板橋区のアプリ開発会社おすすめ8選!【目的別に厳選】

板橋区でアプリ開発会社をお探しですか?板橋区には、業務システムに強い会社から、最新技術を活用した開発に対応できる会社まで、多様な開発会社が存在します。
本記事では、「地元で対面相談したい」「ネイティブアプリの開発技術が必要」「企画段階から一緒に進めたい」など、あなたの状況に合わせて選べるよう、5つの軸で合計8社を厳選してご紹介。それぞれの会社の特徴、評価、おすすめのケースを分かりやすく解説していきます。
板橋区内で対面相談できる地元密着型の会社
地元に拠点がある会社なら、直接会って打ち合わせができ、細かなニュアンスも伝えやすいメリットがあります。ここでは板橋区内に拠点を持ち、対面でのコミュニケーションがしやすい3社をご紹介します。
- 四葉システム開発株式会社
- Altive株式会社
- 株式会社フェリックス
四葉システム開発株式会社

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 四葉システム開発株式会社 |
| 最大の特徴 | 業務・公共系に強い実装力 |
| どんなケースにおすすめか | 業務最適化や公共系要件で堅実に作る |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術・品質適合 | 4 |
| 実績・再現性 | 4 |
| PM・納期ガバナンス | 4 |
四葉システム開発は、板橋区に拠点を構える地元密着型の開発会社です。業務システムやWebアプリ、スマートフォンアプリまで幅広く対応しており、特に業務の効率化や公共系のプロジェクトで実績を持っています。
同社の強みは、防災やインフラ関連の開発経験が豊富な点。
道路パトロールシステムや間取りアプリなど、実用的なアプリケーションの開発実績があり、現場のニーズをしっかりと形にできる技術力を備えています。
また、Redmineというプロジェクト管理ツールと連携したスケジュール管理システムの開発事例もあり、業務改善に直結するシステム構築が得意です。
Web開発からネイティブアプリまで横断的な実装経験があるため、将来的に機能を拡張したい場合にも柔軟に対応できる体制。
板橋区内でアクセスしやすい立地にあるため、開発中に何度も打ち合わせが必要なプロジェクトでも安心して任せられる会社といえるでしょう。
Altive株式会社

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | Altive株式会社 |
| 最大の特徴 | Flutter×Firebaseの速攻立ち上げ |
| どんなケースにおすすめか | マルチOS同時開発でコスト最適化 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 4 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術・品質適合 | 4 |
| 実績・再現性 | 3 |
| PM・納期ガバナンス | 3 |
Altiveは、Flutter(フラッター)という最新技術を活用したアプリ開発に特化した板橋区の会社です。
Flutterとは、iOSとAndroidの両方に対応したアプリを同時に開発できる技術のこと。
通常、iPhoneアプリとAndroidアプリは別々に作る必要がありますが、Flutterを使えば一度の開発で両方に対応できるため、開発期間とコストを大幅に削減できます。
同社の特徴は、FirebaseというGoogleが提供するクラウドサービスと組み合わせて、スピーディーにアプリを立ち上げられる点。
データベースやユーザー認証などの基本機能を素早く実装できるため、アイデアを形にするまでのスピードが速いのが魅力です。
さらに、Slackというビジネスチャットツールを使った技術支援も提供しており、開発後に自社で改善を続けたい企業にとっても心強いパートナー。
スマートフォンアプリだけでなく、WebサイトやデスクトップアプリケーションまでFlutterで一括開発できるため、将来的な展開を見据えた開発にも適しています。板橋区に住所を明示しており、地元企業として安心して相談できる体制が整っています。
株式会社フェリックス

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社フェリックス |
| 最大の特徴 | iOS/Androidネイティブの短期開発 |
| どんなケースにおすすめか | ネイティブ性能を要する小〜中規模 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術・品質適合 | 4 |
| 実績・再現性 | 3 |
| PM・納期ガバナンス | 3 |
フェリックスは、iOSとAndroidのネイティブアプリ開発を得意とする板橋区の開発会社です。
ネイティブアプリとは、それぞれのOS専用に最適化されたアプリのことで、端末の機能を最大限に活用できる高性能なアプリを作れる点が特徴。カメラやGPS、センサーなどのハードウェアと連携するアプリを開発する場合には、ネイティブ開発が適しています。
同社の強みは、ハードウェア連携やビーコン(近距離無線通信技術)を活用したアプリ開発の経験があること。
例えば、店舗に設置したビーコンと連動してクーポンを配信するアプリや、IoT機器と連携したアプリなど、単なる情報表示アプリではない一歩進んだ開発が可能です。電子手帳アプリなどの実績もあり、ユーザーの使い勝手を重視した機能設計にも定評があります。
迅速な立ち上げを訴求しており、短期間でアプリをリリースしたい企業にも適しています。
Webアプリにも対応しているため、スマートフォンアプリとWebサイトを連携させたシステム全体の設計も相談できる体制。板橋区に所在しており、気軽に相談できる距離感も魅力の一つです。
ネイティブアプリ・Flutter開発に強い技術特化型の会社
アプリの性能や開発スピードを重視する場合、特定の技術に強みを持つ会社を選ぶのが賢明です。ここでは最新技術や高性能なネイティブ開発に対応できる会社をご紹介します。
- 株式会社オフィスムーブ
株式会社オフィスムーブ

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社オフィスムーブ |
| 最大の特徴 | 小回りの利く多技術対応 |
| どんなケースにおすすめか | 低コストで素早く試作〜公開 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 4 |
| 課題解決能力 | 3 |
| 技術・品質適合 | 3 |
| 実績・再現性 | 3 |
| PM・納期ガバナンス | 3 |
オフィスムーブは、板橋区に拠点を置く技術の幅広さが魅力の開発会社です。
HTML5やPhaser、Unity、Flutter、そしてネイティブ開発まで、様々な技術スタックに対応できる柔軟性が最大の特徴。
一つの技術に特化するのではなく、プロジェクトの目的や予算に応じて最適な技術を選んで開発できる体制を整えています。
特に注目すべきは、2Dゲームやエンターテインメント系のアプリ開発にも対応できる技術力。PhaserやUnityといったゲーム開発エンジンを扱えるため、単なる業務アプリだけでなく、ユーザーを楽しませるインタラクティブなコンテンツの制作も可能です。
教育アプリやプロモーション用のミニゲームなど、エンゲージメントを高めたいアプリの開発に適しています。
少人数体制ながら多様な技術に対応できるため、大手に頼むほどではないが確実に形にしたいプロジェクトに最適。企画段階から運用まで一貫してサポートしており、初めてアプリ開発を依頼する企業でも安心です。
試作品を素早く作って市場の反応を見たい、予算を抑えつつ複数の技術を試したいといったニーズにも柔軟に対応してくれる会社といえるでしょう。
企画段階から運用まで伴走してくれる会社
アプリ開発では、コーディングだけでなく企画立案やリリース後の運用も重要です。ここでは、開発前の構想段階から長期的にサポートしてくれる会社をご紹介します。
- 株式会社オンマックス
- リベルタ株式会社
株式会社オンマックス

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社オンマックス |
| 最大の特徴 | 官公庁含む広域実績×自社FW |
| どんなケースにおすすめか | B2B/公共系の堅牢要件・長期運用 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術・品質適合 | 4 |
| 実績・再現性 | 5 |
| PM・納期ガバナンス | 4 |
オンマックスは、官公庁や金融機関との取引実績が豊富な、信頼性の高い開発会社です。板橋区に拠点を持ち、長年にわたって培ってきた堅牢なシステム開発のノウハウを持っています。
公共系のプロジェクトでは、セキュリティや安定稼働が特に重要視されますが、同社はそうした厳しい要件をクリアしてきた実績があります。
最大の特徴は、自社開発のフレームワークを活用した効率的な開発体制。
フレームワークとは、アプリ開発の土台となる枠組みのことで、これを使うことで品質を保ちながら開発スピードを上げることができます。自社で長年改良してきたフレームワークを持っているため、安定性と開発効率の両立が可能です。
また、開発だけでなくプロジェクトマネジメントや保守運用までワンストップで対応できる体制も強み。
システムは作って終わりではなく、リリース後の運用フェーズこそが重要です。オンマックスは長期的な保守・改善を前提としたプロジェクト設計ができるため、5年、10年と使い続けるシステムを構築したい企業に適しています。
B2B向けの業務システムや、ミッションクリティカルな要件を持つアプリ開発を検討している場合、確実な選択肢となるでしょう。
リベルタ株式会社

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | リベルタ株式会社 |
| 最大の特徴 | 企画/ブランディング併走×開発 |
| どんなケースにおすすめか | 企画〜多言語/観光領域まで一気通貫 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 4 |
| 技術・品質適合 | 3 |
| 実績・再現性 | 3 |
| PM・納期ガバナンス | 3 |
リベルタは、システム開発とクリエイティブ制作を両輪で提供するユニークな会社です。多くの開発会社は技術面に特化していますが、リベルタは企画立案やブランディング、デザインといった上流工程から深く関わることができる体制を持っています。「どんなアプリを作るか」というコンセプト段階から相談できるため、まだアイデアが固まっていない段階でも安心して依頼できます。
特筆すべきは、観光やホスピタリティ業界での専門知識を持っている点。
多言語対応のアプリや、訪日観光客向けのサービス開発など、インバウンド需要に対応したプロジェクトの実績があります。
観光地の魅力を伝えるアプリや、宿泊施設向けの予約・管理システムなど、この分野特有のニーズを理解した提案ができるのは大きな強みです。
また、フルリモート体制にも対応しており、全国どこからでもプロジェクトを進められる柔軟性も魅力。企画、制作、開発、運用まで一気通貫でサポートするため、複数の会社を管理する手間が省け、プロジェクト全体のコミュニケーションがスムーズになります。
ブランドイメージを大切にしたい企業や、ユーザー体験を重視したアプリを作りたい場合に適した選択肢です。
官公庁・業務B2Bに強い実績重視の会社
堅牢性や長期運用が求められる業務システムやB2B向けアプリの開発では、実績豊富な会社を選ぶことが重要です。ここでは官公庁や企業向けシステムの開発実績が豊富な会社をご紹介します。
- 株式会社リミックス
株式会社リミックス

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 株式会社リミックス |
| 最大の特徴 | 銀行系運用/教育含む実務基盤 |
| どんなケースにおすすめか | ミッションクリティカル運用前提 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 3 |
| 課題解決能力 | 3 |
| 技術・品質適合 | 3 |
| 実績・再現性 | 4 |
| PM・納期ガバナンス | 3 |
リミックスは、板橋区成増に拠点を置き、銀行系システムの運用経験を持つ信頼性の高い会社です。銀行のシステムは24時間365日の安定稼働が求められ、少しのトラブルも許されない厳しい環境。そうした金融機関の運用ノウハウを持っていることは、
同社の技術力と信頼性の高さを示す重要な指標といえます。
業務アプリケーション開発から、運用・インフラ管理まで幅広く対応しており、システムのライフサイクル全体をサポートできる体制が整っています。
特に、稼働後の監視や保守といった運用フェーズでの経験が豊富なため、「作って終わり」ではなく、長期的に安定して使えるシステムを構築できるのが強みです。
興味深いのは、ITサービス提供だけでなく教育事業も展開している点。IoTやAIプログラミング学習ロボット「クムクム」などの教育教材も手がけており、技術の裾野を広げる活動にも取り組んでいます。この教育機能は成増の拠点に併設されており、技術者育成にも力を入れている姿勢がうかがえます。
ミッションクリティカル、つまり止まってはいけないシステムの開発を検討している企業にとって、銀行系の運用実績は大きな安心材料。
金融、医療、公共インフラなど、高い信頼性が求められる分野でのアプリ開発を考えているなら、リミックスは有力な候補となるでしょう。
ローコスト・小規模立ち上げに適した会社
予算を抑えてまずはスモールスタートしたい、あるいは小規模なアプリを素早くリリースしたい場合に適した会社をご紹介します。
- 有限会社アイシス
- EPICs株式会社
有限会社アイシス

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | 有限会社アイシス |
| 最大の特徴 | 中小向け業務アプリ/EC等 |
| どんなケースにおすすめか | 既存業務のWeb化/軽量開発 |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 4 |
| 課題解決能力 | 3 |
| 技術・品質適合 | 3 |
| 実績・再現性 | 3 |
| PM・納期ガバナンス | 3 |
アイシスは、1999年設立の板橋区桜川に拠点を置く、中小企業の業務改善に特化した開発会社です。20年以上にわたって地域の企業をサポートしてきた実績があり、中小企業特有のニーズや予算感を熟知しているのが大きな強みとなっています。
同社の特徴は、PHPやMySQLといった安定した技術スタック(LAMP環境)を活用した開発。
これらは実績が豊富で枯れた技術であり、派手さはないものの安定性とコストパフォーマンスに優れています。既存の業務システムをWeb化したい、紙やExcelで管理していた業務をアプリで効率化したいといった、実務的なニーズに適した技術選定ができる会社です。
業務アプリケーションに加えて、ECサイトの構築や運用保守にも対応。小規模なオンラインショップを立ち上げたい企業にとっても相談しやすい相手です。また、既存の資産を活用しながら段階的にシステムを改善していく進め方も得意としており、一度に大きな投資をするのではなく、予算に合わせて少しずつ機能を追加していくような開発スタイルにも対応できます。
板橋区内に拠点があるため、地場の企業にとってはアクセスしやすく、対面での細かな打ち合わせもしやすい環境。
大規模な最先端技術を使った開発ではなく、実務的で確実に動く業務改善システムを適正価格で作りたい中小企業にとって、頼りになるパートナーとなるでしょう。
EPICs株式会社

基本情報
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | EPICs株式会社 |
| 最大の特徴 | ノーコード開発で最短2週間・30万円から |
| どんなケースにおすすめか | アイデアを素早く形にして市場検証したい |
5つの評価軸
| 項目 | 評価(5段階) |
| 費用の安さ | 5 |
| 課題解決能力 | 5 |
| 技術・品質適合 | 3 |
| 実績・再現性 | 3 |
| PM・納期ガバナンス | 4 |
EPICs株式会社は、ノーコード開発という新しいアプローチで、圧倒的なスピードとコストパフォーマンスを実現している開発会社です。ノーコードとは、プログラミングコードを書かずにアプリを作れる開発手法のこと。
従来の開発では数ヶ月かかる案件を、最短2週間、最低30万円から形にできるのが最大の魅力です。
同社の強みは、複数のノーコードツールに精通している点。
BubbleやAdaloといった様々なノーコードツールがありますが、それぞれ得意分野が異なります。
EPICs株式会社では、作りたいアプリの特性に合わせて最適なツールを選定できるため、開発期間と費用を最小限に抑えながらも、必要な機能をしっかり実装できる体制が整っています。
さらに注目すべきは、マーケティング支援にも対応している点。多くの開発会社は「作って納品」で終わりですが、EPICs株式会社はアプリをリリースした後、どうやってユーザーに使ってもらうかという集客面でもサポート。
開発とマーケティングをセットで相談できるため、事業全体を見据えた戦略的な立ち上げが可能です。
「まずは低予算で試作品を作って反応を見たい」「スタートアップで資金は限られているが、スピード感を持って市場に出たい」といった、機動力重視の企業に最適。
従来の開発では予算的に難しかったアイデアも、ノーコードなら実現できる可能性があります。とはいえ、ノーコードには技術的な制約もあるため、複雑な機能や大規模システムには向きません。その点を理解した上で、まずは小さく始めたい企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。
アプリ開発会社の失敗しない選び方

アプリ開発の外注で失敗しないためには、発注前の準備と会社選定の段階が重要です。ここでは、確実にプロジェクトを成功させるための5つのポイントをご紹介します。
- 必須機能を明確にリスト化する
- プロジェクトの成功基準を数値で定める
- 見積もりの内訳を詳しく確認する
- 類似案件の実績を見せてもらう
- プロジェクト責任者を事前に確認する
必須機能を明確にリスト化する
アプリ開発で最も多いトラブルは、「作ってほしい機能が曖昧なまま進めてしまう」こと。
開発が始まってから「この機能も欲しかった」と追加要望を出すと、追加費用や納期延長の原因になります。
まずは、絶対に必要な機能を箇条書きで整理しましょう。
例えば「ユーザー登録機能」「商品検索機能」「決済機能」といった具合です。このリストを作ることで、見積もり時に開発会社と認識のズレを防げます。また、優先順位を付けておくことで、予算が限られている場合に「まずはこの機能だけで」という判断もしやすくなります。
要件を文章で長々と説明するより、箇条書きで簡潔にまとめる方が、開発会社にとっても理解しやすく、見積もりの精度も上がるでしょう。
プロジェクトの成功基準を数値で定める
「良いアプリができた」という感覚的な判断ではなく、数値で成功を測れる基準を事前に決めておくことが重要です。これをKPI(重要業績評価指標)と呼びます。
例えば、「月間アクティブユーザー数1,000人」「アプリストアの評価4.0以上」「問い合わせ対応時間を50%削減」といった具体的な目標。これらを開発前に設定しておくことで、開発会社も「その目標を達成するにはこんな機能が必要」という提案ができます。
また、リリース後の効果測定もしやすくなり、改善の方向性も明確になります。
曖昧な成功イメージではなく、達成すべき数値目標を共有することで、プロジェクト全体の方向性がブレにくくなるでしょう。
見積もりの内訳を詳しく確認する
見積書を受け取ったら、総額だけでなく、必ず内訳を確認してください。
「アプリ開発一式:300万円」といった大雑把な見積もりでは、何にどれだけのコストがかかっているのか分かりません。
理想的な見積もりは、「画面設計:30時間」「ログイン機能開発:20時間」「決済機能開発:40時間」といった作業項目ごとの工数と、それぞれの単価が明記されているもの。この内訳があれば、予算オーバーした際に「この機能を削ればいくら安くなる」という判断がしやすくなります。
また、開発費だけでなく、サーバー費用、保守運用費用、修正対応の費用なども別途かかるのか確認することが大切。
初期費用だけ安くても、運用費が高額では意味がありません。トータルコストで比較検討しましょう。
類似案件の実績を見せてもらう
その会社が本当にあなたのプロジェクトに適しているか判断するには、過去の実績を確認するのが確実です。
特に重要なのは、あなたの業種や要件に近い案件の経験があるかどうか。
例えば、飲食店向けの予約アプリを作りたいなら、飲食業界での開発実績がある会社の方が、業界特有のニーズを理解しています。
また、「ECサイトを作ったことがある」だけでなく、「決済システムの実装経験」「在庫管理機能の構築経験」など、具体的な機能レベルでの実績も確認しましょう。
可能であれば、実際に納品されたアプリを見せてもらったり、触らせてもらったりすることをおすすめします。実物を見ることで、その会社の技術レベルやデザインセンスが分かり、安心して依頼できるかどうかの判断材料になります。
プロジェクト責任者を事前に確認する
開発会社を選ぶ際、会社の規模や実績だけでなく、「誰が担当するか」も非常に重要です。
営業担当者は優秀でも、実際に開発を進めるプロジェクトマネージャー(PM)やエンジニアが経験不足では、プロジェクトがうまく進まない可能性があります。
契約前に、プロジェクトマネージャーと直接話す機会を設けてもらいましょう。その人が過去にどんなプロジェクトを担当してきたか、コミュニケーションはスムーズか、質問に的確に答えられるかを確認します。開発中は何度も連絡を取り合うことになるため、相性の良さも大切な要素です。
また、担当者の稼働率も確認しておくと良いでしょう。「あなたのプロジェクトに週何時間割けるか」を聞いておくことで、レスポンスの速さや進行のスムーズさが予測できます。複数のプロジェクトを掛け持ちしている場合、対応が遅れる可能性もあるため注意が必要です。
板橋区のアプリ開発ならEPICs株式会社

板橋区でアプリ開発をお考えなら、私たちEPICs株式会社にご相談ください。ノーコード開発を専門とする当社では、最短2週間、30万円からという圧倒的なスピードとコストでアプリ開発を実現しています。
ノーコード開発の最大の利点は、プログラミングコードを書かずにアプリを構築できるため、従来の開発手法と比べて開発期間とコストを大幅に削減できること。
当社はBubbleやAdaloをはじめとする複数のノーコードツールに精通しており、お客様のご要望に最適なツールを選定できる強みがあります。
また、開発だけでなくマーケティング支援も提供しているため、「アプリを作って終わり」ではなく、「どうやってユーザーに届けるか」まで一貫してサポート可能です。
スタートアップ企業や中小企業で、限られた予算の中でまずはアイデアを形にして市場の反応を見たいという方に最適。
もちろん、ノーコードには技術的な制約もあるため、すべてのプロジェクトに適しているわけではありません。しかし、素早く低コストで試作品を作りたい、MVP(最小限の機能を持つ製品)から始めたいという場合には、当社が最良の選択肢となるでしょう。
契約前に確認すべき5つの重要事項

アプリ開発を外注する際、契約内容をしっかり確認しておかないと、後々トラブルに発展する可能性があります。ここでは、契約前に必ずチェックすべき5つのポイントをご紹介します。
- 成果物の範囲を明確に定義する
- 著作権や知的財産権の帰属先を決める
- 支払いと検収の条件を具体的に定める
- 仕様変更時の対応窓口とルールを決める
- 機密情報の取り扱い範囲を明確にする
成果物の範囲を明確に定義する
「アプリ開発」と一言で言っても、何がどこまで含まれるのかは会社によって異なります。
契約前に、納品される成果物を具体的に定義しておくことが重要です。
例えば、アプリ本体だけでなく、設計書、ソースコード、操作マニュアル、管理画面なども含まれるのか。
また、iOSとAndroid両方の開発費なのか、どちらか一方なのか。アプリストアへの公開申請作業は含まれるのか、別料金なのか。こうした細かい点を事前に確認しておかないと、「それは別料金です」と後から言われてトラブルになりかねません。
成果物の定義が曖昧な場合は、契約書に具体的な納品物のリストを添付してもらいましょう。
「何が含まれていて、何が含まれていないのか」を明文化することで、認識のズレを防げます。
著作権や知的財産権の帰属先を決める
開発したアプリの著作権が誰に帰属するかは、必ず契約書で確認してください。
一般的には、開発費を全額支払えば著作権は発注者(あなた)に譲渡されることが多いですが、契約内容によっては開発会社側に残る場合もあります。
著作権が開発会社に残ると、将来的に別の会社にアプリの改修を依頼したくても、元の開発会社の許可が必要になったり、追加費用がかかったりする可能性があります。
また、アプリのデザインやロゴなどの知的財産権についても、誰が所有するのかを明確にしておくことが大切です。
特に注意が必要なのは、第三者のライブラリやフレームワークを使用している場合。それらのライセンス条件によっては、商用利用に制限がかかることもあるため、使用しているツールやライブラリのライセンスについても確認しておきましょう。
支払いと検収の条件を具体的に定める
支払いのタイミングと検収(納品物を確認して受け入れること)の条件は、トラブルを避けるために非常に重要です。
よくある支払いパターンは、「契約時30%、中間報告時30%、納品時40%」といった分割払い。一括後払いは開発会社にとってリスクが高いため、分割払いが一般的です。
検収条件も明確にしておきましょう。
「納品から何日以内に検収を行う」「どんな基準で合格・不合格を判断するか」を事前に決めておかないと、「完成したと思ったのに修正対応を延々と求められる」という事態になりかねません。
また、検収後の修正対応(保証期間)についても確認が必要です。
「納品後1ヶ月以内のバグ修正は無償」といった保証期間があるのか、それとも納品時点で契約終了なのか。
後者の場合、リリース直後にバグが見つかっても追加費用がかかるため、必ず確認しておきましょう。
仕様変更時の対応窓口とルールを決める
アプリ開発は、進めていく中で「やはりこの機能を変更したい」「この画面のデザインを修正したい」という要望が出てくることが珍しくありません。
そうした仕様変更が発生したとき、どう対応するかのルールを決めておくことが重要です。
まず、変更要望を誰に伝えるのか、窓口を一本化しておきましょう。複数の担当者に別々に指示を出すと、情報が混乱してトラブルの元になります。
また、変更によって追加費用や納期延長が発生する場合、どのタイミングで見積もりを出してもらい、承認するのかのプロセスも明確にしておくべきです。
「軽微な変更は無償対応」「大きな変更は別途見積もり」といった基準も曖昧になりがち。どこまでが軽微でどこからが大きな変更なのか、具体例を挙げながら契約時に話し合っておくと、後々のトラブルを防げます。
機密情報の取り扱い範囲を明確にする
アプリ開発を依頼する際、自社の顧客情報、業務フロー、ビジネスモデルなど、機密性の高い情報を開発会社に共有することになります。
これらの情報がどう扱われるのか、秘密保持契約(NDA)を結んでおくことが必須です。
秘密保持契約では、どの情報が機密情報に該当するのか、その情報を開発会社がどう管理するのか、第三者に開示してはいけない範囲、契約終了後の情報の取り扱いなどを定めます。
特に、開発に使用するテストデータに実際の顧客情報を含める場合は、個人情報保護の観点から慎重な取り扱いが必要です。
また、開発会社が他のクライアントのために、あなたのプロジェクトで得た知見やノウハウを流用することを許可するのかどうかも明確にしておきましょう。競合他社に似たようなアプリを作られては困る場合、その旨を契約書に盛り込んでおく必要があります。