博多のアプリ開発会社おすすめ10選【目的や状況に応じて厳選】

アプリ開発を検討する際、「どの会社に依頼すればいいのか分からない」と悩む方は多いのではないでしょうか。福岡・博多エリアには数多くの開発会社が存在しますが、各社の強みや得意分野はさまざま。本記事では、競合記事に多く見られる「29社を網羅」といった形ではなく、**目的や状況に応じて選びやすい「厳選10社」**をご紹介します。
選定の軸は5つ。現地で対面サポートを受けたい方、業界の課題から相談したい方、UI/UXにこだわりたい方、低予算で始めたい方、AI・ARといった先端技術を活用したい方、それぞれのニーズに合わせて2社ずつピックアップしました。自社の状況に照らし合わせながら、最適なパートナーを見つけてください。
現地伴走型│福岡・博多で対面サポートが受けられる会社
遠隔だけでなく、実際に顔を合わせて打ち合わせをしたい。プロジェクトの進行中も気軽に相談できる距離感を重視したい。そんな方におすすめなのが、福岡・博多に拠点を構え、現地対応に強みを持つ開発会社です。
- 株式会社ハコブネ
- 株式会社スモールステップ
株式会社ハコブネ

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社ハコブネ |
| 最大の特徴 | 博多拠点×受託力/スマートアグリ等の実証 |
| どんなケースにおすすめか | 対面伴走でPoC→実装したい時 |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術適合性 | 4 |
| 品質・セキュリティ | 3 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
ハコブネは、博多駅前に拠点を構える開発会社。Web・アプリ・システム開発に加え、ITサポートやSES(システムエンジニアリングサービス)も手がけています。
最大の特徴は、現地での対面サポート体制と、実証実験(PoC)から本格実装まで伴走できる体制。例えば、スマートアグリ分野でのR&D(研究開発)実績があり、農林水産省との連携も確認できます。
具体的な実績としては、英語学習アプリ「Goomies『Moo Shopping』」や損傷検査アプリなどが挙げられます。また、台湾企業とMoU(覚書)を締結し、P2P技術とAI、デジタルサイネージを組み合わせた先進的な取り組みも進行中。
新しい技術を試しながら、段階的にビジネス化を進めたい企業にとって、心強いパートナーとなるでしょう。地域に根ざした機動力と、技術検証への前向きな姿勢が魅力の一社です。
株式会社スモールステップ

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社スモールステップ |
| 最大の特徴 | 業務系アプリ×基幹連携に強い |
| どんなケースにおすすめか | 現場DXの小さな改善から始めたい |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 4 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術適合性 | 4 |
| 品質・セキュリティ | 3 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
スモールステップは、社名の通り「小さな一歩から始める」をコンセプトに、業務系アプリや基幹システム連携を得意とする博多の開発会社。 対応サービスは業務アプリ開発、Web制作、RPA導入、ITコンサルティングと幅広く、特にDX導入のPDCAサイクルを支援する体制が整っています。
実績としては、小売業向けのカタログアプリや、旅行業界向けの多言語受付アプリなどがあり、特にタブレットを活用した業務改善に多くの経験を持つ点が特徴。現場の担当者が日々使うツールだからこそ、使いやすさや運用のしやすさにこだわった開発を行っています。
地域密着の機動力を活かし、急な仕様変更や追加要望にも柔軟に対応できる体制が魅力。 「まずは一つの部署から試してみたい」「既存の基幹システムと連携させたい」といったニーズに応えられる、現場目線の開発会社です。
業界課題から相談できる│コンサルティング・ワンストップ対応の会社
「アプリを作りたい」という漠然とした状態から、業界特有の課題を整理し、最適なソリューションを提案してほしい。企画段階から運用まで一気通貫で任せたい。そんな方には、コンサルティング機能を持ち、ワンストップで対応できる開発会社がおすすめです。
- Vareal株式会社
- 株式会社日本ノベルティ
Vareal株式会社

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | Vareal株式会社 |
| 最大の特徴 | DX/AI×Rails一気通貫/ハノイ子会社 |
| どんなケースにおすすめか | コンサル〜MVP開発〜運用まで一括 |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 5 |
| 技術適合性 | 4 |
| 品質・セキュリティ | 4 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
Varealは、DX支援とAI活用を軸に、コンサルティングからMVP(最小限の機能を持つ製品)開発、運用まで一気通貫で対応できる開発会社。 アプリ・Web開発、AI、データ活用、DX支援と幅広いサービスを提供しており、Ruby on Railsを中核技術として開発スピードを重視している点が特徴です。 ハノイに子会社を持ち、ラボ型開発やオフショア開発にも対応可能。
実績としては、資産形成アプリ「enrich」のMVP開発や、ライオンの「by me」というAI診断機能の開発などがあります。特筆すべきは、単なる受託開発にとどまらず、PR発信や新機能の継続的な開発まで伴走する姿勢。
「アイデアはあるが、どう形にすればいいか分からない」「市場の反応を見ながら改善していきたい」といったスタートアップや新規事業に適した開発会社です。 課題解決能力の高さが際立つ一社といえるでしょう。
株式会社日本ノベルティ

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社日本ノベルティ |
| 最大の特徴 | 基幹直結/AI製品×二拠点体制 |
| どんなケースにおすすめか | 既存ERPやインフラと連携したい時 |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 4 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術適合性 | 4 |
| 品質・セキュリティ | 4 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
日本ノベルティは、モバイルアプリ開発、受託開発、IT基盤構築、保守運用まで幅広く手がける開発会社。
福岡と横浜の二拠点体制を敷いており、既存の基幹システム(ERP)やインフラとの連携を得意としています。 ローコード開発やFlutterなど、効率的な開発手法も積極的に採用。
特に注目すべきは、自社でAI製品を開発している点。AIセキュリティシステム「Guard’ON」やAI-OCR製品「モジトル」など、AI・IoT領域への取り組みが活発です。これらの自社製品開発で培った技術力を、受託案件にも活かせる体制が整っています。
「すでに社内に基幹システムがあり、それと連携するモバイルアプリを作りたい」「AI技術を活用して業務効率化を図りたい」といったニーズに応えられる会社。 トータルでIT環境を整えたい企業にとって、頼れるパートナーとなるでしょう。
UI/UXに強い│ユーザー体験を重視したアプリ開発会社
「見た目がきれいなだけでなく、使いやすさにこだわりたい」「ユーザーが直感的に操作できるデザインを実現したい」。そんな要望には、UI/UX設計に強みを持つ開発会社が適しています。特にB2CやB2B2Cのアプリでは、ユーザー体験の質が成否を分ける重要な要素です。
- 株式会社エニセンス
- インテリジェントレーベル株式会社
株式会社エニセンス

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社エニセンス |
| 最大の特徴 | UI/UX×ToCプロダクト経験 |
| どんなケースにおすすめか | UX重視のB2C/B2B2Cアプリ |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術適合性 | 4 |
| 品質・セキュリティ | 3 |
| 体制・コミュニケーション | 3 |
紹介文
エニセンスは、UI/UX設計とToC(一般消費者向け)プロダクト開発に豊富な経験を持つ開発会社。 アプリ開発、バックエンド構築、UX/UI設計、運用まで対応しており、UXと情報設計を明確に打ち出している点が特徴です。企画からグロース(成長施策)まで内製化できる体制を整えています。
実績として、自社で開発した「myApp」シリーズは累計100万ダウンロードを達成。写真加工アプリ「BLURRY」など、一般ユーザー向けのアプリ開発で培ったノウハウが強み。 ToC領域での成功体験があるからこそ、「どうすればユーザーが使い続けてくれるか」「どこで離脱しているか」といった視点で設計できる能力があります。
「会員向けアプリを作りたいが、使われなければ意味がない」「デザインだけでなく、ユーザー行動を考慮した設計をしてほしい」といったニーズに応えられる会社です。
インテリジェントレーベル株式会社

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | インテリジェントレーベル株式会社 |
| 最大の特徴 | 大規模案件/UXの実装力 |
| どんなケースにおすすめか | 会員/EC/業務と連動するアプリ |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術適合性 | 4 |
| 品質・セキュリティ | 4 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
インテリジェントレーベルは、福岡市百道浜に拠点を構え、アプリ・Web・システム開発を手がける開発会社。 3,000社を超える構築実績があり、大規模案件やUXを重視した実装力に定評があります。
対応範囲は幅広く、会員サービス、EC(電子商取引)サイト、業務システムなど多岐にわたる業種での展開実績を持っています。
具体的な実績としては、ヤフードームの座席予約サイトや南国殖産など、多くのユーザーが利用する大規模サービスの開発経験が豊富。 百道浜という福岡市内の拠点で現地対応も可能なため、密なコミュニケーションを取りながら開発を進められる点も魅力です。
「既存の会員システムと連携したアプリを作りたい」「ECサイトと連動したモバイルアプリが必要」といった、複数のシステムが絡む複雑な要件にも対応できる技術力と経験値を持った会社といえるでしょう。
低予算・小規模から始められる│コストを抑えたアプリ開発会社
「まずは小さく始めて、反応を見てから拡大したい」「予算に限りがあるが、アプリは必要」。そんな方には、ノーコードツールや効率的な開発手法を活用し、低予算・短納期でアプリを提供できる開発会社がおすすめ。特に店舗向けアプリやCRM(顧客管理)アプリでは、コストパフォーマンスの高い選択肢となります。
- 株式会社トランスメディアGP
- 株式会社ティーイーエス
株式会社トランスメディアGP

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社トランスメディアGP |
| 最大の特徴 | ノーコード×最短20日/初期15万〜月5万〜 |
| どんなケースにおすすめか | 店舗/CRM/OMOの早期立ち上げ |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 5 |
| 課題解決能力 | 3 |
| 技術適合性 | 3 |
| 品質・セキュリティ | 3 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
トランスメディアGPは、ノーコード開発を活用した店舗向けアプリを得意とする開発会社。
最大の魅力は、初期費用15万円から、月額5万円から始められる価格設定と、最短20日という開発スピード。ノーコードツール・PWA(プログレッシブウェブアプリ)・受託開発と、予算や要件に応じた選択肢を提供しています。
標準機能として50以上の機能を備えており、ポイントカード、クーポン配信、プッシュ通知、予約システムなど、店舗運営に必要な機能がパッケージ化されています。 導入実績は900社を超え、ムーンスターや「うまい鮨勘」など、実店舗を持つ企業での採用例が豊富。
DXやOMO(オンラインとオフラインの融合)といった文脈にも適合しており、「まずは低コストでアプリを試したい」「既存の店舗ビジネスにデジタル施策を加えたい」といったニーズに最適な選択肢です。
株式会社ティーイーエス

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社ティーイーエス |
| 最大の特徴 | 低コスト店舗アプリ/多言語対応 |
| どんなケースにおすすめか | 情報更新頻度が高い店舗アプリ |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 4 |
| 課題解決能力 | 3 |
| 技術適合性 | 3 |
| 品質・セキュリティ | 3 |
| 体制・コミュニケーション | 3 |
紹介文
ティーイーエスは、店舗向けアプリに特化した開発会社。低価格での提供を打ち出しており、店舗アプリ、CMS連携、SNS・Web連携などに対応しています。最大の特徴は、多言語切替機能を標準装備している点。
インバウンド需要が高まる福岡・博多エリアにおいて、外国人観光客への対応が必要な店舗には特に有効でしょう。
もう一つの強みは、運用者が自分で情報を更新しやすい管理画面を提供していること。メニューの変更、イベント情報の追加、クーポンの配信など、日々の運用を店舗スタッフ自身が行える設計になっています。
「毎日のように情報を更新したい」「システムに詳しくないスタッフでも操作できるようにしたい」「訪日外国人にも情報を届けたい」といったニーズを持つ店舗に適した会社です。 公開されている事例は少ないものの、店舗向けに特化した姿勢が明確な点が特徴といえます。
先端技術で差別化│AI/AR/IoT活用に強い開発会社
「競合と差別化できる、技術的に尖ったアプリを作りたい」「AI・AR・IoTといった先端技術を活用したい」。そんな要望には、これらの技術領域に強みを持ち、自社でも研究開発を行っている開発会社が適しています。単なる受託開発ではなく、技術提案から一緒に考えられるパートナーです。
- 株式会社ネクストシステム
- 株式会社Fusic
株式会社ネクストシステム

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社ネクストシステム |
| 最大の特徴 | 自社AI(姿勢推定)×xR |
| どんなケースにおすすめか | AI/ARで差別化したい時 |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 2 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術適合性 | 5 |
| 品質・セキュリティ | 4 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
ネクストシステムは、AI・AR・VR技術とスマホアプリ開発を組み合わせた先端的なソリューションを提供する開発会社。最大の強みは、自社開発のAIエンジン「VisionPose」を保有していること。 これは姿勢推定技術を活用したもので、スポーツフォーム分析やリハビリ支援など、さまざまな用途に応用可能です。
実績としては、自治体向けの防災アプリ(西菱電機との協業)や浸水カメラなど、公共性の高いプロジェクトでの経験が豊富。xR(AR・VR・MRの総称)分野でも多くのユースケースを持っており、技術適合性の高さが際立ちます。
「既存のアプリではできない、技術的に新しい体験を提供したい」「自治体や公共機関向けに信頼性の高いシステムが必要」といったニーズに応えられる会社。 費用は他社より高めですが、技術力の高さと先端性を求める案件には最適な選択肢となるでしょう。
株式会社Fusic

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社Fusic |
| 最大の特徴 | 100%内製×AI/IoT/AWS |
| どんなケースにおすすめか | 公共/大規模/IoT連携が必要 |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 5 |
| 技術適合性 | 5 |
| 品質・セキュリティ | 5 |
| 体制・コミュニケーション | 4 |
紹介文
Fusicは、福岡を代表する技術力の高い開発会社。スマホアプリ開発、AI・機械学習、IoT、AWS、各種コンサルティングと幅広いサービスを提供しており、100%内製主義を貫いているのが最大の特徴です。 外注に頼らず自社のエンジニアで開発することで、品質を担保し、セキュリティリスクを最小化しています。
実績は、100以上の自治体で導入されている地域商品券アプリや、人事評価SaaS「360」など、大規模かつ公共性の高いプロジェクトが中心。IoTとAIを組み合わせた案件にも強く、技術的な難易度が高い要件にも対応可能。公式サイトでは多数の案件事例を公開しており、透明性の高さも信頼につながっています。
「大規模なユーザーを想定したアプリが必要」「IoTデバイスと連携したシステムを構築したい」「セキュリティや品質に妥協できない」といった要求水準の高いプロジェクトに適した、福岡屈指の技術集団といえるでしょう。
EPICs株式会社の紹介
「まずは小さく始めて、反応を見てから拡大したい」「予算に限りがあるが、アプリは必要」。そんな方には、ノーコードツールや効率的な開発手法を活用し、低予算・短納期でアプリを提供できる開発会社がおすすめ。特に店舗向けアプリやCRM(顧客管理)アプリでは、コストパフォーマンスの高い選択肢となります。
・EPICs株式会社
EPICs株式会社

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についてもご紹介させてください。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | EPICs株式会社 |
| 最大の特徴 | ノーコード開発で日本最大級の実績×マーケ支援 |
| どんなケースにおすすめか | 低コスト・短納期で成果まで伴走してほしい時 |
評価(5段階)
| 項目 | 評価 |
| 費用の安さ | 5 |
| 課題解決能力 | 5 |
| 技術適合性 | 3 |
| 品質・セキュリティ | 4 |
| 体制・コミュニケーション | 5 |
紹介文
EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社。最大の強みは、最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードと低コストでアプリ開発を実現できる点です。 ノーコード開発とは、プログラミングコードを書かずに開発する手法のこと。
開発期間を大幅に短縮できるため、コストを抑えながらスピーディーにリリースできます。
ノーコード開発で重要なのは、作りたいものに合った最適なツールを選ぶこと。EPICs株式会社は複数のノーコードツールに対応しているため、要件に応じてベストな選択ができる体制が整っています。
さらに、開発だけでなくマーケティング支援まで対応している点も特徴。「アプリを作ったが、ダウンロードされない」「リリース後の集客方法が分からない」といった課題にも、開発後の成功まで伴走できる体制です。
「とにかく早く、安くアプリを試したい」「まずは小さく始めて、反応を見ながら改善したい」「開発だけでなく、売るところまでサポートしてほしい」といったニーズをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
アプリ開発会社選びで失敗しないための5つのポイント

アプリ開発の成否は、開発会社選びで大きく左右されます。どんなに技術力の高い会社でも、自社の課題や目的に合わなければ望む成果は得られません。ここでは、博多でアプリ開発会社を選ぶ際に押さえておくべき5つのポイントをご紹介します。
以下の5つのポイントを確認しましょう。
- 達成したい目標と測定方法を明確にする
- 自社と似た業界での開発実績を確認する
- 見積書の内訳を詳しく比較する
- プロジェクト専任の担当者がいるか確認する
- 完成後の確認手順を事前に決めておく
達成したい目標と測定方法を明確にする
アプリ開発を始める前に、「何のために作るのか」「どうなれば成功と言えるのか」を明確にしておくことが重要です。
例えば、「会員数を増やしたい」という目標なら、「半年で会員登録数を1,000人増やす」といった具体的な数値目標(KPI)に落とし込みましょう。 目標が曖昧なまま開発を進めると、途中で「本当に必要な機能はこれだったのか」と迷いが生じ、手戻りが発生してしまいます。
開発会社との最初の打ち合わせで、この目標を共有できれば、どの機能を優先すべきか、どんな設計が適しているかといった提案の質も高まります。
自社と似た業界での開発実績を確認する
開発会社のホームページを見る際、単に「実績が豊富」というだけでなく、自社の業界に近い案件を手がけた経験があるかをチェックしましょう。 例えば、飲食店向けアプリと医療機関向けアプリでは、求められる機能もセキュリティ要件も大きく異なります。
同業種での実績があれば、業界特有の課題や法規制への理解があり、スムーズに開発が進む可能性が高まります。 事例を確認する際は、「どんな課題があり、どう解決したのか」まで聞いてみると、その会社の課題解決能力が見えてくるでしょう。
見積書の内訳を詳しく比較する
複数社から見積もりを取る際、総額だけで判断するのは危険。同じ「アプリ開発500万円」でも、含まれる作業範囲が会社によって異なる場合があります。 デザイン費用、サーバー費用、保守運用費用、修正対応の回数など、内訳を細かく確認することが大切です。
特に注意したいのが、初期費用だけでなく運用費用も含めたトータルコスト。 月額の保守費用やサーバー利用料、アップデート対応費用などが別途かかるケースもあります。 見積書を並べて比較し、「この項目はA社には入っているが、B社には入っていない」といった違いを洗い出しましょう。
プロジェクト専任の担当者がいるか確認する
開発がスタートしたら、窓口となる専任のプロジェクトマネージャー(PM)がいるかどうかを確認しておきましょう。 担当者がコロコロ変わると、情報の引き継ぎ漏れや認識のズレが生じやすくなります。
特に重要なのは、その担当者がどれだけプロジェクトに時間を割けるか。 複数案件を同時に抱えている場合、レスポンスが遅くなったり、細かい要望が後回しにされたりする可能性も。 契約前に「専任で対応してもらえるのか」「週にどれくらいの稼働時間を想定しているのか」を確認しておくと安心です。
完成後の確認手順を事前に決めておく
開発が終わったら、納品物が要件を満たしているか確認する「受入テスト」が必要です。この段階で「思っていたものと違う」となると、追加費用や納期遅延の原因に。 トラブルを防ぐには、開発前に受入基準を明文化しておくことが重要です。
例えば、「ログイン機能が3秒以内に完了すること」「iOS・Android両方で正常に動作すること」といった具体的な確認項目をリスト化。開発会社と合意した上で契約書に盛り込んでおけば、お互いの認識がズレにくくなります。 テスト環境での動作確認から本番リリースまでの流れも、事前に確認しておきましょう。
博多のアプリ開発ならEPICs株式会社へ

ここまで博多エリアの開発会社を10社ご紹介してきましたが、改めて弊社EPICs株式会社についてもご案内させてください。
EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社。最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードと低コストでアプリ開発を実現しています。 通常の開発手法では数ヶ月かかる案件も、ノーコードツールを活用することで大幅な期間短縮が可能です。
弊社の強みは、複数のノーコードツールに対応している点。作りたいものに応じて最適なツールを選定できるため、無駄なコストや開発期間を抑えられます。
また、開発だけで終わらず、マーケティング支援まで一貫して対応できる体制も整えています。 「アプリを作ったものの、ダウンロードされない」といった課題も、リリース後の集客施策まで伴走してサポート可能です。
「まずは小さく始めて、反応を見ながら改善していきたい」「予算や納期に制約があるが、質は落としたくない」「開発後の運用やマーケティングも相談したい」。そんなニーズをお持ちの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
アプリ開発の費用を抑える5つの方法

アプリ開発には相応のコストがかかりますが、工夫次第で予算を抑えることは可能です。ただし、単に安く済ませようとして品質を犠牲にしては本末転倒。ここでは、品質を保ちながら費用を抑えるための実践的な方法を5つご紹介します。
以下の5つの方法を検討しましょう。
- 最小限の機能でまず試してから段階的に拡張する
- 既存のサービスやツールを組み合わせる
- 自社で保有している素材やシステムを活用する
- 初期段階では必須機能に絞り込む
- 開発途中での仕様変更を避ける
最小限の機能でまず試してから段階的に拡張する
いきなり完璧なアプリを目指すのではなく、まずは**MVP(最小限の機能を持つ製品)**でリリースし、ユーザーの反応を見ながら改善していく方法がおすすめ。 例えば、会員向けアプリを作る場合、最初は「ログイン」「お知らせ閲覧」「ポイント確認」だけに絞り、予約機能や決済機能は後から追加する、といった具合です。
この方法なら初期投資を抑えられるだけでなく、実際のユーザーの使い方を見てから次の機能を決められるため、無駄な開発を避けられます。段階的にリリースすることで、収益化や効果測定も早い段階から始められる点もメリットです。
既存のサービスやツールを組み合わせる
すべてを一から開発するのではなく、既存のSaaS(クラウド型のサービス)やツールを活用することでコストを大幅に削減できます。例えば、決済機能ならStripeやSquare、顧客管理ならSalesforceといった専門サービスを組み込む方法が一般的。
これらのサービスは、セキュリティ対策やアップデートも提供元が行ってくれるため、保守運用の負担も軽減されます。 特にノーコードツールを使えば、こうした外部サービスとの連携も簡単。ゼロから開発するより、既存の優れたサービスを賢く組み合わせる方が、結果的にコストも時間も節約できるでしょう。
自社で保有している素材やシステムを活用する
すでに自社で使っているロゴ、画像、テキストコンテンツ、会員データベースなどがあれば、それらを積極的に再利用しましょう。 デザインを一から作り直すより、既存のブランドガイドラインやビジュアル素材を流用する方が、デザイン費用を抑えられます。
また、すでに運用している会員システムや在庫管理システムがあれば、それとアプリを連携させることで、データの二重管理を避けられます。ただし、既存システムが古い場合は連携に手間がかかることもあるため、開発会社に事前に相談してみてください。
初期段階では必須機能に絞り込む
アプリの機能が増えるほど、開発コストは膨らみます。「あったら便利」な機能と「なければ困る」機能を明確に区別し、初期バージョンでは本当に必要な機能だけに絞り込むことが重要です。
例えば、表示速度や操作性といった「非機能要件」も、過度に高いレベルを求めると開発コストが跳ね上がります。 「3秒以内に読み込み完了」より「5秒以内でも許容できる」とする方が開発は楽になります。もちろん、ユーザー体験を損なわない範囲での調整が前提ですが、すべてを最高水準にする必要はありません。優先順位をつけて、段階的に改善していく姿勢が大切です。
開発途中での仕様変更を避ける
開発が始まってから「やっぱりこの機能も追加したい」「デザインを変更したい」となると、追加費用が発生するだけでなく、納期も遅れてしまいます。最も費用がかさむ原因の一つが、この開発途中での仕様変更。
これを防ぐには、開発前の要件定義をしっかり固めること。画面の遷移図やワイヤーフレーム(画面の設計図)を作り、開発会社と細部まですり合わせておきましょう。 一度決めた仕様は、よほどの理由がない限り変更しない「要件凍結」のルールを設けることで、予算内に収めやすくなります。