佐賀でおすすめのアプリ開発会社15選！特徴別に徹底比較

佐賀県には、自治体向けスーパーアプリから観光・地域活性化アプリまで、多様な開発実績を持つアプリ開発会社が数多く存在します。地域密着型の企業から全国展開する技術力の高い会社まで、それぞれ異なる強みと特色を持っているのが特徴です。

本記事では、佐賀県のアプリ開発会社を「自治体・公共系」「業務DX系」「UI/UX・プロモーション系」「低コスト・短納期系」「セキュリティ・運用重視系」の5つのカテゴリーに分けて、15社を厳選してご紹介します。
各社の費用感や技術力、実績を詳しく解説するので、あなたのプロジェクトに最適な開発パートナーが見つかるはずです。

自治体・公共／地域課題に強い開発会社

自治体や公共機関のデジタル化、地域課題の解決に特化したアプリ開発を得意とする会社をご紹介します。

• 株式会社オプティム
• 株式会社佐賀電算センター
• 株式会社プライム

株式会社オプティム

項目	内容
会社名	株式会社オプティム
最大の特徴	自治体「スーパーアプリ」実績・大規模運用
どんなケースにおすすめか	自治体/公共向けの統合アプリ・大規模基盤

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	2
課題解決能力	5
類似実績の豊富さ	5
技術・品質体制	5
納期・運用の継続性	4

株式会社オプティムは、佐賀市を拠点とする自治体向けアプリ開発のトップランナーです。

最大の強みは、佐賀市公式スーパーアプリの受託・運用実績にあります。

このアプリは市民が行政サービスを一つのアプリで利用できる統合型プラットフォームで、利用者目線に立った設計が高く評価されています。

同社の技術力は、現場系モバイル活用にも発揮されます。「Geo Scan」や「Geo Point」といった位置情報を活用したソリューションにより、自治体職員の現地調査や点検作業を効率化。また、武雄市公式スーパーアプリの受託も決定しており、自治体DXのノウハウが着実に蓄積されています。

費用面では公募・個別見積となるため決して安価ではありませんが、大規模な自治体システムを安定運用できる技術力と実績は他社の追随を許しません。自治体向けの本格的なデジタル変革を検討している場合、最有力候補となる開発会社といえるでしょう。

株式会社佐賀電算センター

項目	内容
会社名	株式会社佐賀電算センター
最大の特徴	文化資産×ITの実証アプリ等、地域案件に根差す
どんなケースにおすすめか	公共/文化施設の来館価値向上・地域DXのPoC

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	4
技術・品質体制	4
納期・運用の継続性	4

佐賀電算センターは、文化×ITという独自の切り口でアプリ開発を手がける地域密着型の開発会社です。

最も注目すべき実績は、美術館鑑賞アプリの実証実験を大学と共同で推進していること。
このプロジェクトでは、来館者の鑑賞体験向上と地域文化への関心喚起を両立する設計が採用されています。

同社の強みは、地域課題の本質を理解した上でのアプリ企画力にあります。

美術館アプリの事例では、単なるデジタル化ではなく「来館機会の創出」「文化資産の認知向上」という明確な目的を設定。この取り組みはサガテレビでも紹介されるなど、地域メディアからも注目を集めています。

業務・公共向けシステム開発の豊富な経験を活かし、文化施設や公共施設のデジタル変革をトータルでサポート。
実証実験（PoC）から本格運用まで段階的に進められる点も、予算やリスクを抑えたい公共機関には魅力的。

地域の文化資産を活用したアプリ開発を検討している自治体や施設運営者にとって、心強いパートナーとなるでしょう。

株式会社プライム

項目	内容
会社名	株式会社プライム
最大の特徴	観光/子育て等の地域向けアプリ事例が豊富
どんなケースにおすすめか	地域活性・プロモーションと連動したアプリ

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	4
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	4

株式会社プライムは、地域活性化とプロモーションに特化したアプリ開発を得意とする佐賀市の開発会社です。
代表的な実績として「にこさが」「さがたまGO!」などの公開事例があり、いずれも地域の魅力発信と住民サービス向上を両立した設計となっています。

同社の技術的な特徴は、スマートフォンならではの機能を積極的に活用する点。

GPS機能を使った位置連動サービス、AR（拡張現実）技術による体験型コンテンツ、プッシュ通知による効果的な情報発信など、ユーザーエンゲージメントを高める仕組みを巧みに組み込んでいます。

企業姿勢として注目すべきは、地域IT人材育成にも力を入れていること。単なる受託開発にとどまらず、地域のデジタル人材底上げにも貢献する姿勢が評価できます。iOS/Androidアプリ開発はもちろん、Web制作やシステム開発、研修サービスまで幅広く対応。

観光振興や子育て支援、地域コミュニティ活性化など、住民に身近なテーマでのアプリ開発を検討している自治体や地域団体におすすめの開発パートナーです。

業務システム連携・DXに強い開発会社

既存の業務システムとの連携や、企業のデジタル変革（DX）を支援するアプリ開発に特化した会社をご紹介します。

• 株式会社戸上電機ソフト
• 九州ソフトウェア株式会社
• 株式会社グローブネットシステム

株式会社戸上電機ソフト

項目	内容
会社名	株式会社戸上電機ソフト
最大の特徴	現場系・業務支援アプリの自社実装実績
どんなケースにおすすめか	現地調査/勤怠/守衛など業務連動アプリ

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	4
技術・品質体制	4
納期・運用の継続性	4

株式会社戸上電機ソフトは、1989年設立の老舗ソフトウェア開発会社で、現場業務に特化したアプリ開発で高い実績を誇ります。
佐賀市に本社を構え、30年以上にわたって地域企業のIT化を支援してきた信頼性の高い開発パートナーです。

同社の最大の強みは、現場で働く人の視点に立った業務支援アプリの開発力。

現地調査支援アプリや守衛業務支援アプリなど、実際の作業フローを深く理解した上で設計されたソリューションを提供しています。勤怠管理アプリの実績もあり、従業員の日常業務を効率化するためのノウハウが豊富に蓄積されています。

技術面では、産業機器とIoT技術、組込みシステムにも対応できる幅広い技術力を保有。
単なるアプリ開発にとどまらず、センサーデータの活用や機械との連携など、製造業や建設業のDXに必要な総合的なソリューションを提供できます。Web会議システムなどの開発実績もあり、リモートワーク時代に対応した業務アプリの構築も可能。

現場作業の効率化や業務プロセスの改善を検討している企業にとって、心強い技術パートナーといえるでしょう。

九州ソフトウェア株式会社

項目	内容
会社名	九州ソフトウェア株式会社
最大の特徴	「開発費ゼロプラン」等、業務効率化に特化
どんなケースにおすすめか	既存業務の置換/省力化の段階的導入

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	4
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	4

九州ソフトウェア株式会社は、「開発費ゼロプラン」という独自のサービス体系で注目を集める佐賀市の開発会社です。初期費用を抑えて月額課金でスタートできるこのプランは、IT投資に慎重な中小企業にとって非常に魅力的な選択肢となっています。

同社の特徴は、地域密着の受託開発と継続的なサポート体制。

長年にわたり地元企業のIT化を支援してきた実績があり、佐賀県内の業界事情や商慣習を深く理解した提案が期待できます。特に業務省力化に焦点を当てたソリューション開発を得意とし、受発注データの変換システムなど、日常業務の効率化に直結する定型ソリューションを提供しています。

開発費ゼロプランの最大のメリットは、リスクを最小限に抑えたスモールスタートが可能な点。

従来であれば数百万円の初期投資が必要だったシステム開発を、月額課金でスタートできるため、効果を確認しながら段階的に機能を拡張していくことができます。既存の業務フローをデジタル化したい、でも大きな投資は避けたいという企業にとって、理想的な開発パートナーです。
運用支援も含めた一貫したサービス提供により、IT専門スタッフがいない企業でも安心してDXを推進できるでしょう。

株式会社グローブネットシステム

項目	内容
会社名	株式会社グローブネットシステム
最大の特徴	地元密着×クラウド活用／公共・金融等の開発
どんなケースにおすすめか	既存システム連携・クラウド移行の伴走

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	3

株式会社グローブネットシステムは、2002年に設立された地域密着型のシステムインテグレーター（SI）です。佐賀県と福岡県に拠点を構え、九州エリア全体を対応範囲とする広域サポート体制を整えています。

同社の強みは、金融機関や官公庁といったセキュリティレベルの高い案件にも対応できる技術体制と信頼性。

20年以上にわたる地域でのSI実績により、複雑な既存システムとの連携や、厳格な要件に基づくシステム構築のノウハウを蓄積しています。
特にクラウド活用による既存システムのモダナイゼーション（近代化）において、段階的な移行計画の策定から実装、運用まで一貫したサポートを提供できる点が評価されています。

地元密着でありながら福岡拠点も活用した広域対応が可能なため、人材リソースの確保や技術力の向上において有利な立場にあります。システム開発だけでなくネットワーク構築にも対応しており、インフラ全体を視野に入れたDX支援が可能。

既存の基幹システムを活用しつつ、新しいデジタル技術を段階的に導入したい企業や、クラウド移行を検討している組織にとって、安定した伴走支援を期待できる開発パートナーです。

UI/UX・プロモーション／toCに強い開発会社

ユーザー体験（UI/UX）の向上やマーケティング施策と連動したアプリ開発、一般消費者向け（toC）サービスに特化した会社をご紹介します。

• 株式会社アルラボ
• 株式会社とっぺん
• 株式会社マリエッタ 九州営業所

株式会社アルラボ

項目	内容
会社名	株式会社アルラボ
最大の特徴	マーケ×UI/UX視点のアプリ・Web実装
どんなケースにおすすめか	集客や会員施策と連動したアプリ

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	4
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	4
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	4

株式会社アルラボは、佐賀市を拠点としながら全国対応を行うマーケティング×アプリ開発の専門会社です。

最大の特徴は、単なるアプリ制作にとどまらず、集客やブランディングといったマーケティング視点を組み込んだUI/UX設計を行うこと。

アプリ開発と同時に、Web集客やSEO対策も一括で対応できる総合力が強みです。

同社の実績は多業種にわたり、幼稚園向けアプリやブックカフェ公式アプリ、フィットネス関連アプリなど、それぞれの業界特性を活かした設計を行っています。

幼稚園アプリでは保護者とのコミュニケーション強化、カフェアプリでは顧客のリピート促進など、ビジネス目標に直結する機能設計が評価されています。
費用面では比較的リーズナブルな価格設定でありながら、マーケティング戦略も含めた包括的な提案が可能。Web制作からシステム開発、集客支援まで一気通貫で対応できるため、ITリソースが限られている中小企業や店舗オーナーにとって心強いパートナー。

顧客との接点強化や売上向上を目的としたアプリ開発を検討している事業者に特におすすめできる開発会社です。

株式会社とっぺん

項目	内容
会社名	株式会社とっぺん
最大の特徴	体験型/展示×アプリ（VR/MR/3DCG）
どんなケースにおすすめか	観光/施設の体験向上・館内アプリ

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	4
納期・運用の継続性	3

株式会社とっぺんは、VR（仮想現実）、MR（複合現実）、3DCG技術を活用した体験型アプリの開発に特化した佐賀市の開発会社です。
従来のスマートフォンアプリの枠を超え、最新のデジタル技術を駆使した没入感のある体験設計を得意としています。

同社の技術的な強みは、3次元計測やデジタルアーカイブといった高度な制作基盤を保有していること。

これにより、実在する建物や文化財を精密にデジタル化し、VR空間での再現や、現実空間にデジタル情報を重ね合わせるMRアプリの開発が可能です。インタラクティブな展示アプリの制作も明記されており、美術館や博物館、観光施設での導入に最適な技術力を有しています。

観光地や文化施設、商業施設などで来場者の体験価値を大幅に向上させたい場合に特におすすめ。従来の案内アプリでは実現できない、記憶に残る体験型コンテンツの提供が可能です。展示企画から技術実装まで一貫して対応できるため、施設運営者の負担を軽減しながら、訪問者に新しい価値を提供。

VR/MR技術を活用した次世代の観光・文化体験アプリを検討している施設や自治体にとって、貴重な技術パートナーとなるでしょう。

株式会社マリエッタ 九州営業所

項目	内容
会社名	株式会社マリエッタ（九州営業所）
最大の特徴	マルチプラットフォーム開発×自社プロダクト
どんなケースにおすすめか	3D/シミュレーションや教材/コンテンツ連動

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	4
技術・品質体制	4
納期・運用の継続性	4

株式会社マリエッタは、PC・スマートフォンを横断するマルチプラットフォーム開発を得意とする技術力の高い開発会社です。
佐賀に九州営業所を構え、受託開発に100%特化した体制で質の高いソリューションを提供しています。

同社の代表的な実績として「WebCAD」があります。これはブラウザ上で動作する3D CADシステムで、法人向けの高度な技術要件に対応した自社プロダクト。このような3D技術やシミュレーション技術を活かし、教材アプリやコンテンツ連動アプリの開発においても高い技術力を発揮しています。
また、自社で「納車ゲーム」というアプリも開発しており、エンターテインメント性のあるアプリ制作のノウハウも蓄積されています。

iOS、Android、PCアプリまで幅広いプラットフォームに対応できる開発体制により、ユーザーがどのデバイスを使用していても一貫した体験を提供可能。

3D技術を活用した教材アプリや、複雑なデータ処理が必要なビジネスアプリ、シミュレーション機能を持つアプリなど、高度な技術要件が求められるプロジェクトに最適です。
自社プロダクトの開発経験により、技術的な課題解決能力と品質管理体制も充実しており、信頼性の高い開発パートナーといえるでしょう。

低コスト・短納期（パッケージ/ローコード活用含む）

予算を抑えて短期間でアプリ開発を実現したい企業向けに、パッケージソリューションやローコード開発を活用する会社をご紹介します。

• エイトプリズム
• 株式会社7DA
• 株式会社BTM 佐賀ラボ
• EPICs株式会社

エイトプリズム

項目	内容
会社名	エイトプリズム
最大の特徴	店舗アプリを初期6万円＋月8,000円で提供
どんなケースにおすすめか	低予算での店舗公式アプリ/MVP検証

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	5
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	4

エイトプリズムは、鳥栖市を拠点とする低価格アプリ開発の専門会社です。

最大の特徴は、価格設定の明確さと圧倒的なコストパフォーマンス。

整骨院向けアプリの事例では初期費用6万円、月額8,000円という業界最安水準の料金でサービスを提供しており、従来は数百万円かかっていた店舗アプリ開発を劇的に安価で実現します。

同社のソリューションは、パッケージベースの開発手法を採用。店舗運営に必要な基本機能（予約システム、会員管理、プッシュ通知など）をあらかじめパッケージ化することで、開発コストと期間を大幅に削減しています。
iOS・Android両方に対応しており、一つのアプリで幅広いユーザーにリーチ可能。会員施策の実装にも対応しているため、リピーター獲得やロイヤルティ向上にも活用できます。

このような低価格を実現できる理由は、標準化された開発プロセスと効率的な運用体制にあります。
カスタマイズの範囲は限定されますが、店舗アプリに必要な基本機能は網羅されており、多くの事業者にとって十分実用的。特に美容院、整骨院、飲食店、小売店など、顧客との直接的な接点強化が重要な業種におすすめです。

MVP（最小限の機能を持つ製品）として低予算でアプリをスタートし、効果を確認してから段階的に機能拡張したい事業者にとって理想的な選択肢といえるでしょう。

株式会社7DA

項目	内容
会社名	株式会社7DA
最大の特徴	自治体向け水道スマホ検針MARSを全国展開
どんなケースにおすすめか	既製機能を流用し短納期で現場導入

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	4
課題解決能力	4
類似実績の豊富さ	4
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	4

株式会社7DAは、武雄市を拠点とし、自治体向けの現場系Androidアプリ開発で独自のポジションを築いている開発会社です。
同社の代表的なプロダクト「MARS（水道スマホ検針システム）」は全国の自治体に展開されており、水道メーター検針業務のデジタル化において高い実績を誇ります。

同社の最大の強みは、既に実用化されている自社プロダクトの機能やノウハウを流用することで、短納期かつ低コストでの現場系アプリ開発を実現できること。

MARSの開発・運用で培った現場業務の理解、Android開発の技術力、自治体との連携ノウハウを活かし、類似する現場業務アプリを効率的に構築できます。

技術面では、Android中心の開発に特化することで、開発効率と品質の両立を図っています。システム導入から保守まで一貫したサービス提供体制により、IT専門スタッフが少ない自治体でも安心して導入可能。
水道検針以外にも、道路点検、施設巡回、各種調査業務など、現場作業を伴う自治体業務のデジタル化に幅広く対応できます。

既製のソリューションをベースとすることで、ゼロからの開発と比較して大幅なコスト削減と短納期を実現。特に自治体や公共機関で現場業務の効率化を図りたい場合、実績豊富で信頼性の高い開発パートナーとして推奨できます。

株式会社BTM 佐賀ラボ

項目	内容
会社名	株式会社BTM 佐賀ラボ
最大の特徴	複数拠点連携のWebアプリ受託でリソース確保
どんなケースにおすすめか	リソース確保＋コスト最適化の受託開発

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	4
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	4

株式会社BTM佐賀ラボは、佐賀県内に開発拠点を構えながら、全国の複数ラボと連携してWebアプリ開発を行う体制が特徴的な開発会社です。
この分散型開発体制により、開発リソースの柔軟な確保とコスト最適化を両立したサービスを提供しています。

同社の強みは、複数拠点を活用したスケーラブルな開発体制にあります。

佐賀ラボ単体では対応しきれない大規模案件や、タイトなスケジュールの案件であっても、他拠点のリソースを活用することで柔軟に対応可能。
また、各拠点の技術的強みを活かした役割分担により、高品質な成果物を効率的に提供できます。

技術面では、Java、PHP、JavaScript、Goなど複数のプログラミング言語に対応し、多様な技術要件に対応可能。

Webアプリケーション中心の開発でありながら、フロントエンドからバックエンド、インフラまで一気通貫した開発体制を整えています。
運用・保守まで含めたトータルサポートにより、開発後の継続的な改善やメンテナンスも安心して任せられます。

地方拠点でありながら全国レベルの開発リソースにアクセスできるという独自のメリットを活かし、品質を維持しながらもコストを抑えた受託開発を実現。中規模から大規模のWebアプリケーション開発において、安定したリソース確保とコストパフォーマンスを重視する企業に適した開発パートナーです。

EPICs株式会社

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についてもご紹介させていただきます。

項目	内容
会社名	EPICs株式会社
最大の特徴	ノーコード開発による超高速・低コスト実現
どんなケースにおすすめか	MVP検証・小〜中規模アプリの迅速な立ち上げ

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	5
課題解決能力	5
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	4
納期・運用の継続性	4

EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。

最大の特徴は、従来の開発手法では実現困難な「最安30万円、最短2週間」という圧倒的なスピードとコストパフォーマンス。

ノーコードとは、プログラミング言語を直接書かずに、視覚的な操作でアプリケーションを構築する開発手法のことで、開発期間とコストを大幅に削減できるのが特徴です。

同社の技術的な強みは、複数のノーコードツールに精通していること。

Bubble、Glide、AppSheet、Adaloなど、それぞれ異なる特徴を持つツールの中から、お客様の要件に最適なものを選定できるため、無駄なカスタマイズを避けながら効率的な開発が可能。
ツール選びを間違えると開発期間や費用が膨らんでしまうノーコード開発において、この専門知識は極めて重要な差別化要因となっています。

さらに注目すべきは、アプリ開発だけでなくマーケティング支援まで一気通貫で対応できること。せっかくアプリを作っても、ユーザーに使ってもらえなければ意味がありません。
同社では、アプリのリリース後の集客施策や運用改善まで含めたトータルサポートを提供しており、「作って終わり」ではない継続的な成果創出を重視しています。

特にMVP（最小限の機能を持つ製品）の検証や、スタートアップ企業の初期プロダクト開発、中小企業のデジタル化推進において威力を発揮。従来であれば数百万円かかっていたアプリ開発を30万円から対応できるため、リスクを最小限に抑えたサービス立ち上げが可能です。

アイデアを素早く形にして市場の反応を確かめたい企業や、限られた予算で効果的なアプリを作りたい事業者にとって、心強いパートナーといえるでしょう。

セキュリティ・運用品質/スケール重視

高いセキュリティレベルが求められるアプリや、大規模運用に対応できる品質・体制を重視した開発会社をご紹介します。

• 名村情報システム株式会社
• 株式会社サインズ
• 株式会社IACソリューションズ

名村情報システム株式会社

項目	内容
会社名	名村情報システム株式会社
最大の特徴	自社DC「NET LINK 伊万里」等のインフラ力
どんなケースにおすすめか	高信頼インフラ前提の業務アプリ連携

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	5
納期・運用の継続性	4

名村情報システム株式会社は、伊万里市を拠点とし、自社データセンター「NET LINK 伊万里」を保有する高い技術力とインフラ力を誇る開発会社です。佐賀県発祥でありながら広域対応を行っており、大企業レベルの信頼性が求められるシステム開発において豊富な実績を有しています。

同社の最大の差別化要因は、自社データセンターの運営によるインフラ基盤の強さです。

アプリ開発において、データの保存先や処理基盤となるサーバー環境の安定性は極めて重要な要素。自社でデータセンターを運営することで、セキュリティ、可用性、パフォーマンスの全てにおいて高水準のサービスレベルを保証できます。

技術者のスキルレベルも高く、社内SE（システムエンジニア）や業務系開発領域での求人実績も豊富にあることから、人材育成と技術力向上に継続的に取り組んでいることが伺えます。大手転職サイトでも同社のエンジニア職の募集が確認でき、技術者にとって魅力的な職場環境を提供していることも品質の高さを裏付けています。

金融機関、官公庁、大企業など、システム障害が許されない重要な業務アプリケーションや、個人情報や機密情報を扱うアプリの開発において特に強みを発揮。自社インフラの活用により、開発から運用まで一貫した高品質なサービス提供が可能です。
システムの信頼性とセキュリティを最重視する企業や組織にとって、最適な技術パートナーといえるでしょう。

株式会社サインズ

項目	内容
会社名	株式会社サインズ
最大の特徴	Webアプリ/ホスティング＋Pマークで安心
どんなケースにおすすめか	個人情報を扱う会員/予約アプリ等

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	4
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	4
納期・運用の継続性	3

株式会社サインズは、佐賀市を拠点とするホームページ制作・システム開発会社で、プライバシーマーク（Pマーク）を取得している信頼性の高い開発パートナーです。個人情報保護に関する厳格な管理体制が公的に認められており、個人情報を取り扱うアプリ開発において安心して任せられる数少ない地域企業の一つです。

同社の特徴は、システム開発から運用まで一貫して対応できる体制と、Webサーバー・ホスティングサービスを内製で提供できること。

これにより、アプリのバックエンドシステムからサーバー環境まで、セキュリティポリシーを一貫して適用できます。外部のホスティングサービスを利用する場合と比較して、データの管理状況が明確で、セキュリティインシデントのリスクを最小化できる点が大きなメリットです。

Pマーク取得企業としての厳格な個人情報管理体制により、会員制アプリ、予約システム、顧客管理アプリなど、個人データを扱うアプリケーションの開発に特に適しています。医療機関の予約アプリ、教育関連の会員アプリ、地域サービスの利用者管理システムなど、個人情報保護法の要件を満たす必要があるプロジェクトにおいて心強い存在です。

費用面では比較的リーズナブルな価格設定でありながら、セキュリティ品質は大企業レベル。個人情報の適切な取り扱いが求められる中小企業や団体にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。

株式会社IACソリューションズ

項目	内容
会社名	株式会社IACソリューションズ
最大の特徴	SI/アウトソーシング含む体制の広さ
どんなケースにおすすめか	大規模案件の一部委託/連携ポジション

項目	評価（1〜5）
費用の安さ	3
課題解決能力	3
類似実績の豊富さ	3
技術・品質体制	3
納期・運用の継続性	3

株式会社IACソリューションズは、佐賀県と首都圏の両方に拠点を持つ、システムインテグレーション（SI）とアウトソーシングサービスを総合的に提供する開発会社です。

同社の最大の特徴は、上流工程から保守運用まで幅広いサービス領域をカバーできる体制の広さと、複数拠点を活用した柔軟な協業体制にあります。

同社のビジネスモデルで注目すべきは、パートナー企業との協業を積極的に行っていることです。単独での受託開発だけでなく、大規模プロジェクトの一部を担当したり、他社との連携によって総合的なソリューションを提供したりすることが可能。これにより、規模や技術要件が多様な案件に対して、最適なチーム編成で対応できます。

地方創生にも取り組んでおり、地域のデジタル化推進において幅広い知見を有しています。
佐賀県という地域特性を理解しつつ、首都圏の最新技術動向にもアクセスできる立ち位置を活かし、地域企業の全国展開支援や、都市部企業の地方進出支援など、多角的な視点でのシステム開発が可能です。

大企業の基幹システム開発の一部を担当したい場合や、複数の技術領域にまたがる複雑なプロジェクトにおいて、信頼できる協業パートナーを探している場合に適しています。
SI業界での豊富な経験により、プロジェクト管理や品質管理の面でも安定したサービスを期待できる、総合力の高い開発パートナーです。

佐賀のアプリ開発会社で失敗しないための選び方

アプリ開発の外注は高額な投資となるため、会社選びを間違えると大きな損失につながります。佐賀県の開発会社に依頼する際は、以下の5つのポイントを必ず確認しましょう。

要件定義書で曖昧さを排除する

アプリ開発で最も多いトラブルは「作ってもらったものが想定と違う」というケースです。これを防ぐには、RFP（Request for Proposal：提案依頼書）と呼ばれる要件定義書を作成し、開発会社と詳細な仕様を共有することが重要。

RFPには、アプリの目的と達成したい数値目標（KPI）、対応するOSや端末の種類、必要な機能の優先順位、セキュリティやパフォーマンスなどの非機能要件、そして運用保守の責任範囲を明記します。最初に時間をかけてでも詳細に要件を整理することで、後々の仕様変更や追加費用を大幅に減らせるでしょう。

類似案件の実績で技術力を見極める

開発会社を選ぶ際は、自社と同じ規模・業界での実績があるかを必ず確認してください。
例えば、ECアプリを作りたいのに業務システムしか手がけていない会社では、ユーザー体験の設計や決済システムの実装で苦労する可能性があります。

実績確認の際は、開発した機能の詳細、利用者数の規模、リリース後の運用状況も合わせて聞くのがポイント。単に「作ったことがある」だけでなく、「成功に導いた経験があるか」を見極めることが大切です。

プロジェクトマネージャーの経験値が成功の鍵

アプリ開発プロジェクトの成否は、プロジェクトマネージャー（PM）の経験とスキルに大きく左右されます。PMは開発チームの進捗管理、品質管理、顧客との調整など、プロジェクト全体を統括する重要な役割を担います。

契約前に、担当PMの過去の実績、同規模プロジェクトの経験年数、保有している資格などを確認することをおすすめ。
経験豊富なPMがいる会社であれば、スケジュール遅延や品質問題のリスクを大幅に減らせるでしょう。

アプリ開発費用を抑える3つの実践方法

アプリ開発は高額になりがちですが、適切な手法を選択することで大幅なコスト削減が可能です。予算を抑えながら効果的なアプリを作るための方法をご紹介します。

開発範囲を明確に区切る

機能の要件を曖昧にしたまま開発を始めると、「あれも欲しい、これも必要」となり、どんどん費用が膨らんでしまいます。
開発前に「今回作る機能」と「将来追加する機能」を明確に分け、スコープ（開発範囲）を最小化することが重要です。

特に注意したいのは、「できれば欲しい」レベルの機能。これらは第2フェーズ以降に回すことで、開発費用を30〜50％削減できる場合があります。
本当に必要な機能だけに絞り込むことで、効率的な予算配分が実現できるでしょう。

既存サービスを賢く活用する

決済機能、地図表示、プッシュ通知など、多くのアプリで共通して必要な機能は、ゼロから開発せずに既存のSaaSサービス（Software as a Service：クラウドで提供されるソフトウェア）を活用するのが効率的です。

例えば、決済処理はStripeやSquare、地図機能はGoogle Maps、チャット機能はSendBirdなど、専門性の高いサービスを組み合わせることで、開発期間を短縮しながら高品質な機能を実装できます。自社開発との費用を比較すると、60〜80％のコスト削減が期待できるケースも珍しくありません。

ノーコード開発で劇的なコスト削減を実現

従来のプログラミングによる開発と比較して、ノーコード開発は70〜90％のコスト削減が可能です。
ノーコードツールを使用することで、複雑なプログラミング作業なしに、視覚的な操作だけでアプリを構築できます。

ただし、ノーコードツールにはそれぞれ得意分野があるため、作りたいアプリに適したツール選択が重要。
例えば、Bubbleは複雑な業務アプリに、Glideはシンプルなデータ表示アプリに適しています。適切なツール選択により、さらなる開発効率の向上が期待できるでしょう。

失敗しないRFP作成の必須ポイント

アプリ開発の成功は、最初に作成するRFP（提案依頼書）の品質で大きく左右されます。曖昧な要件定義は予算オーバーや開発遅延の原因となるため、以下の5つの項目を必ず盛り込みましょう。

プロジェクト目的と測定可能な目標設定

RFPの冒頭では、なぜこのアプリが必要なのか、どのような課題を解決したいのかを明確に記載します。
さらに重要なのは、成功を測るためのKPI（重要業績評価指標）を具体的な数値で設定すること。

例えば「売上向上」ではなく「月間売上を30％向上」、「業務効率化」ではなく「作業時間を50％短縮」といった具合に、測定可能な目標を設定しましょう。これにより、開発会社も適切な機能提案ができ、完成後の成果評価も客観的に行えます。

対応環境の詳細定義で後々のトラブルを回避

「スマートフォン対応」だけでは不十分です。iOS何バージョン以降、Android何バージョン以降、どのブラウザに対応するかを明確に定義する必要があります。また、タブレット対応の有無、画面サイズの対応範囲も重要な要素です。

特に企業向けアプリの場合、社内で使用している端末の種類やOSバージョンを事前に調査し、確実に動作する環境を指定することが大切。
後から「この端末では動かない」というトラブルを避けるため、対応環境は可能な限り具体的に記載しましょう。

機能の優先順位で開発の方向性を明示

すべての機能を同じレベルで扱うと、開発会社は何を重視すべきか判断できません。機能を「必須」「重要」「できれば欲しい」の3段階に分け、さらに各機能の詳細仕様を記載することで、開発の優先順位が明確になります。

また、機能ごとにその背景や期待する効果も併記すると、開発会社からより良い代替案や改善提案を受けられる可能性が高まります。
単なる機能の羅列ではなく、ビジネス要件と紐づけた説明を心がけましょう。

非機能要件で品質基準を明確化

アプリの機能だけでなく、セキュリティレベル、処理速度、同時接続数、可用性（システムが正常に稼働し続ける能力）などの非機能要件も重要な検討事項です。
これらは後から追加するのが困難なため、開発開始前に必ず定義する必要があります。

特に個人情報を扱うアプリでは、暗号化レベル、アクセス制御、ログ管理などのセキュリティ要件を詳細に記載。また、想定ユーザー数に応じたサーバー性能や、災害時の復旧時間なども含めて、総合的な品質基準を設定しましょう。