松山市のおすすめアプリ開発会社10選!【目的別に厳選】

松山市でアプリ開発を検討する際、「どの会社に依頼すべきか」で悩まれる方は多いでしょう。愛媛県内には多数の開発会社が存在しますが、本記事では実務で使える観点から厳選した10社をご紹介します。単なる会社一覧ではなく、「企画から伴走」「短納期・低予算」「地域特化」「技術力重視」「業務DX対応」という5つの選定軸に分類。それぞれのニーズに最適な会社がすぐに見つかる構成です。評価は各社の公開情報をもとにした相対的な推定値となります。

目次

企画から伴走できる開発会社

アプリ開発では、要件定義から設計、開発、運用まで一貫してサポートしてくれる会社が理想的です。特に初めてのアプリ開発や、プロジェクト全体の進行管理に不安がある場合、企画段階から伴走してくれるパートナーを選ぶことが成功の鍵となります。

ここでは、企画力と開発力を兼ね備えた3社をご紹介します。

  • 株式会社エイチビーソフトスタジオ
  • コンピューターシステム株式会社
  • 株式会社KEINS

株式会社エイチビーソフトスタジオ

株式会社エイチビーソフトスタジオ

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社エイチビーソフトスタジオ
最大の特徴AWS×ワンストップ、ISMS(ISO/IEC 27001)認証取得
どんなケースにおすすめか企画から運用まで一気通貫で進めたい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度4
進行管理・体制4
品質・セキュリティ/保守5

伊予市に拠点を構えるHBソフトスタジオは、モバイルアプリ、Webシステム、業務システム、クラウド構築と幅広い領域を横断的にサポートできる体制が強みです。

特筆すべきは、AWSパートナーとしての実績と、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISMS(ISO/IEC 27001)を取得している点。                                                     これにより、高いセキュリティ水準が求められる案件でも安心して依頼できます。

企画段階からヒアリングを重ね、要件定義、設計、開発、テスト、運用保守まで「A to Z」ではなく「A to 運用まで」を一社で完結できる体制を整えているのが特徴

開発後の保守運用フェーズでも継続的なサポートが期待できるため、長期的なパートナーシップを築きたい企業に適しています。   クラウド基盤にAWSを活用することで、スケーラブルなシステム構築が可能となり、将来的なユーザー増加にも柔軟に対応できる点も魅力です。

コンピューターシステム株式会社

コンピューターシステム株式会社

会社プロフィール

項目内容
会社名コンピューターシステム株式会社
最大の特徴業務アプリ×組込みシステム×クラウドの広範な対応力
どんなケースにおすすめか現場業務のデジタル化と連動システムを構築したい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度4
進行管理・体制4
品質・セキュリティ/保守4

松山市を拠点としながら全国展開も行うコンピューターシステムは、業務アプリ開発の豊富な実績を持つ会社です。         同社の強みは、単なるアプリ開発にとどまらず、組込みシステムやクラウド基盤構築まで幅広く対応できる技術力。

特に位置情報を活用した業務効率化アプリや、現場の作業フローに密着したシステム開発を得意としています。

公開されている事例の多さは、同社の実力と経験値の高さを物語っています。                             松山を中心にしたニアショア開発(発注元に近い地域での開発)により、コミュニケーションの円滑さとコスト最適化を両立。                             定期的な対面でのミーティングが可能なため、要件のすり合わせや仕様変更への柔軟な対応が期待できます。

現場の業務フローを深く理解した上でシステムを設計する姿勢が評価されており、実際の運用を見据えた提案力の高さが特徴です。

株式会社KEINS

株式会社KEINS

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社KEINS
最大の特徴1985年創業の老舗、上流工程から保守まで一貫対応
どんなケースにおすすめか既存システムとの連携や長期運用を前提とした開発

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度4
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守3

1985年創業のKEINSは、愛媛県内でも歴史のあるシステム開発会社です。汎用機(メインフレーム)からWeb、スマートフォンアプリまで、幅広い技術領域に対応できる守備範囲の広さが最大の武器。

特に既存の業務システムとの連携が必要な案件や、レガシーシステム(古い技術で構築されたシステム)の刷新プロジェクトで力を発揮します。

同社のユニークな点は、営業部門を置かずエンジニアが直接顧客対応を行う体制。                        これにより技術的な相談や要件のすり合わせがスムーズに進み、伝言ゲームによる認識のズレを最小限に抑えられます。                              地場企業として長年培ってきた信頼関係とノウハウを活かし、開発後の長期的な保守運用まで見据えた提案が可能。

システムの安定稼働を重視する企業や、継続的な改善を前提とした開発パートナーを探している方に適しています

短納期・低予算で対応できる開発会社

予算に限りがある、あるいはスピード重視でアプリをリリースしたい場合、コストパフォーマンスと開発期間の短縮を両立できる会社を選ぶことが重要です。ニアショア開発や既製パッケージの活用により、品質を保ちながら費用を抑える工夫をしている会社を紹介します。

  • 株式会社アイムービック
  • 株式会社キャンプネット

株式会社アイムービック

株式会社アイムービック

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社アイムービック
最大の特徴AWS基盤×受託開発、ニアショアでコスト最適化
どんなケースにおすすめか予算を抑えつつWebサイトとアプリを並行開発したい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
実績・適合度3
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守3

松山市に拠点を置くアイムービックは、Webサイト、システム、アプリをワンストップで提供できる総合力が魅力です。       同社の最大の特徴は、ニアショア開発による費用抑制を明確に打ち出している点

首都圏の開発会社と比較して、人件費や諸経費を抑えられるため、同じ予算でより充実した機能を実装できる可能性があります。   AWS(Amazon Web Services)というクラウドサービスを基盤とした開発を得意としており、サーバーの初期投資を抑えながらスケーラブルなシステム構築が可能。                                               特にスタートアップ企業や中小企業で、初期コストを抑えつつ将来の成長に備えたい場合に適しています。             地場企業としての実績を積み重ねながら、クラウド運用の最新技術にも対応しているバランスの良さが評価ポイント。

Webサイトとアプリを連動させたプロジェクトを、一社で完結させたい企業におすすめです。

株式会社キャンプネット

株式会社キャンプネット

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社キャンプネット
最大の特徴ホテルPMS(客室管理システム)やPOS等の自社製品群を保有
どんなケースにおすすめか既製パッケージを活用して短納期で導入したい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
実績・適合度3
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守3

キャンプネットの強みは、PMS(Property Management System:ホテルの客室管理システム)、POS(販売時点情報管理システム)、勤怠管理、予約システムなど、業種特化型の自社プロダクトを豊富に揃えている点です。

ゼロからフルスクラッチ(完全オーダーメイド)で開発するのではなく、既存のパッケージをベースにカスタマイズする方式により、開発期間とコストの大幅な削減が実現できます。

特に医療機関やホテル・宿泊業界向けの実績が豊富で、業界特有の要件やワークフローを熟知している点が大きなアドバンテージ。  電話相談を含む導入サポート体制が整っており、ITに詳しくない担当者でも安心して相談できる環境が整っています。

「完全オリジナルよりも、実績のあるシステムをベースに必要な機能だけカスタマイズしたい」という企業にとって、最適な選択肢となるでしょう。

地域密着型・自治体や地場企業に強い開発会社

地域特有のニーズや自治体案件、観光・小売業など地場産業との連携を重視する場合、地域事情に精通した開発会社を選ぶメリットは大きいです。ここでは地域密着型の強みを持つ2社を紹介します。

  • 株式会社プライサー
  • 株式会社ウイン

株式会社プライサー

株式会社プライサー

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社プライサー
最大の特徴Web/システム/アプリ×運用のワンストップ、自治体実績豊富
どんなケースにおすすめか自治体や地元企業向けのWeb連動アプリを開発したい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度4
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守3

プライサーは松山市を拠点とし、自治体および地元企業向けの開発実績に強みを持つ会社です。                  公共機関のシステムは、セキュリティ要件や法令遵守、アクセシビリティ(誰でも使いやすい設計)への配慮など、民間企業とは異なる特有の要求事項が多数存在します。                                            同社はこうした自治体案件のノウハウを蓄積しており、要件定義の段階から適切な提案が期待できます

企画から運用まで一気通貫で対応できる体制を整えており、Webサイトとアプリを連動させた住民サービスの向上や、観光情報の発信など、地域に根ざしたプロジェクトに最適

興味深いのは、地方拠点と海外拠点を組み合わせたハイブリッド型の開発体制を採用している点です。                これにより、地域密着のコミュニケーションと、開発リソースの柔軟な確保を両立。地元愛媛での対面コミュニケーションを重視しつつ、必要に応じて開発リソースを拡張できる柔軟性が魅力です。

株式会社ウイン

株式会社ウイン

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社ウイン
最大の特徴企画・開発・運用・Web制作の多角的な体制
どんなケースにおすすめかWebサイトと業務システムを一体で進めたい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力3
費用の安さ3
実績・適合度3
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守3

ウインの特徴は、IT開発だけでなくWeb制作やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング:業務の外部委託)まで幅広く手がける総合力です。松山市をはじめ複数拠点を持ち、地域企業のデジタル化を多角的にサポートできる体制が整っています

特に「企業のWebサイトをリニューアルしたい」「同時に社内の業務システムも刷新したい」といった、複数のプロジェクトを並行して進めたい企業にとって、窓口を一本化できるメリットは大きいでしょう。                            デザイン性の高いWebサイト制作と、実務に即した業務システム開発の両方を内製感覚で推進できる点が強み。

地域企業の成長フェーズに応じて、段階的にデジタル化を進めていくパートナーとして適しています

技術特化型・先端技術に強い開発会社

WebRTC(リアルタイム通信技術)やAWSなど、特定の技術領域に深い専門性を持つ会社は、技術的な難易度が高いプロジェクトで力を発揮します。ここでは技術力に定評のある1社を紹介します。

  • セーバー株式会社

セーバー株式会社

セーバー株式会社

会社プロフィール

項目内容
会社名セーバー株式会社
最大の特徴WebRTC/映像リアルタイム配信技術に特化
どんなケースにおすすめか動画配信や遠隔支援など低遅延が求められるアプリ開発

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度4
進行管理・体制4
品質・セキュリティ/保守4

セーバーは、WebRTCという技術に特化した開発会社として注目されています。                       WebRTCとは、ブラウザやアプリ上でリアルタイムの映像・音声通信を実現する技術のこと。                                           オンライン会議システムやライブ配信アプリなどで広く使われており、低遅延(タイムラグが少ない)通信が求められる分野で威力を発揮します。

同社の強みは、自社でクロスプラットフォーム基盤(iOS、Android、Webなど複数の環境で動作するシステム基盤)を保有している点。

これにより、開発期間の短縮と品質の安定化が実現できます。                                   さらにWebRTCとAI技術を組み合わせた先進的な提案も可能で、例えば映像解析を活用した遠隔作業支援システムや、インタラクティブな配信プラットフォームなど、技術色の濃いプロジェクトに対応できます。

松山本社に加え、東京とベトナムにも拠点を持つため、開発リソースの柔軟な確保と、グローバルな技術トレンドへのキャッチアップも期待できる体制です。

業務DX・製造/FA・組込みに強い開発会社

製造業や物流など、現場業務のデジタル化や、FA(ファクトリーオートメーション)、IoT連携を視野に入れたアプリ開発では、産業分野への理解が深い会社を選ぶことが重要です。ここでは業務DXや組込みシステムに強い2社を紹介します。

  • 有限会社オートニクス
  • 株式会社ユイ・システム工房

有限会社オートニクス

有限会社オートニクス

会社プロフィール

項目内容
会社名有限会社オートニクス
最大の特徴FA/業務システム×モバイルアプリの両輪展開
どんなケースにおすすめか製造現場や位置情報、動画配信系のアプリを開発したい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度3
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守4

オートニクスは、FA(工場自動化)と業務システムの両方に強みを持つユニークな会社です。                   製造業の現場では、生産管理システムや品質管理システムと、現場で使うモバイルアプリを連携させるニーズが高まっています。

同社はこうした産業分野特有の要件を理解しており、現場の作業効率化を実現するアプリ開発が得意です。

位置情報を活用したアプリ開発にも対応しており、例えば配送ルート最適化や現場作業員の位置管理など、物流や建設業界でも活用できるソリューションを提供。

さらにEC(電子商取引)サイトや動画配信アプリの開発実績もあり、BtoC向けのアプリ開発にも対応できる幅広さが特徴です。

地場に密着した企業として、愛媛県内の製造業や物流業の現場をよく理解している点が強み。                   現場の声を反映したアプリ設計により、実運用でのトラブルを最小限に抑えられる点が評価されています。

株式会社ユイ・システム工房

株式会社ユイ・システム工房

会社プロフィール

項目内容
会社名株式会社ユイ・システム工房
最大の特徴業務/制御/アプリ/WEBを横断的に提供
どんなケースにおすすめか制御システムやIoT連携を視野に入れたアプリ開発

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績・適合度3
進行管理・体制3
品質・セキュリティ/保守4

ユイ・システム工房は、スマートフォンアプリ、業務システム、制御システムを一体的に開発できる技術力が特徴です。       制御システムとは、機械や設備を自動制御するためのシステムのこと。                             工場の生産ラインや放送設備など、リアルタイム性と高い信頼性が求められる分野で使われています。

同社の強みは、こうした制御システムとモバイルアプリを連携させた開発ができる点。

例えば、工場の設備状態をスマートフォンでモニタリングしたり、遠隔地から機械を操作したりするIoTアプリの開発が可能です。  放送局向けのアプリ開発実績もあり、専門性の高い業界要件にも対応できるノウハウを持っています。                 産業寄りのデジタル化(DX)案件では、単なるアプリ開発だけでなく、既存の制御機器やセンサーとの連携まで含めた総合的な提案が期待できます。

製造業や放送業など、特殊な要件を持つ業界でのシステム刷新を検討している企業に適した選択肢と言えるでしょう。

短納期・低予算で対応できる開発会社

予算に限りがある、あるいはスピード重視でアプリをリリースしたい場合、コストパフォーマンスと開発期間の短縮を両立できる会社を選ぶことが重要です。ニアショア開発や既製パッケージの活用、ノーコード開発など、品質を保ちながら費用を抑える工夫をしている会社を紹介します。

  • EPICs株式会社

EPICs株式会社

EPICs株式会社

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についてもご紹介させてください。

会社プロフィール

項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴ノーコード開発で日本最大級の実績、複数ツール対応
どんなケースにおすすめか予算とスピードを重視し、柔軟にカスタマイズしたい場合

評価(5段階)

項目評価
課題解決能力5
費用の安さ5
実績・適合度3
進行管理・体制4
品質・セキュリティ/保守4

弊社の最大の特徴は、ノーコード開発における豊富な実績です。                                ノーコード開発とは、プログラミングコードを書かずに、ビジュアルな操作でアプリやシステムを構築する開発手法のこと。

従来のスクラッチ開発と比較して、開発期間を大幅に短縮でき、最短2週間でのリリースが可能となります。            費用面でも最安30万円からと、初めてアプリ開発に取り組む企業や、予算に制約のあるプロジェクトに適した価格帯を実現しています。                                   ノーコード開発で重要なのは、作りたいものに最適なツールを選ぶこと。

弊社はBubble、Adaloをはじめ複数のノーコードツールに対応しており、プロジェクトの要件に応じてベストなツールを選定できる点が強みです。これにより無駄な開発工数を削減し、コストを抑えながらも必要な機能をしっかり実装できます。

さらに弊社では、開発だけでなくマーケティング支援も提供している点が他社との違い。

アプリをリリースした後、「どう集客するか」「どう使ってもらうか」まで含めた総合的なサポートが可能です。               特にスタートアップ企業や新規事業立ち上げの際、開発と販促を一社で完結できるメリットは大きいでしょう。           ノーコードという選択肢を検討されている方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

松山市のアプリ開発会社で失敗しないための選び方

アプリ開発を外注する際、会社選びを誤ると予算超過や納期遅延、期待した機能が実装されないといったトラブルにつながります。ここでは、失敗を防ぐための5つのポイントを解説します。

  • プロジェクトのゴールと測定指標を明確にする
  • 要件を1枚のドキュメントに整理する
  • 同規模の開発実績があるか確認する
  • 実際に担当するプロジェクトマネージャーを確認する
  • 見積もりの内訳を詳細に比較する

プロジェクトのゴールと測定指標を明確にする

アプリ開発で最も重要なのは、「何のために作るのか」という目的の明確化です。

目的が曖昧なまま開発を進めると、途中で方向性がブレたり、完成後に「思っていたものと違う」という事態に陥りがち。      まずは「売上を月間100万円増やす」「業務時間を1日2時間削減する」といった具体的な目標を設定しましょう。

さらに、その目標達成を測るKPI(重要業績評価指標)も決めておくことが大切です。                       例えばECアプリなら「アプリ経由の購入率15%」「月間アクティブユーザー1,000人」など、数値で測定できる指標を設定。

これにより開発会社との認識のズレを防ぎ、プロジェクト終了後の効果測定もスムーズに行えます

要件を1枚のドキュメントに整理する

開発会社に相談する前に、必要な機能や条件を1枚の資料にまとめることをおすすめします。

「ユーザー登録機能」「決済機能」「プッシュ通知」など、必須機能のリストに加え、対応OS(iOS/Android)、想定ユーザー数、公開希望時期、予算の上限なども記載。

この1枚があることで、複数の会社に同じ条件で見積もりを依頼でき、正確な比較が可能になります。                また要件をまとめる過程で、自分たちが本当に必要としている機能が見えてくる効果も。

口頭だけのやり取りでは伝わらない細かいニュアンスも、文書化することで開発会社に正確に伝えられます

同規模の開発実績があるか確認する

開発会社を選ぶ際、単に「アプリ開発の実績がある」だけでは不十分です。

自社のプロジェクトと同じくらいの規模や複雑さの案件を手がけた経験があるかを確認しましょう。

例えば月間ユーザー数千人規模のアプリと、数十万人規模のアプリでは、求められるインフラ設計やパフォーマンス対策が大きく異なります。

実績を確認する際は、具体的な事例を見せてもらうことが重要。                                   可能であれば、実際に開発したアプリを触らせてもらったり、過去のクライアントに話を聞く機会を設けるのも有効です。         同規模の案件で得たノウハウがあれば、想定外のトラブルを未然に防げる確率が高まります。

実際に担当するプロジェクトマネージャーを確認する

営業担当者が優秀でも、実際にプロジェクトを進行する担当者が経験不足だと、コミュニケーションロスや進行の遅れが発生しがちです。契約前に、実際にプロジェクトマネージャー(PM)となる人物と面談し、これまでの経験や進行管理の方針を確認しましょう。

特に重要なのは、PMの対応力とコミュニケーションスキル。                                 開発途中での仕様変更や、想定外の課題が発生した際、どのように対処するのか、過去の具体例を聞いてみるとよいでしょう。    相性も大切な要素なので、「この人となら円滑に進められそう」という感覚も判断材料の一つです。

見積もりの内訳を詳細に比較する

複数社から見積もりを取った際、総額だけで判断するのは危険です。

必ず内訳を確認し、何にどれだけの費用がかかっているのかを比較しましょう。                          A社が安く見えても、実はテスト工程や保守費用が含まれていないだけ、というケースも少なくありません。

確認すべき項目は、要件定義・設計・開発・テスト・デザイン・サーバー費用・保守運用など。

特に「追加費用が発生する条件」を明確にしておくことが重要です。

仕様変更1回あたりの費用、想定工数を超えた場合の単価などを事前に確認し、契約書に明記してもらいましょう。         透明性の高い見積もりを出す会社ほど、信頼できるパートナーと言えます。

松山市のアプリ開発ならEPICs株式会社

ここまで松山市のアプリ開発会社を紹介してきましたが、改めて弊社EPICs株式会社についてもご案内させてください。

弊社はノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社として、これまで多くのプロジェクトをサポートしてきました。   最大の強みは、最安30万円から、最短2週間という圧倒的なスピード感でアプリをリリースできる点です。             ノーコード開発では、どのツールを選ぶかが成功の鍵を握ります。

弊社はBubble、Adaloをはじめ複数のノーコードツールに対応しており、プロジェクトの要件に応じて最適なツールを選定

これにより開発期間を大幅に短縮し、費用を抑えながらも質の高いアプリを提供できます。

さらに弊社では、開発だけでなくマーケティング支援も行っている点が特徴です。                       「アプリを作って終わり」ではなく、リリース後の集客やユーザー獲得まで一貫してサポート

特に初めてアプリ開発に取り組む企業や、予算に制約のあるスタートアップの方々から高い評価をいただいています。        松山市でアプリ開発をご検討の際は、ぜひ一度弊社にもお声がけください。                           お客様の目標達成に向けて、最適なご提案をさせていただきます。

アプリ開発の費用を安く抑える5つの方法

アプリ開発は高額になりがちですが、工夫次第で費用を大幅に削減できます。ここでは品質を保ちながらコストを抑える実践的な方法を5つ紹介します。

  • 最小限の機能に絞ってスタートする
  • オープンソースソフトウェアを活用する
  • ノーコードツールを採用する
  • 優先度に基づいて機能を削減する
  • 固定費と人月単価を比較検討する

最小限の機能に絞ってスタートする

アプリ開発で費用が膨らむ最大の原因は、最初から多くの機能を盛り込もうとすることです。

そこで有効なのがMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)という考え方。                     まずはコアとなる最低限の機能だけでリリースし、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を追加していく手法です。

例えばECアプリなら、最初は「商品閲覧」「カート」「決済」だけに絞り、レビュー機能やポイントシステムは後回しにする、といった判断。

初期投資を抑えられるだけでなく、実際のユーザーからのフィードバックを得てから開発方針を決められるため、無駄な機能開発を防げます。

オープンソースソフトウェアを活用する

オープンソースソフトウェア(OSS)とは、無償で公開されているプログラムのこと。                      ログイン認証、地図表示、決済処理など、多くの機能がOSSとして提供されており、これらを活用することで開発工数を大幅に削減できます。

ゼロからすべての機能を開発すると時間もコストもかかりますが、実績のあるOSSを組み合わせることで、短期間かつ低コストでの開発が可能に。

ただしOSSを活用する際は、ライセンス条件の確認や、セキュリティアップデートへの対応が必要なため、技術力のある開発会社に相談することをおすすめします。

ノーコードツールを採用する

ノーコード開発は、プログラミングコードを書かずにアプリを構築できる手法です。

BubbleやAdaloなどのノーコードツールを使えば、従来のスクラッチ開発と比較して開発期間を3分の1から5分の1程度に短縮でき、費用も大幅に抑えられます

特にビジネスロジックがシンプルなアプリや、短期間で市場テストを行いたい場合に有効。                    ただしノーコードにも限界があり、複雑な処理や大規模なシステムには向かないケースもあります。                自社のプロジェクトがノーコードに適しているか、経験豊富な開発会社に相談して判断することが大切です。

優先度に基づいて機能を削減する

要件定義の段階で、すべての機能に優先度をつけることが重要です。                             「必須」「あると便利」「将来的にあればよい」の3段階に分類し、予算が限られている場合は「必須」機能だけに絞る決断も必要。

例えば社内向けの業務アプリなら、デザインの凝った演出よりも実用性を優先する、プッシュ通知は後回しにしてメール通知で代用する、といった判断です。                                                  削減した機能は、アプリが軌道に乗った後の第2フェーズで追加すればよいのです。

この優先順位づけをしっかり行うことで、予算内で最大の効果を得られます

固定費と人月単価を比較検討する

開発会社の料金体系には、固定費型と人月単価型の2種類があります

固定費型は「このアプリを〇〇万円で作ります」という方式で、予算管理がしやすい反面、仕様変更に柔軟に対応できないケースも。人月単価型は「エンジニア1人月あたり〇〇万円」という方式で、柔軟な対応が可能ですが、最終的な総額が読みにくいという特徴があります。

プロジェクトの性質に応じて、どちらが適しているか検討しましょう

要件が明確で変更の可能性が低いなら固定費型、開発しながら仕様を詰めていきたいなら人月単価型が向いています。        両者を組み合わせた契約形態もあるため、開発会社と相談して最適な方式を選ぶことが費用削減につながります。

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