会員アプリ開発会社おすすめ15選!要件別に厳選紹介

会員アプリの開発を検討している企業にとって、数多くある開発会社の中から自社に最適な1社を選ぶのは簡単ではありません。各社それぞれ異なる強みを持ち、得意とする領域も様々です。

この記事では、会員アプリ開発において重要な5つの軸から、各軸3社ずつ計15社を厳選しました。「上流から相談できる」「既存システム連携に強い」「短納期対応」「コスト重視」「大規模運用に強い」という観点で、実績と評価をもとに選定しています。各社の特徴や評価スコアを比較しながら、自社のニーズに最も合う開発パートナーを見つけてください。

目次

上流から相談できる開発会社

戦略策定から要件定義、運用改善まで一気通貫でサポートしてくれる開発会社です。単なる開発だけでなく、ビジネス成果にコミットした伴走型の支援を求める企業におすすめの軸となります。

・株式会社クロス・コミュニケーション ・からくり株式会社 ・株式会社モンスターラボ

株式会社クロス・コミュニケーション

基本情報

株式会社クロス・コミュニケーション
項目内容
会社名株式会社クロス・コミュニケーション
最大の特徴300件超の実績+金融/会員系に強い伴走体制
どんなケースにおすすめかKPI設計〜運用改善まで一気通貫で進めたい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ2
課題解決能力5
実績の適合度5
技術・セキュリティ適合5
体制・品質保証5

株式会社クロス・コミュニケーションは、300件を超える豊富な実績を誇り、特に金融業界や会員系システムに強みを持つ開発会社です。スターフライヤーの会員向け公式アプリや出光カードアプリなど、大手企業の重要な会員アプリを数多く手がけてきました。

同社の最大の特徴は、単なる開発会社ではなく、戦略立案から運用改善まで一気通貫でサポートする伴走体制にあります。KPI設計の段階から関わり、アプリリリース後の効果測定や改善提案まで継続的にサポート。品質保証部門による厳格なレビュー体制も整備されており、セキュリティが重要視される金融業界での実績が物語るように、高い品質水準を維持しています。

費用は公開されていませんが、上流工程から深く関わる分、他社より高めの設定と予想されます。しかし、会員アプリの成功に向けた戦略的なパートナーを求める企業にとっては、その価値は十分にあると言えるでしょう。

からくり株式会社

からくり株式会社

基本情報

項目内容
会社名からくり株式会社
最大の特徴OMO/リテール会員アプリでの機能開発力
どんなケースにおすすめか店舗×EC連携や新機能検証を高速実装したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証4

からくり株式会社は、OMO(Online to Offline)やリテール業界に特化した会員アプリ開発で独自の地位を築いています。JINS公式アプリでのバーチャル試着機能やClick&Go、Touch&Collectといった革新的な機能の開発実績があり、店舗とECを seamlessに連携させる技術力の高さが特徴的。

同社の強みは、既存アプリに対する継続的な機能拡張と改善提案力にあります。単発の開発で終わらず、ユーザーの行動分析やニーズの変化に応じて新しい機能を提案・実装していく姿勢が評価されています。AI技術やAR技術といった最新技術の活用にも積極的で、特に体験系機能の内製開発力は業界でも注目を集めています。

リテール業界特有の課題やニーズを深く理解しているため、店舗での顧客体験向上やEC連携による売上拡大を目指す企業には最適なパートナー。新機能の検証から本格実装まで、スピード感を持って対応してくれます。

株式会社モンスターラボ

株式会社モンスターラボ

基本情報

項目内容
会社名株式会社モンスターラボ
最大の特徴コンサル×デリバリーのグローバル体制
どんなケースにおすすめか大規模会員基盤×新規事業/多拠点で進めたい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ2
課題解決能力5
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証5

株式会社モンスターラボは、戦略コンサルティングから開発・運用まで一貫して対応できるグローバル体制が最大の強み。東京ドームシティ公式アプリやENEOSのモバイル関連プロジェクトなど、大規模な会員基盤を持つ企業のアプリ開発を数多く手がけています。

同社の特徴は、単なる受託開発会社ではなく、事業成長パートナーとしての役割を担う点。アジャイル開発手法を活用しながら、ユーザーテストや効果検証を重視した開発プロセスを構築しています。また、グローバルに展開する多拠点での開発体制により、タイムゾーンを活かした24時間開発体制の構築も可能です。

大企業や急成長中のスタートアップなど、スケールの大きなプロジェクトでその真価を発揮。新規事業立ち上げから既存事業の拡張まで、幅広いフェーズでの支援実績があり、事業グロースや運用フェーズでの相談もしやすい体制が整っています。

既存基幹/CRM連携に強い開発会社

既存の基幹システムやCRMとの連携を重視する企業向けの開発会社です。セキュアなAPI連携や認証システムの構築、既存データベースとの統合に強みを持ち、現在運用中のシステム資産を活かしながら会員アプリを構築したい企業におすすめ。

・スパイラル株式会社 ・株式会社神戸デジタル・ラボ ・ピープルソフトウェア株式会社

スパイラル株式会社

スパイラル株式会社

基本情報

項目内容
会社名スパイラル株式会社
最大の特徴セキュアな会員DB/認証API+柔軟連携
どんなケースにおすすめか会員サイト/アプリを安全に早く連携構築

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ4
課題解決能力4
実績の適合度5
技術・セキュリティ適合5
体制・品質保証4

スパイラル株式会社は、セキュアな会員データベース管理と認証APIの提供を核とした開発会社です。SPIRAL®プラットフォームを基盤として、会員情報の一元管理から外部システムとの柔軟な連携まで、包括的なソリューションを提供しています。動画配信サービスとの連携や多数の会員サイト構築実績があり、特にセキュリティ要件が厳しい案件での信頼性は抜群。

同社の最大の強みは、厳格なセキュリティ運用体制と段階的な拡張が可能な仕組みです。初期投資を抑えながら小規模でスタートし、会員数や機能要件の増加に応じて段階的にシステムを拡張できるため、リスクを最小限に抑えた会員アプリの構築が可能。APIによる外部SaaSや基幹システムとの連携も柔軟に対応でき、既存の業務フローを大きく変更することなく会員機能を追加できます。

初期費用と従量課金の料金体系が公開されており、予算計画も立てやすいのが特徴。会員データの取り扱いに慎重になる必要がある業界や、段階的にシステムを拡張していきたい企業には最適な選択肢と言えるでしょう。

株式会社神戸デジタル・ラボ

株式会社神戸デジタル・ラボ

基本情報

項目内容
会社名株式会社神戸デジタル・ラボ
最大の特徴連携/ID基盤/業務側の伴走実装に強い
どんなケースにおすすめか既存SaaS/ID/業務と現実的に繋げたい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証4

株式会社神戸デジタル・ラボは、既存システムとの現実的な連携ソリューションに定評がある開発会社です。単純なAPI連携だけでなく、ID基盤の統合や業務フローとの整合性を重視した実装アプローチが特徴的。観光アプリや業務アプリなど多岐にわたる開発実績があり、クラウド連携やノーコードツールの活用にも積極的に取り組んでいます。

同社の強みは、理想論ではなく現実的なシステム連携を提案する姿勢にあります。既存の業務システムや運用体制を十分に理解した上で、無理のない範囲での段階的な統合を提案。セキュリティ面や運用面での課題も事前に洗い出し、長期的な運用を見据えた設計を行います。公共系のプロジェクトから民間企業まで幅広い対応実績があり、業界固有の制約や要件にも柔軟に対応可能です。

既存のSaaSツールやID管理システム、業務システムとの連携を重視する企業には特におすすめ。技術的な理想を追求するよりも、現実的で運用しやすいシステム構築を望む企業にとって、信頼できるパートナーとなるでしょう。

ピープルソフトウェア株式会社

ピープルソフトウェア株式会社

基本情報

項目内容
会社名ピープルソフトウェア株式会社
最大の特徴BaaS@rakuzaで会員証/スタンプ等を短期構築
どんなケースにおすすめか低コストで会員機能を早く統合したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ4
課題解決能力3
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証3

ピープルソフトウェア株式会社は、BaaS(Backend as a Service)型のrakuzaプラットフォームを活用した短期間・低コストでの会員機能実装を得意としています。会員証のデジタル化やスタンプ機能、プッシュ通知など、会員アプリに必要な基本機能をパッケージ化して提供。Monacaとの連携実績も豊富で、ハイブリッドアプリ開発によるコスト削減も実現しています。

同社の特徴は、BaaSという仕組みを活用することで、バックエンド開発の工数を大幅に削減できる点。ミュージアムや公共施設での会員証電子化事例が多数あり、特に店舗や施設での顧客管理システムのデジタル化に強みを発揮します。既存のWebサイトとアプリのハイブリッド構成も可能で、Webでの情報発信とアプリでの会員機能を効率的に使い分けられます。

開発期間の短縮と初期コストの削減を最優先に考える企業には最適な選択肢。複雑な要件や大規模な拡張性よりも、まずは基本的な会員機能を素早く導入して効果を検証したい企業におすすめです。ただし、高度なカスタマイズや独自機能の開発には制約があることも理解しておく必要があります。

短納期・セミカスタム/ノーコード対応の開発会社

スピード重視でアプリを立ち上げたい企業向けの開発会社です。テンプレートやノーコードツールを活用して最短1ヶ月程度での導入を実現し、プラン料金も明確で導入しやすいのが特徴。まずは小さく始めて効果を確認したい企業におすすめの軸となります。

・USEN「UPLINK」 ・TEAMWORKS「Saqpli(サクプリ)」 ・トライズキー「アプリツクール」

USEN「UPLINK」

株式会社USEN(UPLINK)

基本情報

項目内容
会社名株式会社USEN(UPLINK)
最大の特徴プラン明確・最短1ヶ月・店舗機能充実
どんなケースにおすすめかまず低コストで会員証/販促を回したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ5
課題解決能力3
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合3
体制・品質保証3

USEN「UPLINK」は、月額6,000円からという明確な料金体系で、最短1ヶ月での会員アプリ導入を可能にするサービスです。会員証機能、スタンプカード、予約システム、テイクアウト対応、決済機能など、店舗運営に必要な機能が一通り揃っているのが特徴。特に飲食店や美容室、小売店など、地域密着型のビジネスでの活用実績が豊富で、店舗の販促活動に直結する機能に特化しています。

同社の最大の強みは、料金の透明性と導入のしやすさにあります。初期費用や月額費用が明確に提示されており、予算計画が立てやすく、中小企業でも導入しやすい価格設定となっています。また、導入から運用まで一貫したサポート体制があり、アプリ運用が初めての企業でも安心して利用可能。機能追加や設定変更も管理画面から簡単に行えるため、IT担当者がいない小規模事業者でも運用できます。

大企業向けの高度な機能は期待できませんが、地域の店舗や中小企業が顧客との関係強化や販促活動を効率化したい場合には非常に有効な選択肢。コストパフォーマンスを重視し、まずは会員アプリの効果を試してみたい企業におすすめです。

TEAMWORKS「Saqpli(サクプリ)」

TEAMWORKS株式会社(Saqpli)

基本情報

項目内容
会社名TEAMWORKS株式会社(Saqpli)
最大の特徴月額7,500円〜/AIチャットBot等の低価格充実
どんなケースにおすすめか小規模〜多店舗の早期立ち上げ

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ5
課題解決能力3
実績の適合度3
技術・セキュリティ適合3
体制・品質保証3

TEAMWORKS「Saqpli(サクプリ)」は、月額7,500円から利用できる低価格な会員アプリサービスで、AIチャットボット機能なども標準装備している点が特徴的です。会員証、スタンプカード、予約機能、プッシュ通知、SNS連携といった基本機能に加え、AI技術を活用した顧客対応の自動化にも対応。単店舗から多店舗展開まで、スケールに応じたプラン設定が可能で、成長段階に合わせた柔軟な運用ができます。

同社の強みは、初期投資を抑えたスピード導入と、AI技術による差別化要素にあります。従来の会員アプリにありがちな一方向的なコミュニケーションではなく、AIチャットボットを通じた双方向のやり取りが可能で、顧客満足度の向上と運営効率化を同時に実現。予約や問い合わせ対応の自動化により、人件費の削減効果も期待できます。

比較的新しいサービスのため導入実績は限定的ですが、AI機能への関心が高く、低コストで先進的な顧客体験を提供したい企業には注目の選択肢。特に、顧客からの問い合わせが多い業種や、予約管理に手間がかかっている店舗での活用が期待されます。

トライズキー「アプリツクール」

トライズキー株式会社(アプリツクール)

基本情報

項目内容
会社名トライズキー株式会社(アプリツクール)
最大の特徴プラン/料金が明確、導入実績多数
どんなケースにおすすめかWeb資産を活かしつつ会員機能を早期導入

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ4
課題解決能力3
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合3
体制・品質保証3

トライズキー「アプリツクール」は、初期費用20万円から、月額9,800円からという具体的な料金設定で、多数の導入実績を誇る店舗アプリサービスです。WebView機能とネイティブ機能を組み合わせたハイブリッド構成により、既存のWebサイトの資産を活かしながら、アプリならではの機能を追加できるのが大きな特徴。多店舗向けのプランも用意されており、チェーン店での統一的な顧客管理も可能です。

同社の特徴は、価格体系の透明性と既存Web資産の有効活用にあります。多くの企業が既に持っているWebサイトのコンテンツをそのまま活用しながら、会員証機能、プッシュ通知、アンケート機能などのアプリ固有の機能を追加できるため、開発コストと期間を大幅に短縮可能。また、店舗ごとの個別設定にも対応しており、地域性や店舗特性に合わせたカスタマイズもできます。

既に充実したWebサイトを運営している企業や、多店舗展開を行っているチェーン店には特におすすめ。Webでの情報発信とアプリでの顧客エンゲージメント強化を効率的に両立させたい企業にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

Planned next section on low-cost mobile app solutions

次は「コスト重視(低価格でも必要機能)」の軸について書く必要がある。この軸の3社は:

  • みせプリ(株式会社フォルクスウェア)
  • toypo(トイポ)
  • GMOおみせアプリ(GMOデジタルラボ)

同じフォーマットで書き進める。

コスト重視(低価格でも必要機能)の開発会社

とにかく初期コストと運用コストを抑えたい企業向けの開発会社です。月額5,000円台から利用でき、必要最小限の機能は確実に搭載。予算に制約がある中小企業や、まずは最小限の投資で会員アプリの効果を測定したい企業におすすめの軸となります。

・みせプリ ・toypo(トイポ) ・GMOおみせアプリ

みせプリ

みせプリ

基本情報

項目内容
会社名みせプリ
最大の特徴月額5,478円〜/最短20日、機能30種以上
どんなケースにおすすめか低コストで会員証/販促を早く試したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ5
課題解決能力3
実績の適合度3
技術・セキュリティ適合3
体制・品質保証3

みせプリは、月額5,478円からという業界最安水準の料金で、最短20日での導入を実現する会員アプリサービスです。30種類以上の機能を搭載しており、会員証、クーポン配信、プッシュ通知、予約システムなど、店舗運営に必要な基本機能は一通り網羅。追加店舗も月額3,000円で対応可能なため、多店舗展開時のコストも抑えられます。

同社の最大の強みは、圧倒的な価格優位性と導入スピードの速さです。他社が月額1万円以上するサービスを半額以下で提供しながら、機能面では大きく劣ることがないため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。また、デザインテンプレートや機能の選択肢も豊富で、業種や店舗の特性に合わせたカスタマイズも可能。中小規模の事業者にとって使いやすい規模感での提供となっています。

高度な技術や大規模運用には向きませんが、「まずは会員アプリを試してみたい」「予算を抑えて基本的な顧客管理をしたい」という企業には最適な選択肢。個人事業主から中小企業まで、幅広い事業者が気軽に導入できる価格設定とサポート体制が整っています。

toypo(トイポ)

株式会社トイポ(toypo)

基本情報

項目内容
会社名株式会社トイポ(toypo)
最大の特徴最短10分で会員証電子化/20種超の販促機能
どんなケースにおすすめか超短期で会員証/スタンプを試行導入したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ5
課題解決能力3
実績の適合度3
技術・セキュリティ適合3
体制・品質保証3

toypo(トイポ)は、最短10分で会員証の電子化が可能という圧倒的なスピードが特徴の会員アプリサービス。20種類を超える販促機能を搭載しており、会員証、スタンプカード、クーポン配信、プッシュ通知、サブスクリプション管理など、小規模店舗に必要な機能を網羅しています。料金プランも公式サイトで明確に提示されており、導入検討がしやすい透明性の高いサービス設計。

同社の特徴は、とにかく導入までのスピードが速いことです。複雑な設定や長期間の開発期間を必要とせず、既存の紙の会員カードやスタンプカードをそのまま電子化できるシンプルな仕組み。LINE連携も容易で、多くの顧客が使い慣れたコミュニケーションツールとの併用も可能です。小規模店舗での導入実績が多く、個人経営の店舗でも安心して利用できる操作性の良さが評価されています。

大規模な機能拡張や複雑なシステム連携には向きませんが、「今すぐ会員証を電子化したい」「紙のスタンプカードをデジタル化したい」という即効性を求める店舗には最適。特に、アナログな運営からデジタル化への第一歩として、リスクを最小限に抑えて試験導入したい事業者におすすめです。

GMOおみせアプリ

GMOデジタルラボ(GMOおみせアプリ)

基本情報

項目内容
会社名GMOデジタルラボ(GMOおみせアプリ)
最大の特徴導入実績多数/機能充実/支援体制
どんなケースにおすすめか低コスト×事例豊富で安心導入したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ4
課題解決能力3
実績の適合度4
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証4

GMOおみせアプリは、3,000社を超える導入実績を誇り、低価格ながら充実した機能と手厚いサポート体制を提供する会員アプリサービスです。会員証、ポイントシステム、POS連携、予約システム、データ分析、プッシュ通知など、店舗運営に必要な機能を包括的にカバー。GMOグループの安定したインフラとセキュリティ体制により、安心して利用できる環境が整備されています。

同社の強みは、導入実績の豊富さと充実したサポート体制にあります。様々な業種・規模での導入事例があるため、自社と似た業種での活用方法を参考にできるほか、導入から運用までの具体的なノウハウが蓄積されています。また、資料やナレッジベースが充実しており、導入検討段階から実際の運用まで、必要な情報を効率的に収集可能。GMOブランドの信頼性により、セキュリティや安定性の面でも安心感があります。

極端な低価格ではありませんが、機能の充実度、サポート品質、導入実績のバランスが良く、「安かろう悪かろう」を避けたい企業には最適な選択肢。特に、初めての会員アプリ導入で失敗リスクを最小化したい企業や、導入後の運用サポートを重視する企業におすすめです。

大規模運用・MA/配信に強い開発会社

大規模な会員基盤を持つ企業や、高度なマーケティングオートメーション(MA)・配信機能を重視する企業向けの開発会社です。数十万〜数百万人規模のユーザーに対応でき、データ分析やパーソナライズ配信などの高度な機能を提供。エンタープライズレベルでの会員アプリ運用を目指す企業におすすめの軸となります。

・DearOne「ModuleApps」 ・ヤプリ(Yappli) ・フェンリル株式会社

DearOne「ModuleApps」

DearOne(ModuleApps)

基本情報

項目内容
会社名DearOne(ModuleApps)
最大の特徴大手小売/エンタメの会員アプリ豊富
どんなケースにおすすめか大規模MAU/配信最適化で成果を出したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合度5
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証4

DearOne「ModuleApps」は、大手小売業やエンターテイメント業界での大規模会員アプリ開発に特化したサービスです。タワーレコードでのMAU175%増加や、ウエルシア、東京ドームなど、著名企業での成功事例を多数保有。テンプレート機能とカスタム開発の両方に対応でき、スピード重視からオリジナリティ重視まで、企業のニーズに応じた柔軟な開発アプローチが可能です。

同社の最大の強みは、大規模ユーザー基盤での配信最適化とデータ活用ノウハウにあります。数十万人以上の会員に対するプッシュ通知の最適化、行動データ分析に基づくパーソナライズ機能、CRMシステムとの高度な連携など、エンタープライズレベルでの要求に応えられる技術力を保有。特に小売業界やエンターテイメント業界での会員エンゲージメント向上に関する深い知見があり、単なるアプリ開発を超えた事業成果の創出をサポートします。

中小企業には過剰スペックとなる可能性がありますが、既に大きな会員基盤を持ち、デジタル施策によるビジネス成果の最大化を図りたい大企業には最適。特に、アプリを通じた売上直結型の施策を重視する小売業やエンタメ業界の企業におすすめです。

ヤプリ(Yappli)

株式会社ヤプリ(Yappli)

基本情報

項目内容
会社名株式会社ヤプリ(Yappli)
最大の特徴ノーコードで会員×CRM施策を高速PDCA
どんなケースにおすすめかEC/店舗横断の会員施策を素早く改善したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合度5
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証4

株式会社ヤプリ(Yappli)は、ノーコードプラットフォームを活用した会員アプリ開発・運用で業界をリードする企業です。シップス、BAKE、Salomon、KEYUCAなど、有名ブランドでのCRM強化事例が豊富で、EC連携と実店舗での会員施策を統合したオムニチャネル戦略の実現に強みを持ちます。開発後の運用フェーズでの機能追加や施策変更をノーコードで高速実行できるため、マーケティング担当者主導での継続的な改善が可能です。

同社の特徴は、事例の豊富さと運用速度の速さにあります。アパレル、食品、化粧品、スポーツ用品など、幅広い業界での成功パターンを蓄積しており、業界特性に応じたベストプラクティスを提供可能。また、ノーコードでの機能拡張により、マーケティング施策のPDCAサイクルを従来の数分の一の期間で回すことができ、市場変化への迅速な対応が実現できます。CRM/EC×アプリの統合により、顧客の行動データを一元管理し、より精緻なマーケティング施策の展開も可能です。

技術部門への依存度を下げ、マーケティング部門が主体となって会員施策を展開したい企業には特におすすめ。EC事業者や複数チャネルを持つ小売業者で、アジャイルなマーケティング運用を重視する企業にとって価値の高いソリューションとなります。

フェンリル株式会社

フェンリル株式会社

基本情報

項目内容
会社名フェンリル株式会社
最大の特徴UI/UXとネイティブ品質/大手会員アプリ経験
どんなケースにおすすめかブランディング×会員価値を高水準で両立したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ2
課題解決能力4
実績の適合度5
技術・セキュリティ適合5
体制・品質保証5

フェンリル株式会社は、UI/UXデザインとネイティブアプリの品質において業界トップクラスの技術力を誇る開発会社です。ANAマイレージクラブ公式アプリやエポスカード公式アプリなど、大規模かつブランド価値の高い会員アプリを数多く手がけており、デザイン性とパフォーマンスの両立に定評があります。単なる機能実装を超えて、ブランド体験の向上と長期的な顧客関係構築を重視した開発アプローチが特徴的。

同社の強みは、大規模会員系アプリでの豊富な実績と、妥協のない品質へのこだわりです。航空会社やクレジットカード会社といった、顧客との信頼関係が特に重要な業界での実績により、セキュリティ、パフォーマンス、ユーザビリティのすべてにおいて高い水準を維持。デザインとエンジニアリングの両面で専門性が高く、ブランドイメージを損なうことなく、むしろ向上させる会員アプリの構築が可能です。また、長期的な運用を前提とした設計思想により、数年後の機能拡張やユーザー増加にも柔軟に対応できる拡張性を確保。

開発費用は高額になる傾向がありますが、ブランド価値と会員価値の向上を同時に実現したい大企業には最適な選択肢。特に、顧客との長期的な関係性構築が重要なビジネスモデルの企業や、アプリ品質がブランドイメージに直結する業界の企業におすすめです。

EPICs株式会社

EPICs株式会社

基本情報

項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴日本最大級のノーコード開発実績×最短2週間対応
どんなケースにおすすめか予算・期間を抑えて柔軟な会員アプリを構築したい

評価スコア

評価項目スコア
費用の安さ5
課題解決能力5
実績の適合度3
技術・セキュリティ適合4
体制・品質保証4

EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を誇る開発会社です。最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードとコストパフォーマンスで会員アプリの開発を実現。従来の開発手法では数ヶ月かかる案件も、ノーコードツールを活用することで大幅な期間短縮とコスト削減を可能にしています。

同社の最大の強みは、複数のノーコードツールへの対応力と最適なツール選択にあります。案件の要件や規模に応じて最適なノーコードプラットフォームを選定することで、開発効率を最大化し、結果として期間とコストの両面で優位性を発揮。単純なテンプレート利用ではなく、各企業の個別要件に合わせたカスタマイズも柔軟に対応できるため、「安かろう悪かろう」にならない品質を確保しています。

さらに、開発だけでなくマーケティング支援まで対応できる総合力も特徴の一つ。アプリをリリースして終わりではなく、実際にユーザーに使ってもらい、ビジネス成果につなげるための集客・運用支援も提供しています。予算や期間に制約がある中で、なるべく早く会員アプリの効果を検証したい企業や、ノーコード開発の可能性を探りたい企業には特におすすめの選択肢と言えるでしょう。

会員アプリ開発会社の失敗しない選び方

会員アプリ開発を成功させるためには、適切な開発会社の選定が不可欠です。多くの企業が開発会社選びで失敗する原因は、曖昧な要件定義と不十分な事前確認にあります。以下の5つのポイントを押さえることで、開発の失敗リスクを大幅に減らすことができます。

・目標指標を数値で明確化する ・同業界での成功実績を確認する
・開発工程の詳細見積もりを求める ・運用保守の対応範囲を数値化する ・アプリの所有権を契約で明文化する

目標指標を数値で明確化する

会員アプリ開発における最重要ポイントは、KPI(重要業績評価指標)を具体的な数値で設定することです。「会員数を増やしたい」ではなく「6ヶ月で会員数を現在の1.5倍にする」「月間アクティブユーザー率を30%以上維持する」といった具体的な目標設定が必要。

開発会社に対しても、これらの目標数値を達成するための機能要件や設計方針について具体的な提案を求めてください。曖昧な要件のまま開発を進めると、完成後に「思っていたものと違う」という事態になりかねません。数値化された目標があることで、開発会社も適切な機能選択と優先度付けができるようになります。

同業界での成功実績を確認する

開発会社の実績確認では、単純な開発件数ではなく、自社と同じ業界・規模での成功事例に注目することが重要です。「会員アプリを100件開発しました」という実績よりも、「小売業界で会員アプリを導入し、リピート率が20%向上した事例があります」という具体的な成果指標の方が価値があります。

類似事例での具体的な成果数値(ダウンロード数、アクティブ率、売上貢献度など)の提示を求め、その達成までの期間や施策内容も合わせて確認してください。業界特有の課題やユーザー行動パターンを理解している開発会社ほど、実用性の高いアプリを構築できる可能性が高まります。

開発工程の詳細見積もりを求める

見積書の内容は「アプリ開発一式○○万円」ではなく、工程別・機能別の詳細な内訳を必ず確認しましょう。要件定義、設計、開発、テスト、リリースの各工程にかかる時間と費用、さらに各機能の開発工数と前提条件を明確にしてもらうことが重要です。

特に「○○の機能は既存システムとの連携が前提」「△△の機能は外部APIの利用を想定」といった前提条件の確認は必須。これらの前提が変更されると大幅な追加費用が発生する可能性があるため、事前に詳細を把握しておくことでトラブルを未然に防げます。

運用保守の対応範囲を数値化する

アプリは開発して終わりではなく、継続的な運用・保守が成功の鍵を握ります。障害対応時間(例:平日2時間以内、休日4時間以内)、月次アップデート回数、サーバー稼働率(例:99.9%以上)といったSLA(サービス品質保証)を数値で明確化してもらいましょう。

また、機能追加や仕様変更の際の対応方針、費用体系も事前に確認が必要。「軽微な修正は無償対応」の範囲がどこまでなのか、追加開発の単価はいくらなのかを具体的に決めておくことで、運用フェーズでのトラブルを回避できます。

アプリの所有権を契約で明文化する

開発されたアプリのソースコード、デザイン、データベース設計などの知的財産権の帰属を、契約書で明確に定めることが重要です。特に、開発会社が独自に開発したフレームワークやライブラリを使用する場合、それらの利用権限や制限事項を詳細に確認してください。

将来的に他の会社に保守運用を移管する可能性や、機能拡張を別の会社に依頼する可能性も考慮し、ソースコードの引き渡しや技術文書の提供についても契約に盛り込むことをおすすめします。権利関係が曖昧なまま開発を進めると、後々のトラブルの原因となります。

会員アプリ開発ならEPICs株式会社

会員アプリ開発において、「コストを抑えたいが品質は妥協したくない」「短期間で効果検証をしたい」とお考えの企業様には、EPICs株式会社がおすすめです。

当社はノーコード開発において日本最大級の実績を持ち、最安30万円・最短2週間という圧倒的なスピードとコストパフォーマンスで会員アプリを提供しています。重要なのは、単純な格安開発ではなく、お客様の要件に最適なノーコードツールを選択することで、高品質を保ちながら大幅なコスト削減を実現している点です。

従来の開発手法では数百万円、数ヶ月かかる会員アプリも、適切なノーコードツールの活用により期間・費用ともに大幅削減が可能。さらに、アプリ開発だけでなく、リリース後のマーケティング支援まで一貫して対応できるため、「作って終わり」ではない実際のビジネス成果創出をサポートします。

「まずは小さく始めて効果を確認したい」「予算に制約があるが会員アプリの可能性を探りたい」という企業様は、ぜひ一度ご相談ください。

会員アプリ開発で知っておくべき要件定義のポイント

会員アプリ開発を成功させるためには、開発会社選びと同じくらい要件定義が重要です。曖昧な要件のまま開発をスタートすると、途中での仕様変更や追加費用が発生し、プロジェクトが失敗する原因となります。以下の5つのポイントを事前に整理することで、スムーズな開発進行と期待通りの成果物を得ることができます。

・利用者像を具体的に設定する ・成果指標を数値で決定する ・最初に作る機能を厳選する ・連携システムを事前に選定する ・運用チームの体制を構築する

利用者像を具体的に設定する

会員アプリの要件定義で最も重要なのは、ターゲットユーザーの明確化です。「20代から60代の幅広い層」といった曖昧な設定ではなく、「30代女性、子育て中、スマホでの買い物に慣れている、月に2〜3回店舗を利用」といった具体的なペルソナ設定が必要。

ターゲット像が固まることで、必要な機能や優先度、UI/UXの方向性が明確になります。例えば、高齢者が多い場合は文字サイズや操作性により配慮が必要ですし、若年層が中心なら最新のトレンドを取り入れた機能が求められるでしょう。開発会社との要件共有もスムーズになり、認識齟齬を防げます。

成果指標を数値で決定する

アプリ開発の成功を測るKPIを、具体的な数値で設定することが重要です。「会員数増加」「売上向上」といった定性的な目標ではなく、「3ヶ月でアプリダウンロード数5,000件」「月間アクティブユーザー率25%以上」「アプリ経由売上を全体の15%まで向上」など、測定可能な指標にしてください。

数値化されたKPIがあることで、開発する機能の優先順位付けや、リリース後の効果測定が明確になります。また、開発会社側も目標達成に向けた最適な提案ができるようになり、より実用性の高いアプリ開発が可能となります。

最初に作る機能を厳選する

会員アプリの機能は段階的にリリースすることを前提に、MVP(必要最小限の機能)を厳格に定義しましょう。「あれもこれも欲しい」という要望を全て最初のリリースに盛り込むと、開発期間の長期化とコスト増大を招きます。

まずは「会員登録」「ログイン」「基本的な会員証表示」「プッシュ通知」程度の最小構成でスタートし、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を追加していく方が成功確率が高まります。MVP範囲を決め切ることで、開発会社も適切な見積もりと工程管理ができるようになります。

連携システムを事前に選定する

会員アプリは単独で動作するものではなく、既存の会員管理システム、POS、CRM、メール配信システムなどとの連携が前提となります。アプリの要件定義を始める前に、連携対象となるSaaSツールやシステムを先に選定しておくことが重要。

連携システムが決まっていないと、API仕様が不明なまま開発を進めることになり、後から大幅な仕様変更が発生するリスクがあります。また、連携システムの機能制限により、希望していた機能が実現できない場合もあるため、事前の技術調査と選定が必須です。

運用チームの体制を構築する

アプリは開発・リリースして終わりではなく、継続的な運用が成功の鍵を握ります。誰がアプリの管理を担当し、コンテンツ更新や顧客対応を行うのか、運用体制を事前に設計しておくことが重要です。

特に、プッシュ通知の配信頻度や内容、アプリ内のお知らせ更新、ユーザーからの問い合わせ対応などは、継続的な人的リソースが必要。運用担当者のスキルレベルに応じて、管理画面の操作性や自動化レベルを調整する必要もあるため、開発前に運用体制を明確にしておきましょう。

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