梅田エリアのおすすめアプリ開発会社10選!契約時の確認ポイントも解説

大阪・梅田エリアでアプリ開発を検討している企業や個人事業主の方に向けて、特徴別におすすめの開発会社をご紹介します。
企画段階から相談できる大手実績豊富な会社から、スピード重視の試作開発、エンタメ・XR分野、低予算でのノーコード開発、品質重視の運用保守まで、様々なニーズに対応する10社をピックアップしました。

各社の特徴や評価軸を分かりやすく表形式でまとめ、どのようなケースにおすすめかも詳しく解説していきます。

目次

企画から相談できるアプリ会社

この分野では以下の2社をご紹介します:

  • フェンリル
  • GeNEE

フェンリル

フェンリル
項目内容
会社名フェンリル
最大の特徴大手600超の実績と強いUI/UX
おすすめケース使われ続けるB2C/B2Bアプリ
評価項目評価(5段階)
費用の安さ2
課題解決能力5
類似実績の豊富さ5
契約・体制の健全性5
技術・運用力5

フェンリルは大阪・グランフロントに本社を構える、関西エリアでも屈指の実績を誇るアプリ開発会社です。

最大の強みは600を超えるアプリ開発実績と、長年培ってきたUI/UX設計力にあります。

TVer(ティーバー)やライフ公式アプリなど、多くの人が日常的に使用する大手企業のアプリ開発を手がけており、ユーザビリティの高いアプリ制作に定評があります。Google公認の実績も報道されており、技術力と信頼性の両面で高い評価を得ている状況です。

梅田エリアからのアクセスも良好で、企画段階からじっくりと相談できる体制が整っています。特に、長期間にわたって多くのユーザーに愛用されるB2CアプリやB2Bアプリの開発を検討している企業におすすめ。

費用面では高めの設定となりますが、その分確実性と品質を重視したい案件に最適な選択肢といえるでしょう。

GeNEE

株式会社GeNEE
項目内容
会社名株式会社GeNEE
最大の特徴PM×Tech×UXの三位一体
おすすめケース企画~実装まで伴走型案件
評価項目評価(5段階)
費用の安さ3
課題解決能力4
類似実績の豊富さ4
契約・体制の健全性4
技術・運用力4

GeNEEはヨドバシ梅田タワーに拠点を置く、PM(プロジェクトマネジメント)、技術力、UX設計の三位一体を強みとする開発会社です。単純な受託開発ではなく、企画段階から実装完了まで伴走型のサポートを提供しています。

PUSH課金型アプリや動画配信管理システムなど、複雑な機能要件を持つアプリの開発実績が豊富。大手企業や大学案件など幅広い分野での開発経験を持ち、クライアントの業界や規模を問わず対応可能な体制を整えています。

特に注目すべきは、企画・PMリードの体制を明確に打ち出している点です。

技術的な実装だけでなく、プロジェクト全体の進行管理やユーザー体験の設計まで包括的に対応してくれるため、社内にアプリ開発の知見が少ない企業でも安心して任せられます。梅田からのアクセスも良く、定期的な打ち合わせも行いやすい立地にあります。

スピード重視・短納期(MVP/試作)

この分野では以下の2社をご紹介します:

  • ノウリス
  • ランデスト

ノウリス

株式会社ノウリス
項目内容
会社名株式会社ノウリス
最大の特徴IoT×UI/UX×試作スピード
おすすめケース短期PoC・試作検証
評価項目評価(5段階)
費用の安さ4
課題解決能力4
類似実績の豊富さ3
契約・体制の健全性3
技術・運用力4

ノウリスは大阪・淀川区を拠点とする、IoT(モノのインターネット)分野に特化したアプリ開発会社です。

最大の特徴は、IoT機器とスマートフォンアプリの連携開発において、最短2週間という圧倒的なスピードで試作品を提供できる点にあります。

美容家電のBluetooth連携アプリや不動産管理アプリなど、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせた複合的なソリューション開発が得意分野。特にBluetooth接続やSalesforce連携など、外部システムとの連携が必要なアプリ開発において豊富な実績を持っています。

PoC(概念実証)や試作検証を急いで進めたい企業にとって理想的な選択肢といえるでしょう。低価格での対応も可能としており、まずは小さく始めて効果を検証したい案件に最適です。

大阪拠点ということもあり、関西圏の企業との連携もスムーズ。アイデアを素早く形にして市場の反応を見たい企業におすすめの開発会社です。

ランデスト

株式会社ランデスト
項目内容
会社名株式会社ランデスト
最大の特徴FlutterFlowで高速MVP
おすすめケースまず出す・早く検証
評価項目評価(5段階)
費用の安さ4
課題解決能力3
類似実績の豊富さ3
契約・体制の健全性3
技術・運用力4

ランデストは大阪を拠点とする、FlutterFlow専門のアプリ開発会社です。FlutterFlowとは、Googleが開発したノーコード・ローコードツールで、従来の開発手法と比べて格段に短期間でアプリを制作できる技術を指します。

ライブコマースEC「Macroz」や各種買い物アプリなど、ECサイトやコマース系のアプリ開発実績が豊富。

FlutterFlowを活用することで、通常数ヶ月かかる開発期間を大幅に短縮し、MVP(最小実行可能製品)を迅速に市場投入することが可能です。

「安価×迅速」を明確に打ち出しており、予算を抑えながらもスピード感を重視したい企業に最適。特に、新規事業の立ち上げやアイデアの市場検証を急ぎたいスタートアップ企業におすすめです。

まずは基本機能でアプリをリリースし、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を追加していくアプローチに向いています。大阪のIT企業として地域密着型のサポートも期待できる点も魅力的です。

体験/エンタメ・XR/ゲームに強い

この分野では以下の2社をご紹介します:

  • トンガルマン
  • エボルブ

トンガルマン

トンガルマン株式会社
項目内容
会社名トンガルマン株式会社
最大の特徴体験デザイン×XR実装
おすすめケース集客/PR/体験型企画
評価項目評価(5段階)
費用の安さ3
課題解決能力4
類似実績の豊富さ4
契約・体制の健全性4
技術・運用力5

トンガルマンは大阪・梅田に拠点を構える、XR(クロスリアリティ)技術を活用した体験型コンテンツ制作に特化した開発会社です。
XRとは、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)を総称した技術で、現実とデジタルを融合させた新しい体験を提供します。

宇治市PRアプリやトントンボイス相撲など、自治体や企業のプロモーション案件で革新的な取り組みを数多く手がけています。

特に裸眼3Dやデジタルサイネージなど、話題性の高い施策の開発実績が豊富で、メディアで取り上げられるような注目度の高いコンテンツ制作が得意分野です。

梅田中心部という立地の良さもあり、クライアントとの密なコミュニケーションを通じて、単なる技術提供ではなく体験設計から一貫してサポート。

イベントや店舗での集客効果を高めたい企業、自治体のPR施策で話題作りを狙いたい案件、エンターテイメント性の高いアプリ開発を検討している企業に最適です。技術力の高さは業界でも評価されており、最新技術を活用した差別化戦略を立てたい企業におすすめの選択肢といえるでしょう。

エボルブ

株式会社エボルブ
項目内容
会社名株式会社エボルブ
最大の特徴450+ゲームの量産実績
おすすめケースエンタメ/学習×ゲーム性
評価項目評価(5段階)
費用の安さ3
課題解決能力3
類似実績の豊富さ5
契約・体制の健全性4
技術・運用力4

エボルブは大阪を拠点とする、スマートフォンゲーム開発において圧倒的な実績を誇る開発会社です。450タイトル超という驚異的な開発実績を持ち、ゲーム分野においては関西エリアでも屈指の経験値を有しています。

スマートフォンゲームを中心としながら、2Dアニメーション制作、AR・MR技術、さらには近年注目の生成AI技術まで幅広く対応。

企画段階から運営まで一気通貫でサポートできる体制を整えており、ゲームの世界観作りから技術実装、リリース後の運用まで包括的に任せることが可能です。

特に学習系アプリにゲーム要素を取り入れたガミフィケーション(ゲーム化)や、エンターテイメント性の高いコンテンツ開発を得意としています。

ユーザーの継続利用を促進したいアプリ、楽しみながら学習できる教育系アプリ、エンゲージメント向上を目指すB2Cアプリの開発を検討している企業におすすめ。豊富な実績に基づく知見で、ユーザーに愛され続けるアプリ制作をサポートしてくれるでしょう。

低予算・ノーコード/ローコード活用

この分野では以下の3社をご紹介します:

  • ノーコード総合研究所
  • Welfill
  • EPICs

ノーコード総合研究所

株式会社ノーコード総合研究所
項目内容
会社名株式会社ノーコード総合研究所
最大の特徴期間/費用を約1/3に圧縮主張
おすすめケース早く/安く業務アプリ化
評価項目評価(5段階)
費用の安さ4
課題解決能力4
類似実績の豊富さ3
契約・体制の健全性3
技術・運用力3

ノーコード総合研究所は、ノーコード技術を活用したアプリ開発に特化した開発会社です。ノーコードとは、プログラミングコードを書かずに視覚的な操作でアプリを作成できる開発手法を指し、従来の開発と比べて大幅な期間短縮とコスト削減を実現できます。

同社の最大の強みは、開発期間と費用を従来の約3分の1に圧縮できると謳っている点にあります。

国内でも大規模なノーコード受託開発を手がけており、業務効率化を目的としたWebアプリやモバイルアプリの開発実績が豊富。
特にMVP(最小実行可能製品)の開発や社内業務のデジタル化において高い効果を発揮しています。

大阪エリアの企業向け特集記事でも取り上げられるなど、関西圏での認知度も高まっている状況です。
限られた予算内で早急にアプリ化を進めたい中小企業、スタートアップ企業の新規事業、社内の業務プロセスをアプリ化して効率化を図りたい企業に最適。AI技術との組み合わせにも対応しており、最新技術を取り入れながらもコストを抑えた開発が期待できます。

Welfill

株式会社Welfill
項目内容
会社名株式会社Welfill
最大の特徴ノーコード×自社SaaS運営
おすすめケース低コストで素早い検証
評価項目評価(5段階)
費用の安さ4
課題解決能力3
類似実績の豊富さ3
契約・体制の健全性3
技術・運用力3

Welfillは大阪・西区に拠点を構える、ノーコードツールを活用したWeb・アプリ開発会社です。

単なる受託開発にとどまらず、PAGE STOCKや秘書サプリなど自社SaaS(Software as a Service)の開発・運営も手がけており、実際のサービス運用を通じた豊富な知見を持っています。

自社プロダクトの開発・運営経験があることで、単に技術的な実装だけでなく、リリース後の運用や改善についても実践的なアドバイスを提供可能。特にWeb中心の開発を得意としており、モバイルWebアプリケーションの開発にも対応しています。

ノーコード技術と自社での運用ノウハウを組み合わせることで、クライアントのビジネス成長に寄り添った提案ができる点が大きな魅力。

低コストでの開発を実現しながらも、長期的な視点でのサービス設計や改善提案も期待できます。
初めてのアプリ開発で運用面での不安がある企業、Webサービスから始めて段階的にモバイルアプリへ展開したい企業におすすめです。
大阪西区という立地で、梅田エリアからもアクセスしやすい環境にあります。

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についてもご紹介させてください。

EPICs

EPICs株式会社
項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴日本最大級の実績×最適ツール選択
おすすめケース低予算で確実な成果を求める案件
評価項目評価(5段階)
費用の安さ5
課題解決能力5
類似実績の豊富さ3
契約・体制の健全性4
技術・運用力4

EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。

最大の強みは、複数のノーコードツールを使い分けることで、クライアントの要求に最も適したツール選択ができる点にあります。

最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードとコストパフォーマンスを実現しており、予算に制約がある中小企業やスタートアップでも気軽にアプリ開発を始められる環境を提供。ノーコードツールの選択は開発期間と費用に大きく影響するため、豊富な経験に基づく最適なツール選びが開発成功の鍵となります。

さらに、単なるアプリ開発にとどまらず、マーケティング支援にも対応している点が他社との大きな違いです。

アプリを作るだけでなく、実際にユーザーに使ってもらい、ビジネス成果につなげるための販促支援まで一貫してサポート。
開発したアプリが確実に成果を上げられるよう、技術面とマーケティング面の両方からアプローチします。

限られた予算内で確実な成果を求める企業、ノーコード開発が初めてで最適なツール選択に迷っている企業、開発後の集客・販促まで含めて相談したい企業におすすめです。
日本最大級という実績に裏打ちされた安心感と、スピード・コストの両面でのメリットを享受できるでしょう。

内製支援・運用保守/品質に強い

この分野では以下の2社をご紹介します:

  • バルテス・モバイルテクノロジー/バルテス・イノベーションズ
  • 梅田電機

バルテス・イノベーションズ

バルテス・イノベーションズ
項目内容
会社名バルテス・イノベーションズ
最大の特徴QA基盤×実装の品質主義
おすすめケース長期運用・高品質重視
評価項目評価(5段階)
費用の安さ3
課題解決能力4
類似実績の豊富さ4
契約・体制の健全性5
技術・運用力5

バルテス・イノベーションズは、大阪を拠点とするQA(品質保証)に特化した強みを持つアプリ開発会社です。QAとは、ソフトウェアの品質を検証・保証する工程で、バグの発見や性能改善において重要な役割を果たします。

車両DXアプリやWellFeeなどのヘルスケア系アプリなど、高い信頼性が求められる分野での開発実績が豊富。

特に第三者検証の体制が色濃く、開発だけでなく品質管理の専門性も併せ持っているため、リリース後の安定稼働を重視する企業に最適です。

IoTやVR技術などの先端領域にも対応しており、最新技術を活用しながらも高品質を維持できる技術力を有しています。
継続的に事例を公開しており、透明性の高い情報提供も信頼できるポイント。

長期間にわたって多くのユーザーに利用されるアプリ、医療・金融・自動車など高い品質基準が求められる業界のアプリ開発において、安心して任せられる開発パートナーといえるでしょう。契約・体制面でも最高評価を得ており、企業としての安定性も魅力的です。

梅田電機

梅田電機株式会社
項目内容
会社名梅田電機株式会社
最大の特徴端末〜クラウド〜アプリ一気通貫
おすすめケースIoT連携×業務効率化
評価項目評価(5段階)
費用の安さ3
課題解決能力4
類似実績の豊富さ4
契約・体制の健全性4
技術・運用力4

梅田電機は大阪・福島区に拠点を置く、IoT分野に強みを持つシステム開発会社です。社名に「梅田」を冠しているように、大阪・梅田エリアに密着した企業として、地域の企業ニーズに応えるサービスを提供しています。

最大の特徴は、IoT端末からクラウドシステム、スマートフォン・スマートウォッチアプリまで一気通貫で対応できる技術力にあります。

クラウド型生産計画・管理システムや動態管理システムなど、製造業や物流業界での業務効率化を目的とした実績が豊富です。

AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureといった主要クラウドサービスの構築にも対応しており、インフラからアプリケーションまで包括的なソリューション提供が可能。

保守・監視など運用面についても明確に対応範囲として掲げており、アプリ開発後の長期的なサポートも期待できます。

製造業や物流業でのDX(デジタル変革)を検討している企業、IoT機器とスマートフォンアプリを連携させた業務効率化システムの構築を目指す企業におすすめの選択肢です。

アプリ開発会社で失敗しないための選び方

アプリ開発の外注で失敗を避けるために、以下の5つのポイントを押さえて会社選びを進めましょう。

機能要件の優先順位を整理

アプリに搭載したい機能は数多くあるものですが、すべてを同時に実装しようとすると開発期間が長期化し、予算も膨らんでしまいます。重要なのは、機能要件に優先順位をつけて段階的な開発計画を立てることです。

「絶対に必要な機能」「あると良い機能」「将来的に追加したい機能」の3段階に分類し、まずは核となる機能に絞って開発を進める方法がおすすめ。この手法をMVP(最小実行可能製品)開発と呼び、リスクを抑えながら早期にユーザーの反応を確認できる利点があります。

優先順位を明確にすることで、開発会社からも現実的な提案を受けやすくなり、予算内で確実に成果を上げられるアプリ開発が可能になります。

類似プロジェクトの実績を確認

開発会社を選ぶ際は、自社の業界や要件に近い開発実績があるかを必ず確認しましょう。
単に「アプリ開発の実績が豊富」というだけでは不十分で、具体的にどのような分野のアプリを手がけてきたかが重要なポイントです。

例えば、ECサイト連携が必要なアプリであれば、ECシステムとの連携実績がある会社を選ぶことで、開発中のトラブル回避や効率的な実装が期待できます。また、類似プロジェクトの事例を確認することで、自社のアプリに必要な機能や開発期間の目安も把握可能です。

実績確認の際は、開発事例の公開資料だけでなく、可能であれば担当者から直接詳しい話を聞くことをおすすめします。
実際の開発プロセスや課題への対応方法など、より具体的な情報を得られるでしょう。

仕様変更時の対応ルールを事前合意

アプリ開発では、開発途中での仕様変更が発生することが少なくありません。ユーザーテストの結果を受けた機能修正や、市場環境の変化による要件追加など、様々な理由で変更が必要になる場合があります。

重要なのは、変更が発生した際の対応ルールを開発開始前に明確に合意しておくこと
変更依頼の手続き方法、追加費用の算出基準、スケジュールへの影響度合いなどを事前に決めておくことで、変更時もスムーズに対応してもらえます。

また、変更内容と合意事項は必ず記録に残し、後から確認できるようにしておくことも大切。
口約束ではなく、メールや書面での記録を残すことで、プロジェクト管理の透明性を保てるでしょう。

契約時に確認すべき重要ポイント

アプリ開発の契約を締結する際に、トラブルを防ぐために必ず確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。

適切な契約形態の選択

アプリ開発の契約には、主に「請負契約」と「準委任契約」の2つの形態があります。
請負契約は完成したアプリの納品を約束する契約で、準委任契約は開発作業そのものを委託する契約です。

請負契約では、開発会社が完成責任を負うため、クライアント側のリスクは低くなります。一方、準委任契約では開発過程での柔軟な仕様変更が可能ですが、完成保証はありません。
プロジェクトの性質や要件の確定度合いに応じて、最適な契約形態を選択することが重要です。

どちらの契約形態にもメリット・デメリットがあるため、開発会社と十分に相談したうえで決定しましょう。

納品物の具体的な定義を明記

「アプリの完成」といっても、どこまでが完成なのかは解釈によって異なります。
アプリ本体だけなのか、マニュアルや設計書も含むのか、アプリストアへの申請も含むのかなど、納品物の範囲を具体的に定義することが重要です。

特に、設計書やマニュアルの有無は将来的なメンテナンスに大きく影響するため、必要な書類についても契約書に明記しておきましょう。また、テスト結果レポートやセキュリティチェック結果なども納品物に含めるかどうかの確認も必要です。

納品物の定義が曖昧だと、完成時に「想定していたものと違う」というトラブルが発生しやすくなります。事前の詳細確認で、このようなリスクを回避できるでしょう。

変更内容の合意記録を残す仕組み作り

開発期間中に発生する仕様変更や追加要望について、その都度合意内容を記録に残す仕組みを作っておくことが重要です。
口約束だけでは後々「言った・言わない」の問題が発生する可能性があります。

変更依頼の際は、変更内容、追加費用、スケジュールへの影響などを文書にまとめ、双方が署名または電子的に合意した記録を保管しましょう。メールでのやり取りの場合も、重要な決定事項については確認メールを送り、合意の証拠を残すことが大切です。

記録を残すことで、プロジェクト全体の透明性が保たれ、開発会社との信頼関係も維持しやすくなります。
また、将来的な類似プロジェクトの参考資料としても活用できるでしょう。

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