにおすすめか | Web/電子書籍連携を視野にしたアプリ |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
BPS株式会社は、Android・iOSアプリ開発に加えて、Web開発や電子書籍(EPUB)制作まで手がける横断的な技術力が特徴です。
EPUBとは電子書籍の標準的なファイル形式のことで、出版業界や教育分野でのデジタルコンテンツ制作に欠かせない技術となっています。
同社の強みは、アプリとWebサービス、さらには電子書籍という3つの領域を組み合わせたソリューション提案ができる点。
例えば、教育系アプリで電子教材と連携したい場合や、出版社がアプリと電子書籍を統合したサービスを展開したい場合など、複数のプラットフォームにまたがる案件で力を発揮します。
技術ブログの運用を通じて情報発信にも積極的で、技術トレンドへの感度の高さも伺えます。西新宿の好立地にオフィスを構え、アクセスの良さも魅力の一つ。Web連携や電子書籍要素を含むアプリ開発を検討している企業には最適な選択肢でしょう。
株式会社GVI

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社GVI |
| 最大の特徴 | UI/UX+オフショアを活かす体制 |
| どんなケースにおすすめか | コスト/体制最適化を重視したい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 4 |
| 実績・体制・技術力 | 3 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
株式会社GVIは、UI/UX設計を内製で行いながら、オフショア開発を活用してコスト最適化を図る体制が特徴的な開発会社です。
オフショア開発とは、海外の開発チームを活用して開発コストを抑制する手法のこと。同社では国内でのUI/UX設計と海外での開発を組み合わせることで、品質と価格のバランスを実現しています。
UI/UXの内製化により、ユーザー体験の設計段階から開発まで一貫した品質管理が可能。
特に日本市場向けのアプリでは、現地のユーザー感覚を理解したUI/UX設計が重要ですが、この点を国内チームが担うことで適切な対応ができます。
西新宿ワシントンホテルビルという分かりやすい立地に拠点を構え、EC(電子商取引)サイトや海外展開も視野に入れた事業対応が可能。開発コストを抑えながらも、UI/UXの品質にはこだわりたい企業や、将来的な海外展開を見据えたアプリ開発を検討している企業に適した選択肢といえます。
UI/UXに強い会社
ユーザー体験の設計に特化した強みを持つ会社をお探しの方におすすめの2社をご紹介します。
- crage株式会社
- 株式会社Grander
crage株式会社

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | crage株式会社 |
| 最大の特徴 | プロダクト戦略×UI/UXの強み |
| どんなケースにおすすめか | 0→1やリブランディング型 |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
crage株式会社は、プロダクト戦略の立案からUI/UX設計まで一貫して手がける、新規事業立ち上げに特化した開発会社です。
「0→1」とは何もない状態から新しいサービスを生み出すことを指し、同社はこの領域で特に力を発揮します。
同社の代表的な実績として、音声配信プラットフォーム「Artistspoken」の開発支援が挙げられます。この案件では単なる開発だけでなく、プロダクト戦略の策定から実装まで伴走したことで、ユーザーに愛されるサービス作りに貢献しました。
技術面では、iOS・Android・Unityの3つのプラットフォームに対応しており、ゲーム要素を含むアプリや3D表現を活用したアプリの開発も可能です。
特にBtoCサービスにおけるユーザーグロース(成長)の視点を重視しており、リリース後の継続的な改善まで見据えた提案が期待できます。
新宿区西五軒町に拠点を構え、スタートアップから大企業の新規事業まで幅広く対応。
新しいサービスの立ち上げや既存サービスのリブランディングを検討している企業には、戦略面からサポートしてもらえる心強いパートナーとなるでしょう。
株式会社Grander

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Grander |
| 最大の特徴 | UI/UX案件の具体実績を開示 |
| どんなケースにおすすめか | コンシューマ向けの体験重視 |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
株式会社Granderは、コンシューマー向けアプリのUI/UX設計で豊富な実績を持つ開発会社です。
同社の最大の特徴は、蔦屋書店アプリやサッカーキングアプリなど、実際のアプリ名を明示した形で実績を公開している透明性の高さ。
これらの事例からは、多くの人が利用する大規模なコンシューマーアプリの開発ノウハウを蓄積していることが分かります。
蔦屋書店アプリは全国の店舗で利用される重要なサービスであり、このような影響力の大きいアプリの開発に携わった経験は、同社の技術力と信頼性を示す重要な指標です。
また、サッカーキングアプリのようなメディア系アプリでは、コンテンツの見やすさや操作性が特に重要になりますが、こうした要求にも応えてきた実績があります。
運用・保守体制も整っているため、リリース後の継続的なサポートも期待できます。
西新宿のDタワーに拠点を構え、スマートフォンアプリだけでなくWebサービスやサーバー・インフラ保守まで対応可能な総合力も魅力。一般消費者が日常的に使うアプリの開発で、使いやすさや見た目の美しさを重視したい企業には最適な開発パートナーといえるでしょう。
アジャイル/スクラムで並走できる会社
短期間での開発サイクルを重視し、アジャイル開発手法で並走してくれる会社をお探しの方におすすめの2社をご紹介します。
- 株式会社メイガス
- 株式会社ソニックムーブ
株式会社メイガス

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社メイガス |
| 最大の特徴 | 要件定義→アジャイルで反復改善(ニアショア併用) |
| どんなケースにおすすめか | 短サイクルで要件磨き込み/コスト最適化を両立したい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 4 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 4 |
株式会社メイガスは、新宿区市谷左内町に本社を構え、要件定義からアジャイル開発への流れを明確に打ち出した開発会社です。
同社の最大の特徴は、プロジェクト初期に要件定義をしっかりと行った後、イテレーション型アジャイル開発で段階的に機能を磨き込んでいく開発手法。
アジャイル開発とは、短期間で機能を区切って開発し、顧客からのフィードバックを受けながら改善を重ねる手法のことで、変化の激しいビジネス環境に対応できる柔軟性が魅力です。
同社のもう一つの強みは、新宿本社とニアショア拠点を組み合わせた開発体制。
ニアショアとは、国内の地方都市にある開発拠点を活用することで、都市部よりも開発コストを抑えながら品質を維持する手法です。
会津若松と浜松に拠点を持つことで、東京の人件費を抑制しつつ、時差のない国内での円滑なコミュニケーションを実現しています。
開発実績として、保育園と保護者をつなぐコミュニケーションアプリや、コンテンツプロデュース会社向けの印税分配システムなど、業務効率化に直結するアプリを手がけています。
特に注目すべきは、非機能要件(性能・セキュリティ)を重視した開発姿勢。アプリの見た目や操作性だけでなく、システムの安定性やセキュリティ対策にも力を入れており、長期運用を見据えた堅牢なアプリ開発が期待できます。
短期間で市場の反応を見ながらアプリを改善していきたい企業や、コストを抑えながらも品質の高いアプリ開発を求める企業には理想的なパートナーといえるでしょう。
株式会社ソニックムーブ

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ソニックムーブ |
| 最大の特徴 | CI/CD×UI/UXで高速改善 |
| どんなケースにおすすめか | 短期反復で体験を磨きたい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
株式会社ソニックムーブは、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デプロイメント)という最新の開発手法を活用して、高速でのアプリ改善サイクルを実現する開発会社です。
CI/CDとは、コードの変更を自動的にテストして本番環境に反映する仕組みのこと。この手法により、バグの早期発見と迅速な機能追加が可能になり、ユーザーフィードバックを素早くアプリに反映できます。
同社の代表的な実績として、講談社の「マガポケ」やナビパークアプリなど、大規模なBtoCアプリの開発・運用支援が挙げられます。
マガポケは漫画配信の人気アプリで、多くのユーザーが利用するサービス。このような大型案件でのUX支援実績は、同社の技術力と大規模運用への対応力を証明しています。
新宿区築地町・神楽坂エリアに拠点を構え、多数のアプリ実績を公開している透明性も特徴的。UI/UXの改善とCI/CDによる技術的な高速化を両立させることで、ユーザー体験の継続的な向上を実現しています。
市場投入後のユーザー反応を見ながら、短期間で何度も改善を重ねてアプリを育てていきたい企業には最適な開発パートナーとなるでしょう。
低コスト/クロスプラットフォーム活用に強い会社
開発コストを抑えながらも、複数のプラットフォームに対応したい方におすすめの4社をご紹介します。
- 株式会社daOn
- 株式会社アバリスエール
- 株式会社グリーンシステム
- EPICs株式会社
株式会社daOn

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社daOn |
| 最大の特徴 | Flutterで開発/運用コスト圧縮 |
| どんなケースにおすすめか | iOS/Android同時に出したい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 4 |
| 実績・体制・技術力 | 3 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
株式会社daOnは、Flutterというクロスプラットフォーム開発技術に特化した開発会社です。
FlutterはGoogleが開発した技術で、一つのソースコードからiOSとAndroidの両方のアプリを作成できるため、開発工数の大幅な削減が可能。通常であれば2つのプラットフォームで別々に開発が必要なところを、約半分の工数で済ませることができ、結果として開発コストの大幅な圧縮を実現しています。
同社の強みは、Flutter専門性の明示による深い技術知識。
クロスプラットフォーム開発では、各プラットフォーム特有の制約や最適化が重要になりますが、専門特化により蓄積されたノウハウを活かした効率的な開発が期待できます。
また、アプリ本体だけでなく管理画面や運用面での付帯開発にも対応しており、リリース後の運用まで含めたトータルサポートが可能です。
新宿区大久保に拠点を構え、多数の実績を持ちながらも社名非開示の案件が中心となっている点は、クライアントの機密性を重視する姿勢の表れともいえるでしょう。
限られた予算で iOS・Android両方に対応したアプリを開発したい企業や、Flutter技術を活用したコスト効率の良い開発を検討している企業には最適な選択肢です。
株式会社アバリスエール

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アバリスエール |
| 最大の特徴 | 格安×柔軟対応の明確訴求 |
| どんなケースにおすすめか | 小規模/検証から始めたい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 3 |
| 費用の安さ | 5 |
| 実績・体制・技術力 | 3 |
| 契約と変更管理 | 2 |
| 運用・セキュリティ | 2 |
株式会社アバリスエールは、格安料金と柔軟な対応を前面に押し出した、コストパフォーマンス重視の開発会社です。
同社の最大の特徴は、低価格での開発提供を明確に訴求していること。
スタートアップや中小企業など、開発予算に制約がある企業でもアプリ開発に挑戦できる価格設定が魅力となっています。
実績面では、「マッチング&チャット」「セグリオン」「ももパズル」など、自社で運営するアプリを多数展開。
これらの自社アプリの運営経験により、実際のユーザー向けサービスの開発・運用ノウハウを蓄積しています。特にマッチングアプリやパズルゲームなど、異なるジャンルのアプリを手がけていることから、幅広い要件への対応力が伺えます。
新宿SOUTHという分かりやすい立地にオフィスを構え、アクセスの良さも利点の一つ。ただし、格安を重視するあまり、大規模案件や高度なセキュリティが求められる案件には向かない可能性もあります。
アイデア段階からまずは小さく始めて市場の反応を見たい企業や、限られた予算内でMVP(最小機能製品)を作りたい企業には非常に有力な選択肢といえるでしょう。
株式会社グリーンシステム

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社グリーンシステム |
| 最大の特徴 | サーバレス等で費用最適化 |
| どんなケースにおすすめか | 機能/費用のバランス重視 |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 4 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 3 |
株式会社グリーンシステムは、Firebaseなどのサーバレス技術を活用してコスト最適化を図りながら、機能性も担保する開発会社です。Firebaseとは、Googleが提供するアプリ開発プラットフォームで、サーバーの管理が不要で運用コストを大幅に削減できる技術。この技術を活用することで、従来は高額になりがちなサーバー運用費用を抑制し、トータルでの開発・運用コストの最適化を実現しています。
同社の代表的な実績として、南海電鉄の「席ゆずりあいアシスト」アプリの開発が挙げられます。
これは電車内でのマナー向上を目的とした社会性の高いアプリで、公共交通機関という信頼性が重要な領域での開発実績は、同社の技術力と信頼性を示しています。また、エルモ社の「CVAS」など、BtoBの業務アプリ開発実績も豊富です。
iOS・AndroidだけでなくApple Watchにも対応しており、ウェアラブル端末を活用したアプリ開発も可能。
さらに、Webアプリやデジタルサイネージまでカバーする幅広い技術対応力も特徴的です。
新宿区新宿1丁目という都心部に拠点を構え、機能要件を満たしながらもコストを抑えたい企業や、Firebase等の最新技術を活用した効率的な開発を検討している企業には理想的なパートナーとなるでしょう。
EPICs株式会社

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | EPICs株式会社 |
| 最大の特徴 | 日本最大級のノーコード開発実績 |
| どんなケースにおすすめか | 低予算・短期間でMVPを作りたい |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 5 |
| 費用の安さ | 5 |
| 実績・体制・技術力 | 3 |
| 契約と変更管理 | 4 |
| 運用・セキュリティ | 4 |
EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。
ノーコード開発とは、プログラミングコードを書かずに、視覚的な操作だけでアプリやWebサービスを作る開発手法のこと。この技術により、最安30万円、最短2週間という従来では考えられないスピードと低コストでの開発を実現しています。
同社の最大の強みは、複数のノーコードツールに対応していること。
ノーコード開発では、作りたい機能や要件に応じて最適なツールを選択することが成功の鍵となりますが、同社では豊富なツール知識を活かして、プロジェクトごとにベストなツールを提案。これにより、開発期間の短縮と費用削減の両方を実現しています。
さらに特徴的なのは、アプリ開発だけでなくマーケティング支援まで一貫して対応できること。
せっかく良いアプリを作っても、ユーザーに知ってもらえなければ意味がありません。同社では開発後のプロモーション戦略立案や集客支援まで含めたトータルサポートを提供しており、リリース後の成功確率を高めています。
新しいアイデアをまずは小さく形にして市場の反応を確認したいスタートアップや、限られた予算内でMVP(最小機能製品)を素早く作りたい企業、従来の開発手法では予算的に難しかった中小企業にとって、非常に心強い開発パートナーといえるでしょう。
運用・保守/セキュリティに強い会社
アプリのリリース後の安定運用やセキュリティ対策を重視する方におすすめの2社をご紹介します。
- 株式会社プロフェッショナル・ネットワークス
- 株式会社シースクェア
株式会社プロフェッショナル・ネットワークス

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社プロフェッショナル・ネットワークス |
| 最大の特徴 | 監視・通信領域の堅牢性 |
| どんなケースにおすすめか | 安全/安定運用が最優先 |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 3 |
| 運用・セキュリティ | 5 |
株式会社プロフェッショナル・ネットワークスは、通信系システムに強みを持ち、安全性と安定性を最重視した開発・運用を得意とする会社です。
同社の最大の特徴は、見守りアプリや防災サイネージなど、社会インフラに関わる重要なシステムの開発実績。
これらの領域では、システムの停止や障害が直接的に人々の安全に影響するため、極めて高い信頼性が求められます。
代表的な実績である見守りアプリ「おうちで安心」は、高齢者の安全確認を目的としたサービスで、家族の安心を支える重要な役割を担っています。
また、防災サイネージシステムでは、緊急時の情報伝達という生命に関わる機能を提供。このような社会性の高い領域での実績は、同社の技術力と責任感の高さを物語っています。
西新宿NSビルという好立地に拠点を構え、Android中心のサイネージ運用で培った知見も豊富。
通信系に強いという背景から、リアルタイム性が重要なアプリやIoT(モノのインターネット)連携アプリの開発でも力を発揮します。
医療・介護・防災・インフラ系など、システムの安定性と安全性が何よりも重要な案件や、24時間365日の安定運用が求められるアプリ開発を検討している企業には、最も信頼できるパートナーといえるでしょう。
株式会社シースクェア

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社シースクェア |
| 最大の特徴 | 送金/ECを含む高セキュリティ案件 |
| どんなケースにおすすめか | 個人情報/決済を扱う |
評価指標
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 課題解決能力 | 4 |
| 費用の安さ | 3 |
| 実績・体制・技術力 | 4 |
| 契約と変更管理 | 4 |
| 運用・セキュリティ | 5 |
株式会社シースクェアは、資金移動業の登録実績を背景に持つ、金融レベルの高セキュリティ案件を得意とする開発会社です。
資金移動業とは、銀行以外の事業者が少額の送金サービスを提供するための国の登録制度のこと。この登録を受けるためには、厳格なセキュリティ基準や内部管理体制の構築が必要で、同社がこの登録を持っていることは、金融業界レベルのセキュリティ対応力を証明しています。
同社の強みは、EC(電子商取引)と金融サービスを組み合わせた高度なシステム開発実績。
決済機能を含むアプリでは、クレジットカード情報や個人の金融データを安全に取り扱う必要があり、一般的なアプリ開発とは異なる専門知識とセキュリティ対策が求められます。
また、多言語対応のモバイルCRM(顧客関係管理)やCMS(コンテンツ管理システム)の自社プロダクトも展開しており、海外展開を視野に入れた企業にも対応可能です。
新宿1丁目に本社を構え、自社製品群の運用を通じて蓄積されたノウハウも豊富。
フィンテック(金融×IT)アプリや決済機能を含むECアプリ、個人情報を大量に扱う会員制サービス、海外展開を予定している多言語アプリなど、高度なセキュリティ要件が求められる案件では、他社では対応困難な領域まで安心して任せられる開発パートナーとなるでしょう。
新宿区のアプリ開発会社選びで失敗しないための5つのポイント
アプリ開発を外注する際に失敗を避けるために押さえておくべき重要なポイントをご紹介します。

プロジェクトの目的と成功指標を明確にする
アプリ開発で最も重要なのは、何のために作るのか、どうなったら成功なのかを明確に定義することです。
「売上向上」「業務効率化」「顧客満足度向上」など、具体的な目的を文書化し、それを測るKPI(重要業績評価指標)も数値で設定します。例えば「月間アクティブユーザー1万人達成」「注文処理時間を30%短縮」といった具体的な目標設定が重要。
これらを開発会社と共有することで、機能の優先順位や設計方針が明確になり、途中での方向性のズレを防げます。
曖昧な要求のままスタートすると、完成後に「想像していたものと違う」というトラブルが発生しがちです。
同業界・類似案件での実績を確認する
開発会社選びでは、あなたの業界や類似する機能での開発実績があるかを必ず確認しましょう。
業界特有の規制や商慣習、ユーザーの行動パターンを理解している会社の方が、的確な提案と効率的な開発が期待できます。
実績確認の際は、単に「アプリ開発経験あり」ではなく、具体的な案件名や機能、規模を聞くことが大切。可能であれば実際のアプリを触らせてもらい、UIの使いやすさや動作の安定性もチェックしてください。
体制面では、プロジェクトマネージャーやエンジニアの経験年数、チーム規模も重要な判断材料となります。
契約内容と変更時の対応方法を事前に取り決める
アプリ開発では、途中での仕様変更が発生することが珍しくありません。
重要なのは、変更が発生した際の費用負担や納期への影響、承認プロセスを事前に明確にしておくこと。
情報処理推進機構が推奨するモデル契約書を参考に、変更管理のルールを契約書に明記しましょう。
変更管理が曖昧だと、「追加費用の発生」「納期の大幅遅延」「品質の低下」といった問題が起こりがちです。
月次での変更受付や、影響度に応じた承認レベルの設定など、明文化された管理体制があることを確認してください。
完成品の受け入れ基準と責任範囲を明文化する
「完成」の定義を曖昧にしておくと、納品時にトラブルになる可能性があります。
どのような状態になったら完成とみなすのか、バグが発見された場合の対応、保証期間、サポート範囲などを具体的に定義することが重要。
受け入れテストの項目や基準、不具合発見時の修正対応、運用開始後のサポート期間なども明記しましょう。また、開発会社と発注者それぞれの責任範囲を明確にし、どこまでが開発費用に含まれ、どこからが追加費用になるのかも事前に確認が必要です。
支払い条件と成果物の検収方法を連動させる
支払いスケジュールは、成果物の完成度と連動させることが重要です。
一括前払いではリスクが高く、完全成果物後払いでは開発会社の資金繰りに影響する可能性があります。設計完了時、開発完了時、テスト完了時など、節目ごとに検収と支払いを行う方法が推奨されます。
検収の際は、事前に定めた受け入れ基準に基づいて客観的に判断し、合格した部分について支払いを行う仕組みにしましょう。
これにより、品質を担保しながら、双方にとってリスクの少ない契約関係を築くことができます。
新宿区のアプリ開発ならEPICs株式会社

新宿区でのアプリ開発をお考えの企業様には、弊社EPICs株式会社もご検討いただければと思います。
当社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社として、最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードでアプリ開発を提供しています。
ノーコード開発とは、プログラムコードを書かずに視覚的な操作でアプリを作る手法で、従来の開発手法と比べて大幅なコスト削減と期間短縮が可能です。
当社の強みは、複数のノーコードツールに精通していること。
お客様の要件に応じて最適なツールを選択することで、開発効率を最大化し、結果として費用と期間の両方を抑制できます。
また、アプリ開発だけでなく、リリース後のマーケティング支援まで一貫して対応しているため、作って終わりではなく、実際にビジネス成果を出すところまでサポート可能です。
新しいアイデアを素早く形にしたいスタートアップから、限られた予算でMVPを作りたい中小企業まで、幅広いニーズにお応えしています。
アプリ開発の契約・調達で押さえるべき実務ポイント
アプリ開発を成功に導くために、契約や調達の実務面で特に重要な5つのポイントをご紹介します。

業界標準のモデル契約書を活用する
アプリ開発の契約では、情報処理推進機構(IPA)が提供するモデル契約書を参考にすることが重要です。
IPAのモデル契約書は、IT業界の実情に合わせて作られた雛形で、トラブルを防ぐための条項が網羅的に盛り込まれています。
特にアジャイル開発(短期間で機能を段階的に開発する手法)では、従来の一括請負契約とは異なる契約形態が必要。
IPAのアジャイル開発向けモデル契約では、仕様変更への柔軟な対応や、段階的な検収方法などが明文化されており、現代のアプリ開発に適した契約書の作成に役立ちます。
成果物の受け入れ条件を具体的に定める
「完成したアプリ」の定義を曖昧にしておくと、納品時にトラブルの原因となります。
どのような機能が実装され、どの程度の性能基準を満たせば受け入れ可能なのかを、契約書に具体的に記載することが重要です。
例えば、「ログイン機能が正常に動作すること」「同時アクセス100人まで対応すること」「iOS・Android両方で動作すること」といった具体的な条件を設定。また、バグが発見された場合の対応方法や、修正期間、無償対応の範囲なども明記しておくことで、後々のトラブルを防げます。
変更管理のための定期会議を設ける
アプリ開発では、開発途中での仕様変更が頻繁に発生します。
これらの変更を適切に管理するため、定期的な変更管理会議の開催を契約に盛り込むことが推奨されます。
変更管理会議では、変更要求の内容確認、影響範囲の評価、追加費用の算定、納期への影響などを検討。月次開催が一般的で、変更要求は会議で一括して検討することで、プロジェクト全体の管理がしやすくなり、無計画な変更による混乱を防げます。
知的財産権と再委託の取り扱いを明確にする
開発されたアプリの著作権や特許権などの知的財産権が誰に帰属するかは、将来的なビジネス展開に大きく影響します。
一般的には発注者に帰属させることが多いですが、開発会社が持つ既存技術やノウハウの扱いについても明確にしておく必要があります。
また、開発会社が他社に作業を再委託する場合のルールも重要。再委託先の技術力や守秘義務の確保、責任範囲の明確化などを契約書に盛り込み、品質とセキュリティの両方を担保する体制を構築しましょう。
支払いタイミングと検収作業を連動させる
支払いは、成果物の検収完了と連動させることが重要です。
検収なしでの支払いはリスクが高く、逆に完全後払いでは開発会社の資金繰りに影響する可能性があります。
実務的には、要件定義完了時、基本設計完了時、開発完了時、テスト完了時など、プロジェクトの節目ごとに検収と支払いを行う方式が効果的。
各段階で成果物の品質を確認し、基準を満たした部分について支払いを実行することで、品質担保と資金リスクの軽減を両立できます。
検収期間も事前に設定し、スムーズなプロジェクト進行を確保しましょう。