大阪のおすすめアプリ開発会社13選【2025年版】

大阪でアプリ開発を依頼したいと考えているものの、どの会社を選べばよいか迷っていませんか?

数多くの開発会社がある中で、自社の要件に最適なパートナーを見つけるのは簡単ではありません。会社によって得意分野や費用感、対応範囲が大きく異なるためです。

この記事では、大阪のアプリ開発会社を「戦略策定から相談できる」「UI/UXに強い」「業務DX・基幹連携に強い」「短納期・小規模向け」の4つの軸で分類し、厳選した13社をご紹介。各社の特徴や評価を分かりやすく整理しました。

目次

戦略策定から相談できる

アプリの企画段階から相談でき、戦略的な視点でプロジェクトを進められる会社です。

  • フェンリル
  • カスタメディア
  • トンガルマン

フェンリル

株式会社フェンリル
項目内容
会社名フェンリル
最大の特徴大手案件600超・上流から一気通貫
どんなケースにおすすめか大規模/要件不確実な案件を成功させたい
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力5
実績の適合性5
品質・セキュリティ5
体制・進行管理・運用5

フェンリルは、TVer公式アプリやライフ公式アプリの刷新など、600を超える大手企業向けアプリ実績を持つ開発会社です。最大の強みは、企画から運用まで一気通貫で対応できる体制。不確実性の高い新規事業や大規模なリニューアルプロジェクトにおいて、上流工程から伴走してくれます。

特に注目すべきは、UX設計から実装、運用まで全て内製で対応できる点。外部への丸投げではなく、責任を持ってドライブしてくれるため、品質の高いアプリを期待できます。事例の公開も豊富で、同業界の参考事例を確認しやすいのも魅力的。

ただし、大手案件中心のため費用面では一定の予算が必要になると考えられます。要件が固まりきっていない段階でも相談に乗ってもらえるため、戦略的なアプローチでアプリ開発を進めたい企業におすすめの会社です。

カスタメディア

株式会社カスタメディア
項目内容
会社名カスタメディア
最大の特徴700サイト超の基盤×短納期
どんなケースにおすすめか既存機能で素早く会員制サービス
項目評価
費用の安さ4
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

カスタメディアは、マッチングサイトやコミュニティサイト構築に特化したパッケージを提供する大阪の開発会社です。700サイト以上の導入実績を誇り、月額2万円から最短3ヶ月でサービスを立ち上げることが可能。既存のパッケージをベースにカスタマイズを行うため、コストを抑えながら短期間での開発を実現しています。

会員制サービスやマッチングアプリを検討している企業にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。外部システムとの連携機能やセキュリティ面についても詳細な説明があり、安心して依頼できる体制が整っています。

事例やインタビューも豊富に公開されており、実際の導入事例を参考にしながら検討を進められる点も評価ポイント。ゼロからの開発ではなく、実績のあるパッケージをベースに効率的にサービスを立ち上げたい企業におすすめです。

トンガルマン

トンガルマン株式会社
項目内容
会社名トンガルマン
最大の特徴XR/観光DX領域の提案力
どんなケースにおすすめか体験価値重視の集客/観光案件
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

トンガルマンは、観光DXやXR(拡張現実・仮想現実)技術を活用した体験型アプリの企画・開発に強みを持つ会社です。スマホゲーム「Webサッカー」の制作実績もあり、エンターテインメント要素を含んだアプリ開発が得意。

観光業界や地域活性化に関わるデジタル施策において、単なるアプリ開発にとどまらず、体験設計から提案してくれます。大阪本社で地域密着型の対応が可能なため、関西圏の観光関連事業者にとって心強いパートナーとなるでしょう。

デジタルサイネージやXR技術を組み合わせた複合的な提案も行っており、従来の枠にとらわれない革新的な集客手法を模索している企業におすすめ。事例ページでは視覚的にわかりやすく実績を確認でき、観光DXパッケージも提供しているため、業界特有のニーズに対応した提案を期待できます。

UI/UXに強い

使いやすさやデザイン性に優れたアプリ開発を得意とする会社です。

  • ユニアース
  • ノウリス
  • ランデスト

ユニアース

株式会社ユニアース
項目内容
会社名ユニアース
最大の特徴実務寄りのUI/UXで低コスト化
どんなケースにおすすめか会員アプリ/業務系の堅実開発
項目評価
費用の安さ4
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

ユニアースは、iOS・Androidアプリ開発において実用性の高いUI/UX設計を重視する開発会社です。トマトアンドオニオンの公式アプリやnail magicなど、飲食店や美容業界での実績が豊富。企画段階からユーザビリティを考慮した設計を行い、実際の業務で使いやすいアプリを提供しています。

同社の特徴は、過度に装飾的なデザインではなく、実務で本当に必要な機能に重点を置いたアプリ開発を行うこと。そのため、開発コストを抑えながらも使い勝手の良いアプリを実現できます。会員管理や店舗運営に関わる業務アプリの開発実績が多く、実際の現場で求められる機能を熟知。

企画段階から運用まで一貫してサポートしてくれるため、初めてアプリ開発を依頼する企業でも安心です。外部記事では「相場より安い」との評価もあり、コストパフォーマンスを重視する企業におすすめの開発会社といえるでしょう。

ノウリス

株式会社ノリウス
項目内容
会社名ノウリス
最大の特徴IoT/BT×UIの総合実装力
どんなケースにおすすめか家電/機器連携のUX改善
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

ノウリスは、IoT(モノのインターネット)やBluetooth連携を得意とし、デバイス連携アプリにおけるUI/UX設計に強みを持つ開発会社です。美容家電のBluetoothアプリやSalesforce連携の不動産・就活アプリなど、複雑なシステム連携を伴うアプリ開発で実績を積んでいます。

特に注目すべきは、ハードウェアとソフトウェアの境界を意識したUX設計能力。単純なアプリ開発ではなく、実際のデバイスとの連携において生じるユーザビリティの課題を解決する技術力を持っています。IoT機器や家電製品のコントロールアプリでは、直感的な操作性が重要になりますが、同社はそうした要求に応える設計ノウハウを蓄積。

Salesforce連携の経験もあるため、企業の基幹システムとアプリを連携させる業務用途にも対応可能です。家電メーカーや機器製造業など、ハードウェアと連携するアプリ開発を検討している企業に最適な選択肢となるでしょう。

ランデスト

株式会社ランデスト
項目内容
会社名ランデスト
最大の特徴FlutterFlow×Flutterの短期開発
どんなケースにおすすめかMVP/試作で素早く検証
項目評価
費用の安さ4
課題解決能力3
実績の適合性3
品質・セキュリティ3
体制・進行管理・運用3

ランデストは、FlutterFlowとFlutterを活用した高速アプリ開発に特化している会社です。FlutterFlowはGoogleが提供するノーコード・ローコード開発ツールで、従来よりも短期間でのアプリ開発を可能にします。同社はこの技術を活用し、「安価・迅速」をコンセプトにしたアプリ開発サービスを提供。

MVP(最小実行可能製品)やプロトタイプの作成において、その真価を発揮します。新しいビジネスアイデアを素早く形にして市場検証を行いたい企業や、スタートアップ企業にとって魅力的な選択肢。デザインと開発を一体化して進められるため、従来の開発プロセスよりも効率的にプロジェクトを進行できます。大阪に拠点を置いているため、直接対話しながらプロジェクトを進められる点も評価ポイント。

ただし、公開事例は他社と比較して少なめなので、事前に詳細な相談をして実力を確認することをおすすめします。ITコンサルティングも手がけているため、技術的な相談から始めることも可能です。

業務DX・基幹連携に強い

企業の既存システムとの連携や業務効率化を重視したアプリ開発を得意とする会社です。

  • キューボック
  • サン・エンジニアリング
  • ディー・フォレスト

キューボック

株式会社キューボック
項目内容
会社名キューボック
最大の特徴AWS含む大規模要件の実装力
どんなケースにおすすめか配信/課金/チャット等の複合開発
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

キューボックは、業務アプリから配信プラットフォーム、ライブコマースまで幅広いアプリ開発に対応する会社です。ライブ配信プラットフォームやASMR配信の新サービス、マッチングアプリなど、複雑な機能を組み合わせたアプリの開発実績が豊富。AWS(Amazon Web Services)を活用したクラウド基盤の構築も得意としており、大規模なシステム要件にも対応できます。

同社の強みは、要件定義から保守運用まで一貫してカバーできる体制。仕様が未確定の段階でも、複数の対応形態から最適な進め方を選択できるため、柔軟なプロジェクト運営が可能です。特に、決済機能・チャット機能・投げ銭システムなどを組み合わせた複合的なアプリ開発において、豊富な経験を活かした提案を期待できます。

ライブ配信やコミュニティ機能を含むアプリを検討している企業や、既存の業務システムと連携する大規模なアプリ開発を予定している企業におすすめ。保守運用まで考慮した長期的なパートナーシップを築けるでしょう。

サン・エンジニアリング

株式会社サン・エンジニアリング
項目内容
会社名サン・エンジニアリング
最大の特徴組込/制御〜アプリの総合力
どんなケースにおすすめか業務/現場起点のDX連携
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

サン・エンジニアリングは、38年にわたって組込システムや制御系の開発に携わってきた老舗企業です。業務系アプリ、IoTアプリ、AR技術を活用したアプリまで、幅広い領域でのスマートフォンアプリ開発を手がけています。長年培った組込技術の知見を活かし、現場の業務と密接に連携するアプリ開発が得意。

製造業や物流業など、現場作業とデジタル技術を融合させるDX(デジタルトランスフォーメーション)案件において、その真価を発揮します。単純なアプリ開発ではなく、既存の制御システムや業務フローとの連携を考慮した総合的な提案が可能。AR技術やIoT連携の実装経験もあり、次世代の業務効率化を目指す企業にとって頼もしいパートナーとなるでしょう。

大阪に拠点を置いているため、現場密着型の対応を期待できる点も魅力的。製造現場や物流拠点でのアプリ活用を検討している企業や、既存の制御システムとスマートフォンアプリを連携させたい企業におすすめです。

ディー・フォレスト

株式会社ディー・フォレスト
項目内容
会社名ディー・フォレスト
最大の特徴センサー/AR等のスマホ活用力
どんなケースにおすすめか現場導入前提のモバイル業務化
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

ディー・フォレストは、スマートフォンの黎明期からモバイルアプリ開発に特化してきた会社です。市民通報システムやSIer経由のWeb開発など、自治体や企業の業務システムとの連携実績が豊富。スマートフォン・タブレットアプリだけでなく、AR(拡張現実)やiBeacon(近距離無線通信技術)を活用したアプリ開発も手がけています。

同社の特徴は、センサー技術や位置情報を活用したモバイルアプリの開発ノウハウ。長年のスマートフォン特化により蓄積された技術力を活かし、現場での実用性を重視したアプリを提供しています。自治体向けの市民通報システムの実績からも分かるように、公共性の高いシステム開発にも対応可能。流通業や自治体など、現場作業員がスマートフォンを活用して業務効率化を図りたい組織におすすめです。

iBeaconなどの近距離通信技術を活用した位置情報連動アプリや、センサー情報を活用した業務支援アプリの開発を検討している企業にとって、豊富な経験を持つ頼れるパートナーとなるでしょう。

短納期・小規模向け

限られた予算や期間でのアプリ開発を得意とする会社です。

  • DOKE
  • ギガスジャパン
  • エボルブ
  • EPICs株式会社

DOKE

株式会社DOKE
項目内容
会社名DOKE
最大の特徴品質維持×低価格の追求
どんなケースにおすすめか低予算で早く形にしたい
項目評価
費用の安さ5
課題解決能力3
実績の適合性3
品質・セキュリティ3
体制・進行管理・運用3

DOKEは、低価格でのスマホアプリ開発を追求する大阪の開発会社です。iOS・Androidアプリの開発において、デザインも内製で対応しており、外注コストを削減することで競合他社よりも安価な価格設定を実現。名刺交換アプリ、商品管理アプリ、観光アプリ、映画PRゲームなど、多様な分野でのアプリ開発実績があります。

同社の最大の魅力は、価格を抑制する仕組みを明確に示している点。無駄なコストを徹底的に削減しながらも、必要な品質は維持するという方針を掲げています。特に、初めてアプリ開発を検討する中小企業や、限られた予算でのプロトタイプ作成を希望するスタートアップ企業にとって心強い選択肢となるでしょう。

業務アプリからゲームアプリまで幅広く対応できる技術力も持っており、柔軟な要望に応えてくれます。大阪に拠点を置いているため機動的な対応が可能で、予算制約がある中でも品質を妥協したくない企業におすすめ。コストパフォーマンスを最重視するプロジェクトに最適な開発会社です。

ギガスジャパン

株式会社ギガスジャパン
項目内容
会社名ギガスジャパン
最大の特徴設計〜制作を社内一貫対応
どんなケースにおすすめかスピード重視の内製完結志向
項目評価
費用の安さ4
課題解決能力3
実績の適合性3
品質・セキュリティ3
体制・進行管理・運用4

ギガスジャパンは、設計から制作、運用まで社内で一括対応するアプリ開発会社です。業務アプリからコンシューマー向けアプリまで幅広く手がけており、外部への委託を最小限に抑えることで、迅速な開発とコストダウンを両立。各種アプリの開発実績を多数公開しており、実際の成果物を確認しながら依頼を検討できます。

社内一貫体制の最大のメリットは、意思決定のスピードの速さ。外部とのやり取りが少ないため、仕様変更や追加要望にも機動的に対応できます。また、プロジェクト全体を一つのチームが管理するため、品質の一貫性も保ちやすく、責任の所在も明確。小回りの利く対応を重視する企業や、一社で完結させたい企業にとって理想的なパートナーとなるでしょう。

開発実績の公開が多いことからも、透明性の高い業務運営を心がけていることが分かります。大阪拠点での対面コミュニケーションも可能なため、密な連携を取りながらプロジェクトを進めたい企業におすすめ。トータルソリューションを一社で完結させたい企業に最適な選択肢です。

エボルブ

株式会社エボルブ
項目内容
会社名エボルブ
最大の特徴先端技術/ゲームの制作実績
どんなケースにおすすめかエンタメ/演出に強い開発
項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
実績の適合性4
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

エボルブは、スマホゲーム、2Dアニメーション、AR・MR(複合現実)技術を活用したアプリ開発を得意とする会社です。450タイトルを超えるモバイルゲーム制作実績を誇り、エンターテインメント分野における豊富な経験を蓄積。企画から運用まで一貫したワンストップ体制で、クリエイティブな要素を重視したアプリ開発を提供しています。

同社の強みは、先端技術とエンターテインメント要素を組み合わせた表現力。単なる業務アプリではなく、ユーザーに楽しさや驚きを提供するアプリ開発において、その技術力を発揮します。大量の制作実績により培われたノウハウを活かし、短期間でのプロトタイプ開発にも対応可能。特に、ゲーミフィケーション要素を取り入れたアプリや、視覚的なインパクトを重視するマーケティング用アプリの開発を検討している企業におすすめです。

大阪拠点のため連携も取りやすく、クリエイティブな発想を重視するプロジェクトにおいて心強いパートナーとなるでしょう。エンターテインメント性と実用性を両立させたアプリ開発を目指す企業に最適な選択肢です。

EPICs株式会社

EPICs株式会社
項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴ノーコード開発で最短2週間・最安30万円を実現
どんなケースにおすすめかスピード重視で費用を抑えたい初回開発
項目評価
費用の安さ5
課題解決能力5
実績の適合性3
品質・セキュリティ4
体制・進行管理・運用4

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についてもご紹介させていただきます。

EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。ノーコード開発とは、従来のプログラミングコードを書かずにアプリを作成する手法で、開発期間と費用を大幅に削減できる技術です。最安30万円、最短2週間という業界屈指のスピードでアプリ開発を実現しており、「急いでアプリを形にしたい」「限られた予算で効果的なアプリを作りたい」といったご要望にお応えしています。

弊社の強みは、複数のノーコードツールに精通していること。お客様の要件に応じて最適なツールを選択することで、開発効率を最大化し、コストパフォーマンスの高いアプリ開発を提供いたします。

また、アプリ開発だけでなく、リリース後のマーケティング支援まで一貫して対応。「作って終わり」ではなく、実際にユーザーに使われるアプリになるまでサポートしている点も弊社の特徴です。初めてのアプリ開発で不安をお持ちの企業様も、安心してお任せください。

大阪アプリ開発会社の失敗しない選び方

アプリ開発を成功させるためには、適切な開発会社を選ぶことが重要です。以下の5つのポイントを押さえて選定を進めましょう。

開発の目的と成果指標を明確にする

アプリ開発を始める前に、なぜアプリが必要なのか、どのような成果を期待するのかを具体的に定めることが大切です。例えば「売上向上」「業務効率化」「顧客満足度向上」など、目的を明確にしましょう。同時に、ダウンロード数やアクティブユーザー数といった成果指標(KPI)も設定することで、開発会社との認識合わせができます。

目的が曖昧なまま進めると、完成したアプリが期待と異なる結果になりがち。開発会社もより具体的な提案ができるため、プロジェクト全体の成功確率が高まります。

予算の上限額を事前に設定する

アプリ開発の費用は会社や要件によって大きく変わるため、事前に予算の上限を決めておくことが重要です。予算を明確にすることで、その範囲内で最適な提案をしてくれる開発会社を見つけやすくなります。

また、予算オーバーを防ぐためにも、余裕を持った設定が賢明。開発途中での仕様変更は追加費用が発生することが多いため、初期段階で現実的な予算計画を立てましょう。複数の会社から見積もりを取る際も、同じ予算条件で比較することで、より公平な判断が可能になります。

見積もりの内訳を詳細に比較する

見積もり金額だけでなく、その内訳を詳しく確認することが大切です。設計費、開発費、テスト費、運用保守費など、どの作業にどれだけの費用がかかるのかを把握しましょう。内訳が明確でない見積もりは、後から追加費用が発生するリスクがあります。

複数の会社から見積もりを取る場合は、同じ条件で依頼し、項目ごとに比較検討することが重要。極端に安い見積もりには隠れたコストがある可能性もあるため、内容をしっかりと確認してください。

同業界での開発実績を確認する

自社と同じ業界や似たようなアプリの開発実績があるかを確認しましょう。業界特有の課題や要件を理解している開発会社の方が、適切な提案をしてくれる可能性が高くなります。実績の確認方法としては、ポートフォリオサイトの閲覧や、具体的な事例の説明を求めることが効果的です。

可能であれば、開発したアプリを実際に触ってみることで、品質やユーザビリティを確認できます。実績が豊富な会社ほど、予期せぬトラブルへの対処経験も豊富です。

プロジェクト責任者と直接面談する

実際にプロジェクトを担当するプロジェクトマネージャー(PM)と直接話すことで、コミュニケーション能力や技術理解度を確認できます。アプリ開発は長期間にわたるプロジェクトになることが多いため、担当者との相性は非常に重要になります。

面談では、技術的な質問への回答や、プロジェクト進行の考え方、トラブル時の対応方法などを聞いてみましょう。レスポンスの速さや説明の分かりやすさも、今後の協働において重要な要素となります。

アプリ開発契約で押さえるべき重要ポイント

アプリ開発を外注する際は、技術面だけでなく契約面での準備も重要です。後々のトラブルを避けるために、以下の4つのポイントを事前に確認しておきましょう。

開発される成果物の範囲を詳細に決める

契約時に「何が納品されるのか」を具体的に定義することが重要です。アプリ本体だけでなく、設計書、テスト仕様書、操作マニュアルなども含まれるのかを明確にしましょう。また、iOS版とAndroid版の両方が含まれるのか、アプリストアへの申請代行は含まれるのかなど、細かい部分まで確認が必要です。

範囲が曖昧だと、完成後に「これは別料金です」と言われるケースもあります。事前に成果物リストを作成し、双方で合意しておくことで、後々の認識違いを防げます。

アプリの権利がどちらに帰属するかを明確にする

開発したアプリの著作権や知的財産権が、発注者と開発会社のどちらに帰属するかを明確にしておきましょう。一般的には発注者に帰属することが多いですが、開発会社が独自に開発したツールやライブラリについては、開発会社に権利が残る場合もあります。

将来的にアプリを別の会社に移管する可能性がある場合は、特に重要なポイント。権利関係が不明確だと、後から利用制限を受けたり、追加費用が発生したりする可能性があります。契約書に明記し、双方で署名することが大切です。

完成したアプリの確認方法と条件を決める

アプリが完成した際の検収条件を事前に決めておくことが重要です。どのような基準で「完成」とみなすのか、不具合があった場合の修正対応はどこまで含まれるのかを明確にしましょう。検収期間や確認方法、承認プロセスも具体的に定めることで、スムーズな納品が可能になります。

また、仕様と異なる部分があった場合の対応方法や、追加修正の費用負担についても事前に合意しておくことが賢明です。検収条件が曖昧だと、完成後に長期間の調整作業が発生する可能性があります。

運用開始後のサポート内容を文書で残す

アプリリリース後の保守・運用サポートについて、サービスレベル合意書(SLA)として文書化しておきましょう。障害対応の時間、定期メンテナンスの頻度、OSアップデートへの対応など、具体的なサポート内容を明記することが重要です。また、サポート期間や費用、連絡方法なども事前に決めておくことで、安心してアプリを運用できます。

特に24時間365日のサポートが必要な業務アプリの場合は、緊急時の対応体制についても詳細に確認しておきましょう。文書化されていないサポートは、後から「対象外」と言われるリスクがあります。

アプリ開発コストを削減する5つの方法

アプリ開発の費用は工夫次第で大幅に削減できます。品質を保ちながらコストを抑えるための具体的な手法をご紹介します。

機能に優先順位を付けて段階的に開発する

すべての機能を一度に開発するのではなく、重要度に応じて優先順位を付けることで開発コストを削減できます。「必須機能」「あると良い機能」「将来的に欲しい機能」に分類し、まずは必須機能のみで開発を進めましょう。

優先度の低い機能は、アプリの反応を見てから追加開発を検討することで、無駄な投資を避けられます。段階的な開発により、初期費用を抑えながら、ユーザーのフィードバックを反映した改善も可能。結果として、より市場ニーズに合ったアプリを効率的に作成できます。

最小限の機能で市場検証を行う

MVP(最小実行可能製品)と呼ばれる手法で、最低限の機能だけを実装してユーザーの反応を確認することが重要です。完璧なアプリを目指すよりも、核となる機能だけを素早く形にして市場に投入し、実際のユーザーからフィードバックを得ましょう。

この方法により、開発費用を大幅に削減できるだけでなく、市場のニーズを早期に把握することも可能になります。ユーザーが本当に求める機能が明確になってから本格的な開発を行うことで、失敗リスクも最小限に抑えられます。

既存のクラウドサービスを有効活用する

BaaS(Backend as a Service)と呼ばれるクラウドサービスを活用することで、サーバー構築やデータベース設計にかかる費用と時間を大幅に削減できます。ユーザー認証、プッシュ通知、データ保存などの基本機能は、既存のサービスを利用する方が効率的。一から開発するよりもコストを抑えられ、セキュリティ面でも安心です。

Firebase、AWS、Azureなどの主要なクラウドサービスは、多くの開発会社が対応しているため、導入ハードルも低くなっています。運用開始後の保守費用も削減できる点も大きなメリットです。

デザインテンプレートを積極的に利用する

オリジナルデザインにこだわりすぎず、既存のUIキット(デザインテンプレート)を活用することでデザイン費用を削減できます。多くの優秀なUIキットが販売されており、それらをベースにカスタマイズすることで、コストを抑えながら洗練されたデザインを実現可能。

完全オリジナルデザインと比較して、開発期間も短縮できるため、全体的なプロジェクトコストの削減につながります。ブランドカラーやロゴなどの重要な要素は独自性を保ちながら、基本的なレイアウトはテンプレートを活用する方法が効果的です。

複数社で同じ条件での見積もりを取る

同じ要件・条件で複数の開発会社から見積もりを取ることで、適正価格を把握し、交渉材料としても活用できます。見積もりを依頼する際は、機能要件、デザイン要件、納期などの条件を統一することが重要。条件が異なると正確な比較ができないため、詳細な仕様書を作成して各社に同じ内容で依頼しましょう。

複数の見積もりを比較することで、相場観を掴めるだけでなく、コストパフォーマンスの良い会社を見つけることも可能。ただし、極端に安い見積もりには隠れたリスクがある可能性もあるため、内容をしっかりと確認することが大切です。

大阪のアプリ開発ならEPICs株式会社

アプリ開発を検討されている企業の皆様に、改めて弊社EPICs株式会社をご紹介させていただきます。

弊社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社として、これまで多くの企業様のアプリ開発をサポートしてまいりました。ノーコード開発とは、従来のプログラミングコードを書かずにアプリを作成する手法で、開発期間と費用を大幅に削減できる技術です。

最安30万円、最短2週間という業界屈指のスピードでアプリ開発を実現しており、「急いでアプリを形にしたい」「限られた予算で効果的なアプリを作りたい」といったご要望にお応えしています。

弊社の強みは、複数のノーコードツールに精通していること。お客様の要件に応じて最適なツールを選択することで、開発効率を最大化し、コストパフォーマンスの高いアプリ開発を提供いたします。

また、アプリ開発だけでなく、リリース後のマーケティング支援まで一貫して対応「作って終わり」ではなく、実際にユーザーに使われるアプリになるまでサポートしている点も弊社の特徴です。初めてのアプリ開発で不安をお持ちの企業様も、安心してお任せください。

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