島根県のアプリ開発会社選び【完全ガイド】

島根県でアプリ開発を依頼できる会社をお探しですか?

実は島根県には、大手企業向けの大規模システムから地域密着の業務アプリまで、幅広い開発実績を持つ会社が多数存在します。特にRuby言語の生みの親・まつもとゆきひろ氏が島根県在住ということもあり、Ruby開発に強みを持つ企業が集積。また、自治体向けシステムや医療・位置情報など、専門分野に特化した開発会社も豊富です。

本記事では、島根県内の主要なアプリ開発会社10社を、「要件定義から相談できる」「業務改善・DXに強い」「Ruby/OSSに強い」「自治体・公共に強い」「モバイル・XRに強い」という5つの軸で分類。それぞれの会社の特徴や強み、どんなケースにおすすめかを詳しく解説します。


目次

要件定義から相談できる会社

プロジェクトの初期段階から伴走し、要件定義・設計・開発・運用まで一貫して任せたい場合におすすめの会社をご紹介。

  • 株式会社テクノプロジェクト
  • 株式会社プロビズモ

株式会社テクノプロジェクト

株式会社テクノプロジェクト

基本情報

項目内容
会社名株式会社テクノプロジェクト
最大の特徴官民大型〜地域案件まで守備範囲広いSI
どんなケースにおすすめか要件定義〜運用まで丸ごと依頼したい

評価指標

項目評価
課題解決能力5
費用の安さ3
実績の近似性4
技術力/品質保証5
体制/継続性5

会社紹介

株式会社テクノプロジェクトは、松江市に本社を置く従業員257名規模のシステムインテグレーター。

最大の強みは、要件定義から運用まで一気通貫で対応できる総合力です。

特に注目すべきは、Ruby言語で開発された自社製品「縁sys」。これはオープンソースのグループウェアで、自治体や企業での導入実績が豊富です。また「どこでもマップ」という自治体向けクラウドサービスも展開しており、公共セクターでの実績が充実しています。

技術面では、Ruby/OSSからIoTまで幅広い技術スタックに対応。単なる受託開発にとどまらず、クラウド基盤の構築やシステムの長期運用まで見据えた提案ができる点が魅力です。大規模案件から地域の中小企業向け案件まで、柔軟に対応できる体制を整えています。

従業員数が250名を超える規模感は、島根県内では特筆すべきポイント。
開発後の保守・運用フェーズでも安定した支援を受けられるため、長期的なパートナーとして信頼できる会社と言えるでしょう。

株式会社プロビズモ

株式会社プロビズモ

基本情報

項目内容
会社名株式会社プロビズモ
最大の特徴Ruby×アジャイル×ニアショア体制
どんなケースにおすすめかスピーディにMVP〜段階開発したい

評価指標

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績の近似性4
技術力/品質保証4
体制/継続性5

会社紹介

株式会社プロビズモは、出雲市を拠点にRuby開発とアジャイル手法を組み合わせた開発スタイルを得意とする会社。
ニアショア開発(地方拠点での受託開発)にも対応しており、首都圏の企業からの依頼も多数受けています。

最大の特徴は、MVP(Minimum Viable Product:必要最小限の機能を持つ製品)を素早くリリースし、その後段階的に機能を拡張していくアジャイル開発に強みを持つこと。

「まず小さく始めて、ユーザーの反応を見ながら改善したい」というニーズに最適です。

開発実績は公共セクターから流通業まで幅広く、特にオンライン相談窓口のような業務アプリケーションの構築実績が豊富。
Rubyを中心とした技術スタックで、Webアプリケーションの開発に高い専門性を発揮します。

また、リモート・分散開発体制が整っているため、クライアント企業の社内メンバーとオンラインで密に連携しながら開発を進めることも可能。保守・運用メニューも明示されており、開発後のサポート体制もしっかりしている点が安心材料です。スピード感を重視するスタートアップや新規事業にもおすすめできます。


業務改善・DXに強い会社

既存業務のデジタル化や効率化、現場の課題解決を重視したい場合におすすめの会社をご紹介します。

  • 株式会社八雲ソフトウェア
  • 株式会社マツケイ

株式会社八雲ソフトウェア

株式会社八雲ソフトウェア

基本情報

項目内容
会社名株式会社八雲ソフトウェア
最大の特徴DX/業務改善寄りの実装力
どんなケースにおすすめか現場業務の見える化/効率化を急ぎたい

評価指標

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ4
実績の近似性4
技術力/品質保証4
体制/継続性4

会社紹介

株式会社八雲ソフトウェアは、松江市を拠点に業務改善とDX(デジタルトランスフォーメーション)支援に力を入れている開発会社。
DXとは、デジタル技術を活用して業務プロセスを変革し、競争力を高める取り組みのことを指します。

特筆すべきは、kintone(サイボウズ社が提供する業務アプリ構築プラットフォーム)との連携開発に対応している点。

kintoneを使えば、プログラミング知識がなくても簡単に業務アプリを作れますが、より高度なカスタマイズが必要な場合に同社の技術力が活きてきます。短期間での立ち上げが可能なため、「とにかく早く業務を効率化したい」というニーズにぴったりです。

大きな強みは現場で使うスマホアプリと、バックエンドの業務システムを一体で開発できる点

開発実績も多彩で、自治体向けの基幹システム(Java/Spring)や金融機関向けWebアプリ(Rails)など、規制が厳しい業界での構築経験が豊富。こうした業界では、セキュリティや法令順守が特に重要視されるため、その実績は技術力の高さの証明と言えるでしょう。

さらに、iOS/Android/Flutterといったモバイルアプリ開発にも対応。Flutterは一度の開発で複数のプラットフォームに対応できる技術で、開発コストを抑えられるメリットがあります。

株式会社マツケイ

株式会社マツケイ

基本情報

項目内容
会社名株式会社マツケイ
最大の特徴開発〜運用(DC)一気通貫
どんなケースにおすすめか止まらない業務を長期運用したい

評価指標

項目評価
課題解決能力3
費用の安さ3
実績の近似性4
技術力/品質保証4
体制/継続性4

会社紹介

株式会社マツケイは、松江市に本社を置き、システム開発とデータセンター運営を一体で提供できる希少な会社。DC(データセンター)とは、サーバーやネットワーク機器を安定稼働させるための専用施設のことです。

最大の強みは、アプリケーション開発からインフラ運用まで、すべてを自社で完結できる体制。

多くの開発会社は開発だけを担当し、運用は別の会社に委託するケースが一般的ですが、同社なら開発したシステムをそのまま自社データセンターで運用できます。これにより、責任の所在が明確になり、トラブル時の対応もスムーズになるメリットがあります。

特に、「24時間365日止まってはいけない業務システム」を必要とする企業にとって、データセンターでの安定運用は不可欠。同社は県内でのDC拠点増設も進めており、インフラ面での信頼性は高いと言えるでしょう。

技術面では、RubyなどのOSS(オープンソースソフトウェア)を積極的に活用する姿勢を持っています。OSSは無償で利用できるソフトウェアで、開発コストを抑えられる利点があります。

また、地域密着型の長期支援体制を整えており、開発後も継続的なサポートを受けられる安心感も魅力。
公開されている開発事例は限定的ですが、地元企業との信頼関係を重視した堅実な経営スタイルがうかがえます。


Ruby/OSSに強い会社

Ruby言語やオープンソース技術を活用した開発を希望する場合におすすめの会社をご紹介します。

  • 株式会社イーグリッド
  • 株式会社グラス

株式会社イーグリッド

株式会社イーグリッド

基本情報

項目内容
会社名株式会社イーグリッド
最大の特徴Rails×位置情報×医療の実績
どんなケースにおすすめか現場×位置情報の業務系アプリ

評価指標

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ4
実績の近似性4
技術力/品質保証4
体制/継続性4

会社紹介

株式会社イーグリッドは、出雲市を拠点にRuby on Rails(Rubyで書かれたWebアプリケーション開発フレームワーク)を中心とした開発を手がける会社。特に位置情報と医療という、専門性の高い分野での実績が光ります。

代表的な開発事例として「GRLOCO」という位置情報・画像管理システムがあります。これは現場作業者がスマホで撮影した写真に位置情報を紐付けて管理するシステムで、建設業や点検業務など、「どこで何をしたか」を記録する必要がある業務に最適。
また「Dia-Gate」という医療向けシステムでは、血糖値やインスリン投与量を管理する機能を提供しており、医療分野での開発ノウハウも蓄積されています。

開発体制の特徴は、ラボ型開発とニアショア開発に対応している点。ラボ型とは、クライアント企業専属の開発チームを一定期間確保する契約形態のことで、継続的な機能追加や改善を柔軟に進められるメリットがあります。

さらに、MaaS(Mobility as a Service:移動をサービスとして提供する概念)やGIS(地理情報システム)の知見も持っており、交通・物流・観光など、移動や位置情報が関わる業務アプリの開発に強みを発揮。

Ruby on Railsの開発速度の速さを活かし、スピーディに業務アプリを立ち上げたい企業におすすめです。

株式会社グラス

株式会社グラス

基本情報

項目内容
会社名株式会社グラス
最大の特徴IoT×Railsで現場データ活用
どんなケースにおすすめかIoT可視化×業務連携を早く作る

評価指標

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ4
実績の近似性3
技術力/品質保証4
体制/継続性3

会社紹介

株式会社グラスは、松江市に拠点を置き、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)技術とWebアプリケーション開発を組み合わせたソリューションを提供する会社。IoTとは、センサーなどの機器をインターネットに接続し、データを収集・活用する技術のことです。

同社の大きな特徴は、「Go-YEN」というIoTパッケージを自社開発している点。

工場の設備や環境センサーからデータを収集し、Ruby on Railsで構築したWebアプリケーションで可視化・分析できる仕組みを提供しています。製造業や農業など、現場のデータを活用して業務改善したい企業に適しています。

技術面では、mruby/cという軽量なRuby実装を活用できる点が特筆されます。これは組み込み機器のような処理能力が限られた環境でもRubyを動かせる技術で、IoT機器側の開発にも対応可能。
ローカル環境(社内サーバー)とクラウド環境の両方に対応しており、セキュリティ要件に応じて柔軟に構成を選べます。

また、RailsアプリケーションにThinreportsという帳票生成ライブラリを組み合わせた開発実績もあり、データの可視化だけでなく、帳票出力まで一貫して対応できる点が便利。
さらにFileMaker(データベースソフト)を使った開発にも対応しており、中小企業が既存のFileMakerシステムを拡張したい場合にも相談できる体制です。


自治体・公共に強い会社

行政機関や公共サービス向けのシステム開発を検討している場合におすすめの会社をご紹介します。

  • 株式会社島根情報処理センター
  • 株式会社ティーエム21

株式会社島根情報処理センター

株式会社島根情報処理センター

基本情報

項目内容
会社名株式会社島根情報処理センター
最大の特徴公共領域特化×ニアショア
どんなケースにおすすめか自治体/公共の要件と審査に強い

評価指標

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績の近似性4
技術力/品質保証4
体制/継続性4

会社紹介

株式会社島根情報処理センターは、出雲市を拠点に地方公共団体向けシステム開発に特化した会社。

自治体システムには、一般企業向けとは異なる独特の要件や審査プロセスがあるため、この分野での専門性が大きな強みとなります。

最大の特徴は、出雲市や島根県と連携した事業展開を進めている点。実際に出雲市の立地計画にも名前が挙がっており、地域の行政機関から信頼を得ていることがうかがえます。
自治体向けシステムは、個人情報保護や情報セキュリティの要件が厳しく、また公的文書のワークフロー(決裁・承認の流れ)にも独自の仕組みがあります。同社はこうした公共ワークフローへの理解が深く、行政特有の業務プロセスに精通しているため、スムーズな開発が期待できます。

また、ニアショア開発(首都圏企業からの受託開発)にも対応しており、自治体案件以外の受託実績も豊富。県内での採用基盤がしっかりしているため、開発後の保守・運用フェーズでも安定したサポート体制を維持できる点が安心材料です。

自治体向けシステムの新規構築やリプレイス(既存システムの更新)を検討している行政機関、あるいは自治体と協業するプロジェクトを進める企業にとって、頼りになるパートナーと言えるでしょう。

株式会社ティーエム21

株式会社ティーエム21

基本情報

項目内容
会社名株式会社ティーエム21
最大の特徴地域密着のWeb/システム制作
どんなケースにおすすめか中小〜地場案件を素早く形に

評価指標

項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
実績の近似性3
技術力/品質保証3
体制/継続性3

会社紹介

株式会社ティーエム21は、松江市を拠点に地域密着型のWeb制作とシステム開発を手がける会社。
大規模案件よりも、地元の中小企業や地場の公共機関向けの案件を得意としています。

同社の強みは、地元発注の経験とノウハウが蓄積されている点。

島根県内の企業や自治体とのコミュニケーションに慣れており、地域特有の商習慣や要望にも柔軟に対応できます。Web制作から業務システム開発まで幅広く対応しており、CMS(コンテンツ管理システム)の構築実績もあるため、Webサイトと業務システムを一体で相談したい場合にも便利です。

公開されている開発事例は限定的ですが、これは同社が地元企業との信頼関係を重視し、案件ごとに丁寧に対応している姿勢の表れとも考えられます。
大手開発会社に依頼するほどの予算はないが、しっかりとしたシステムを構築したいという中小企業や、地元の開発会社に相談したいという地方自治体にとって、相談しやすい選択肢と言えるでしょう。

費用の安さの評価が比較的高いことからも、コストを抑えつつ確実に開発を進めたい企業に適しています。地域に根ざした長期的な関係構築を重視する方におすすめの会社です。


モバイル・XRに強い会社

スマートフォンアプリやVR/AR技術を活用したアプリ開発を希望する場合におすすめの会社をご紹介します。

  • 株式会社トルクス
  • 株式会社イプシロンソフトウェア

株式会社トルクス

株式会社トルクス

基本情報

項目内容
会社名株式会社トルクス
最大の特徴XR×iOSの表現力と開発力
どんなケースにおすすめか体験/展示/研修の没入アプリ

評価指標

項目評価
課題解決能力3
費用の安さ4
実績の近似性3
技術力/品質保証4
体制/継続性3

会社紹介

株式会社トルクスは、奥出雲町に拠点を置き、XR(VR/AR/MRの総称)技術とiPhone/iPadアプリ開発を専門とする会社。
XRとは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)を含む没入型体験技術の総称です。

代表的な開発事例として「VRどじょうすくい DOJOS」があります。これは島根県の伝統芸能であるどじょうすくい踊りをVRで体験できるアプリで、観光や文化体験の分野でXR技術を活用した好例。
また「空飛ぶトロッコ Sky360」は、トロッコに乗っているような没入体験を提供するアプリで、観光施設や展示会での活用が想定されます。

技術面では、Unityというゲームエンジンを得意としている点が特筆されます。

Unityは3Dグラフィックスやインタラクティブなコンテンツ制作に広く使われており、VR/ARアプリ開発の標準的なツールとなっています。同社はこのUnityを使った開発実績が豊富で、高品質な視覚表現と滑らかな操作感を実現できます。

XR専門というイメージが強いですが、iOS向けの業務アプリ開発にも対応可能。教育現場での研修用アプリ、観光施設での体験型コンテンツ、展示会でのデモンストレーションアプリなど、「見る人に強い印象を与えたい」というニーズに応えられる技術力を持っています。

株式会社イプシロンソフトウェア

株式会社イプシロンソフトウェア

基本情報

項目内容
会社名株式会社イプシロンソフトウェア
最大の特徴ゲーム発のリアルタイム技術
どんなケースにおすすめかUI/演出重視のアプリを作る

評価指標

項目評価
課題解決能力4
費用の安さ3
実績の近似性3
技術力/品質保証4
体制/継続性3

会社紹介

株式会社イプシロンソフトウェアは、松江市を拠点にゲーム開発をルーツとするアプリ開発会社。

ゲーム開発で培ったリアルタイム処理や3Dグラフィックスの技術を、スマホアプリやWebシステムに応用している点が大きな特徴です。

開発実績は多岐にわたり、スマホゲーム(C++/Unity)からReact Nativeアプリまで対応。React Nativeは、JavaScriptで書いたコードをiOSとAndroidの両方で動かせる技術で、開発コストを抑えつつクロスプラットフォーム対応できるメリットがあります。

同社の最大の強みは、通信処理と3Dグラフィックスにおける技術的な堅牢性。

ゲームでは、複数のプレイヤーが同時にアクセスしても安定して動作する通信技術や、滑らかに動く3D表現が不可欠です。こうした技術は、業務アプリにおいても「レスポンスの速さ」や「視覚的な分かりやすさ」として活きてきます。

興味深いのは、自社IP(知的財産)を展開している点。自社でオリジナルのゲームやアプリを開発・運営していることは、企画力やユーザー視点での開発センスを持っている証明と言えるでしょう。
また、Web開発や自治体向けシステムの実装経験も掲載されており、ゲーム以外の分野にも幅広く対応できる柔軟性を持っています。

ユーザーインターフェースや視覚的な演出にこだわりたい企業、あるいはゲーム要素を取り入れた教育アプリやプロモーションアプリを検討している企業におすすめです。


低コスト・短納期で開発したい会社

予算を抑えつつスピーディにアプリを立ち上げたい場合におすすめの会社をご紹介します。

  • EPICs株式会社

EPICs株式会社

EPICs株式会社

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社をご紹介させてください。島根県外の企業ではありますが、リモート開発により全国からご依頼をいただいており、島根県内の企業様からのご相談にも対応可能です。

基本情報

項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴ノーコード開発で低コスト・短納期を実現
どんなケースにおすすめか予算を抑えて素早くアプリを立ち上げたい

評価指標

項目評価
課題解決能力5
費用の安さ5
実績の近似性3
技術力/品質保証4
体制/継続性5

会社紹介

EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社。

最大の特徴は、最安30万円、最短2週間という圧倒的な低コスト・短納期でアプリ開発を実現できる点です。

ノーコード開発とは、プログラミングコードを書かずに、視覚的な操作でアプリケーションを構築する開発手法のこと。従来の開発手法と比べて開発期間を大幅に短縮でき、結果として開発費用も抑えられるメリットがあります。
「まずは小さく始めて、ユーザーの反応を見ながら改善したい」というスタートアップや、「限られた予算内で確実に成果を出したい」という中小企業に最適です。

同社の強みは、複数のノーコードツールに対応している点。ノーコード開発では、作りたいアプリの種類や要件に応じて最適なツールを選ぶことが成功の鍵となります。
EPICs株式会社は、さまざまなノーコードツールの特性を熟知しており、案件ごとにベストなツールを提案。これにより、開発期間と費用を最小限に抑えつつ、求める機能を実現できます。

さらに注目すべきは、マーケティング支援にも対応している点。

多くの開発会社は「作ること」に特化していますが、同社はアプリのリリース後、実際にユーザーに使ってもらい、成果を出すための支援も提供しています。「アプリを作ったものの、ユーザーが集まらない」という課題を抱える企業にとって、開発とマーケティングを一体で相談できる体制は大きな魅力と言えるでしょう。


島根県のアプリ開発会社で失敗しないための選び方

アプリ開発を外注する際、会社選びを間違えると予算オーバーや納期遅延、期待した成果が得られないといった失敗につながります。ここでは、開発会社を選ぶ際に確認すべき5つのポイントをご紹介。

プロジェクトの目標を数値で明確にする

アプリ開発を依頼する前に、「何のために作るのか」「どんな成果を期待するのか」を数値化しておくことが重要です
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)とは、目標達成度を測る具体的な数値目標のこと。

たとえば、「業務効率を上げたい」という曖昧な目標ではなく、「現在1日100件の処理を150件に増やしたい」「月間の作業時間を20%削減したい」といった具体的な数値目標を設定しましょう。こうした明確な目標があれば、開発会社も「どんな機能が必要か」を正確に提案できます。

逆に目標が曖昧なままだと、開発会社との認識のズレが生じやすく、完成後に「思っていたものと違う」というトラブルにつながりかねません。目標を数値化することで、開発の方向性がブレず、成果を客観的に評価できるようになります。

開発する機能の範囲をあらかじめ決めておく

アプリに実装する機能の範囲を、開発開始前にしっかり確定させることが失敗を防ぐ鍵。
要件定義とは、「アプリにどんな機能が必要か」を文書化する作業のことです。

開発途中で「やっぱりこの機能も追加したい」と変更を重ねると、開発期間が延び、費用も膨らんでいきます。最初に「最低限必要な機能」と「あれば嬉しい機能」を分けて整理し、優先順位をつけておくことが大切。

特に予算が限られている場合は、まず必要最小限の機能だけでリリースし、ユーザーの反応を見てから追加機能を検討する方が賢明です。開発会社との打ち合わせでは、機能一覧を作成し、それぞれの実装範囲について認識を合わせておきましょう。

似た案件の実績があるか確認する

開発会社を選ぶ際は、自分が作りたいアプリと似た案件の実績があるかを必ず確認してください。
たとえば、医療系のアプリを作りたいなら医療分野の開発経験がある会社、位置情報を使うアプリなら地図連携の実績がある会社を選ぶべきです。

似た案件の経験がある会社なら、業界特有の要件やよくある落とし穴を理解しているため、スムーズに開発が進みます。
また、過去の事例を見せてもらうことで、完成イメージも具体的につかめるでしょう。

ホームページに掲載されている開発事例をチェックするのはもちろん、問い合わせ時に「こういうアプリを作りたいのですが、似た案件の経験はありますか?」と直接尋ねることをおすすめします。実績の近さは、プロジェクト成功の可能性を大きく左右する要素です。

見積書の内訳を細かくチェックする

複数の開発会社から見積もりを取る際は、金額の総額だけでなく、内訳を詳しく比較することが重要
「アプリ開発一式 〇〇万円」といった大雑把な見積もりではなく、「要件定義 〇万円」「設計 〇万円」「開発 〇万円」「テスト 〇万円」といった工程ごとの内訳が記載されているかを確認しましょう。

内訳が明確な見積もりなら、どの部分にコストがかかっているのかが分かり、予算に応じて調整もしやすくなります。
また、複数社の見積もりを比較する際も、同じ工程での価格差を見ることで、妥当性を判断できます。

極端に安い見積もりには注意が必要。必要な工程が省かれていたり、後から追加費用が発生したりするケースもあります。
見積もりの段階で不明点があれば遠慮せず質問し、納得できる説明を受けてから契約しましょう。

保守運用の対応範囲を契約前に確認する

アプリは開発して終わりではなく、リリース後の保守運用が非常に重要。
SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意)とは、サービス提供者が保証するサービス品質の水準を定めた契約のことです。

契約前に、「リリース後のバグ対応はどこまで無償か」「機能追加は別料金か」「サーバーダウン時の対応時間はどれくらいか」といった保守運用の条件を明文化してもらいましょう。特に、24時間365日稼働が必要な業務アプリの場合、緊急時の対応体制は死活問題です。

保守費用が月額制なのか、都度見積もりなのかも確認が必要。長期的に運用することを考えると、保守費用も開発費用と同じくらい重要なコスト要素になります。保守内容が曖昧なまま契約すると、後々トラブルの原因になりかねません。


島根県のアプリ開発ならEPICs株式会社にご相談ください

手前味噌ではありますが、島根県内でアプリ開発をご検討中の企業様に、改めて弊社EPICs株式会社をご紹介させてください。

弊社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。

最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードと低コストでアプリ開発を実現できる点が最大の強み。

「予算は限られているが、できるだけ早くアプリを立ち上げたい」というニーズに応えます。

ノーコード開発の成否を分けるのは、適切なツール選び。弊社は複数のノーコードツールに精通しており、お客様の要件に最適なツールを提案することで、開発期間と費用を最小限に抑えられます。

さらに、開発だけでなくマーケティング支援も提供している点が他社との違い。

「アプリを作って終わり」ではなく、実際にユーザーに使ってもらい、成果を出すところまで伴走します。

島根県外の企業ではありますが、リモート開発により全国対応が可能。初回のご相談は無料ですので、「まずは話を聞いてみたい」という段階でもお気軽にお問い合わせください。島根県内の企業様からのご相談も多数お受けしております。


島根県でアプリ開発を進める際に活用できる地域支援

島根県でアプリ開発を検討する際、地域独自の支援制度や連携先を活用することで、よりスムーズにプロジェクトを進められます。ここでは、知っておくと役立つ4つの支援・相談先をご紹介。

松江市のRuby関連支援制度を利用する

松江市は「Ruby City MATSUE」として、Ruby言語を活用した産業振興に力を入れています。
Ruby言語の生みの親であるまつもとゆきひろ氏が松江市在住であることから、市を挙げてRuby関連企業の集積と育成を進めているのが特徴。

松江市では、Ruby を活用したシステム開発やビジネスに対する支援施策を展開しています。
具体的な支援内容や最新の施策については、松江市の公式サイトで確認できます。Ruby言語でのアプリ開発を検討している企業にとって、こうした地域の支援制度を活用することで、開発コストの削減や技術面でのサポートが受けられる可能性があります。

また、松江市にはRuby関連企業が多数集積しているため、技術者の採用やビジネスマッチングの機会も豊富。
地域のRubyコミュニティとのつながりを持つことで、開発パートナーを見つけやすくなる利点もあります。

島根県のデジタル化推進窓口に相談する

島根県では、県内企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するための相談窓口を設けています。
「デジタル化を進めたいが、何から始めればよいか分からない」「どんなシステムが自社に適しているか判断できない」といった悩みを持つ企業向けの相談サービスです。

県の支援窓口では、業務のデジタル化に関する相談対応や、適切な開発会社の紹介、補助金・助成金の情報提供などを行っています。
特に、IT導入補助金などの国の補助金制度についても情報が得られるため、開発費用を抑えたい企業にとって有益。

島根県公式サイトから、DX支援に関する情報や相談窓口の連絡先を確認できます。公的機関の中立的な立場からアドバイスを受けられるため、初めてアプリ開発を外注する企業にとって心強い相談先と言えるでしょう。

島根県情報産業協会で開発会社を探す

島根県情報産業協会(SHIA)は、県内のIT関連企業が加盟する業界団体。この協会を通じて、島根県内の信頼できる開発会社を探すことができます。

協会には、本記事で紹介したような地域の開発会社が多数加盟しており、会員企業の情報や得意分野について照会が可能。
また、協会が主催する交流会やセミナーに参加することで、直接開発会社の担当者と接点を持つ機会も得られます。

業界団体に加盟している企業は、一定の信頼性や実績があると判断できるため、開発会社選びの際の安心材料になります。
島根県情報産業協会の公式サイトでは、加盟企業の一覧や協会の活動内容を確認できますので、開発パートナーを探す際の参考にしてください。

しまねソフト研究開発センターの支援を受ける

しまねソフト研究開発センター(ITOC)は、県内企業のIT活用やソフトウェア開発を支援する公的機関。
DX推進に向けた伴走支援を提供しており、アプリ開発プロジェクトを進める上での技術的なアドバイスや、開発会社とのマッチング支援などを受けられます。

特に、「自社にIT人材がいない」「技術的な判断ができない」という企業にとって、専門家による伴走支援は心強いサポート。開発会社との打ち合わせに同席してもらったり、提案内容の妥当性を評価してもらったりすることも可能です。

また、同センターでは、IT関連の研修やセミナーも定期的に開催しています。自社のIT人材を育成したい企業や、最新の技術トレンドを学びたい担当者にとっても有益な情報源となるでしょう。
しまねソフト研究開発センターの公式サイトで、支援内容や相談方法の詳細を確認できます。

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